Jim Hall Quartet- at Blue Note Tokyo  

日時:99/11/23 (tue) 18:30 開演(CHARGE \8,000)
場所:ブルーノート東京

artists:
  Jim Hall(G), Chris Potter(Sax), Terry Clarke(Ds), Steve Gilmore(B)

stage:ステージでの配置はJimが向かって左、Steveが中央奥、Terryが右、Chrisが中央前といった感じ。私の座ったテーブルはJimの演奏を正面に見るクロスぎみの場所。

17:00過ぎにはブルーノートに入り、演奏開始を待ちながら食事を始めた。18:30過ぎにはカルテットのメンバーが登場。拍手で迎える。リーダーであるJimのギターサウンドはCDで予習してきたものとは違っていた。予習といっても、そのCDは1962年にBill Evansとのデュオで録音された「Undercurrent」であったから、37年後のサウンドが同じであるはずもないが。音の使い方がJohn Scofieldにとても似ていたので驚いた。John Scofieldが真似したのかどうかは定かではないが、私がこれまで聴いたもので一番近かった。とはいっても全曲そんなかんじではなく、スタンダードあり、タンゴあり、カリプソあり、アンコールでは沖縄音階を使った曲もありバラエティにとんだステージであった。

Jimは1930年12月4日生まれというから、もうすぐ69歳(!!)という高齢。が演奏は年齢を感じさせないしっかりしたもの。さすがプロ。音使いも特徴があったが、奏法面では時々見せる指の腹で弦をたたいてハーモニクスを出す場面も。面白かったのはカリプソの曲中にかつて、共演のあるSonny Rollins の曲"St.Thomas"のサビの部分を織り交ぜたりとサービスも。それとこの曲でのギターの音色がまるでスチールドラムのように聞こえたのには驚いた。

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(1999.11.23)