山ある記 |
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北八ツ横岳 (よこだけ 2,480m 北峰) − 長野県茅野市・佐久町 2003.08.10 (日) |
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天候:曇時々晴れ 標高差:455m |
<台風一過でもからりとは晴れません> 前週にようやく梅雨明けしたと思ったら、今度は大型の台風。その台風一過となった日曜。からりと晴れ、とは行かなかったが晴れは間違いなしと久々に八ヶ岳方面に向かった。赤岳や蓼科山に登ったのは意外にももう5年も前のこと。すっかり御無沙汰してしまった。北横岳は北八ヶ岳連峰にある横岳。南八ヶ岳にある横岳と区別するため”北”を付けるようだ。意外にも峠の駐車場は多くの車でほぼ満車。夏休みでも北八なら人出は少ないかと思ったが甘かった。 |
11:20
大河原峠(標高約2,090m)。ここから双子山まで緩い登り。 11:35 双子山山頂(2,224m)。周辺はハクサンフウロが咲く草原。西に蓼科山が近い。横岳山頂付近は雲が多い。ここから一旦、双子池まで一気に標高差200mを下る。 12:05 双子池(約2,030m)。雄池と雌池があり、雌池を眺めながら、池を巻くようにして歩き、次の目的地・亀甲池に向かう。台風が去った後のためか、日の当たらない谷は余計に湿っぽい。緩い登り。 12:20 小休憩(約2,080m)。気温19度。 12:30 亀甲池(約2,025m)。夏休みの子供たちが大勢。はしゃいでいた。ここから横岳までは急登が続く。 13:05 小休憩(約2,235m)。急登が続き、少し登ると息が切れる。 13:35 横岳山頂(北峰)。登りではほとんど登山者に遭わなかったのに、山頂は多くの人で賑わう。南峰は目と鼻の先。南八ツ方面の展望を期待して、すぐに南峰に移動。茅野市街地の見晴らしがよい。南八ツは低い雲に隠れてなかなか姿を見せない。すぐ手前には縞枯山、茶臼山が。縞枯れ現象を生で見る。ロープウエイで上って来る人が多いらしく、入れ替わり立ち代わり切れ目がない。昼飯を食べながら30分ほど粘ってみたが結局、南八ヶ岳の雲は晴れることはなかった。 14:05 下山。一旦、北峰に戻り、下りのコースは大岳方面に取る。北横岳ヒュッテを横目に見ながら下る。 |
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<日帰り入浴>
”やすらぎの湯”。長門町。\500 国道152号沿い。道の駅・マルメロの駅”ながと”に併設。 ラベンダー&カモミールのハーブ湯のジェットバスが良かった。いつまでも浸かっていたいほど。 内湯2、露天、サウナ。 <参考地図> |
14:35
大岳分岐(約2,340m)。折角だから、大岳に寄り道。道ははっきりしているが岩が多い。 14:40 大岳山頂(2,382m)。南に雨池が見える。赤とんぼが大発生。もう秋の気配。そういえば蓼科牧場辺りには道路沿いにコスモスが咲いていたな。 15:10 小休憩。登山道には白っぽい溶岩がゴロゴロしている。登りのコースにはほとんどない風景。ところどころで手を使ってよじ登ったりと、決して歩き易いとは言えない。そういえば蓼科山もこうだった。苔むした岩が湿って滑り易い場所と交互に現れる。振り返るとこの山も縞枯れしているのが分かる。なにも縞枯山だけの現象ではないようだ。 15:35 双子池。下りのコースにゴロゴロしていた溶岩が雄池の中や周囲にも見える。ここから最後の登りが待っている。池端で長目に休憩を取る。気温22度。 14:10 双子山。ここへきての200mの登りは堪えた。思ったより息は乱れないが、腿の方が重い。山頂から少し西側に下りて行くと雄池が見えた。 14:35 大河原峠。 |