Undercurrent - Bill Evans & Jim Hall  

収録曲:
1.My funny valentine(alternate take)
2.My funny valentine
3.I hear a rhapsody
4.Dream gypsy
5.Stairway to the stars
6.I'm getting sentimental over you
7.Romain
8.Romain(alternate take)
9.Skating in central park
10.Darn that dream

* 曲 1,5,6,10 はCDのみのボーナストラック(日本版・東芝EMI)

musician:Bill Evans(P), Jim Hall(G)

その他データ:録音は曲 3,5,6 が1962/04/24、残りが1962/5/14 に New York cityで行われた。

きっかけ:
  去る 99/11/23 にブルーノート東京で Jim Hall Quartet の Live をみてきた。会社の同僚O氏と以前からなんか良いミュージシャンが来日したら行こうと話していて、ブルーノートのホームページで見つけた Jim Hall でどう?って感じで行くことにしたのだが、私自身、Jim の名前は知っていたがまともに演奏を聴いたこともなかった。そこで予習のために
ディスク・ユニオン新宿Jazz館で中古で購入。

review:女性が顔だけを水面に出して浮かぶモノクロ写真(水面下の映像)が印象的なジャケット。死体が漂っているようで、ちょっと不気味でもある。ギターとピアノの2人だけという珍しい組み合わせ。ギターとピアノが交互にソロとバッキングをやる。そのバッキングがベースやドラムのようにも聞こえるのが興味深い。
  1曲目と2曲目はMiles Davisや John Coltrane などの演奏でも有名なアップテンポのスタンダード。
3曲目はムーディーな曲。
4曲目はこれまた雰囲気のある寂しげな曲。
5曲目はギターのまろやかで、メロディアスなシングルトーンがいい。
6曲目はBillのピアノソロが思わず踊りだしたくなるノリのいい曲。
7曲目と8曲目はJimの作。
9曲目は小春日和の野外スケートリンクのような、映画の1シーンが目に浮かぶミディアムテンポの曲。音数は少ないがメロディアスなギターソロ。
10曲目はスローなバラード。


(1999.12.01)