山ある記

両神山   (1,723m) − 埼玉県                 1999.11.07 (日)

 
天候: 曇り時々晴れ
標高差
約 860m

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梵天尾根から両神山(42KB)

  この一か月はいろいろ個人的なイベントが多くて、山から離れてしまった。すっかり秋も深まって、近場でも紅葉が期待できるであろうと、決めたのが両神。実は去る9/19に八丁峠から登ろうと志賀坂峠へ出かけたことがある。しかし、夜明けを車内で待っていたところ疲れていたのか、寝心地が良かったか寝過ぎてしまい、目が覚めたのは9時過ぎという始末。おまけに悪いことに、八丁尾根コースは今年夏の集中豪雨のため崩落個所があり、通行止めになっていた。コースは他にもあるが、そこへの移動時間と、始動のあまりの遅さに登山は諦めたという経緯。

  週末の天気は晴れは期待できないようであったが、雨が降る様子はなかったので迷わず出かけることに。

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昇竜の滝(86KB)
6:35 白井差小屋(標高 860m)を発。車を小屋そばの道路わきに停める。10分くらいで昇龍の滝。適度な水量と広がりのある滝で、絵になる。

7:35 一位ガタワ(1,380m)。適度な急坂を調子良く登ってきた。ここから鎖場が数箇所現れる。

8:10 両神神社(1,640m)。鎖場は思ったほどではなく、鎖に頼らずとも十分なくらいであった。ただ、下腹が少々痛みペースが落ちた。その後なんとか痛みは落ち着いた。時々晴れ間も覗くようになる。気温15.8度。

8:30 山頂。朝から狭い頂上は賑わっていた。富士山がかすかに見え隠れした。富士から南、西側は割と展望も良かった。特に朝日のあたる八丁峠方面の斜面の紅葉が美しい。気温13度。

 
 <日帰り温泉>
両神温泉・薬師の湯。内湯1だが、ジェットもジャグジーも一つになった広い浴槽。洗い場も多く、ガラス窓の外の景色もまあまあ。休憩所も広く、風呂ともにゆったり寛げる。\600(3時間)

 
<参考地図>
どこでもアウトドア 「日本百名山を登る(上巻)」(昭文社)
アルペンガイド6 「奥多摩・奥秩父・大菩薩」(山と渓谷社)

9:00 下山開始。天気の好転を待って、いい写真が撮れたらと粘ったが、汗をかいた体が寒くなってきたため下山。帰りは梵天尾根を下ることにした。

10:00 大峠(1,370m)。数箇所、鎖がかけられた所もあるが大した事はない。尾根から振り返る両神山の紅葉も良かった。ただの下りだけでなく、up・downが断続的にあるため、けっこう脚に負荷となる。

10:40 白井差小屋に着。大峠からの急な下りを落ち葉を踏みしめながら歩き切る。車にたくさん落ち葉が積もっていた。

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 山頂手前の休憩舎から両神山(71KB)

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