山ある記

大岳山   (1,267m) − 東京都             2002.01.20 (日)

 
天候:曇り
標高差
:800m
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大岳山荘の展望台から見た馬頭刈尾根(14KB)

  <野鳥が集う山頂>
 朝方は晴れ間も見えたが次第に雲が多くなり、奥多摩に着く頃にはすっかり曇り空。
 檜原街道を十里木のT字路で右折し、養沢川の上流を目指して走ると、大岳鍾乳洞に向かう道に分かれる。
 大岳沢沿いの車道を走ると大岳鍾乳洞がある。その先しばらく車道は続く。
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落差20mの大滝(28KB)

10:05 大岳沢沿いの車道が尽きた所で車を停める(標高約465m)。乗用車が1台だけ停まっていた。ここから大岳沢林道を歩き、馬頭刈(まずかり)尾根に出て、山頂を目指すことになる。少し歩くと落差のある大滝がある。
10:30 沢を離れ、植林の杉林が続く林道をの途中で休憩。沢の流れの音は次第に遠くなる(約720m)。一部に積雪があり、踏み固められた雪では歩きにくいところもある。大岳山頂付近には低い雲が出始めた。
10:50 馬頭刈尾根に出る(約890m)。すっかり杉の植林もなくなり、周りが明るく感じる。尾根歩きは斜度もなく楽に歩ける。
11:10 大岳山荘。展望台があり、東から南にかけての展望がよい。しかし生憎の曇り空。細かな雪粒が舞い始めたが長くは続かなかった。気温-0.9度。大岳神社の脇を登る。一部に積雪があり、表面がつるつるになって滑りやすい。
 
 

<参考地図>
・ミウラ折り 「奥多摩・大菩薩」(ゼンリン)
・アルペンガイド6 「奥多摩・奥秩父・大菩薩」(山と渓谷社)

11:30 山頂。既に数組のグループが昼食を楽しんでいる。その中でも目を引いたのは、野鳥に餌を与えている人。松の実らしいが、小鳥たちが餌を啄ばみに行ったり、来たりする。手の上にも乗るくらいに慣れている。ヤマガラとか、シジュウカラとかいった種類の鳥たちであるらしい。名前くらいは聞いたことがあるが姿はよく知らなかった。ちょっと観察すると数種類がいるのが分かる。鳥たちが心を和ませてくれる。
 熱いお茶とおにぎりで昼食。西側の展望がよい。先週登った御前山は山頂付近に雲がかかっている。気温2度。
12:05 下山開始。すっかり汗も引き、寒くなってきた。積雪箇所では下りが一番危険だ。気をつけて通過。
12:25 馬頭刈尾根と大岳沢林道の合流点。次第に渓流の音が聞こえ始める。
12:55 車を停めた場所に到着。

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