山ある記

志賀山   (しがやま、2,036m) − 長野県             2002.08.04 (日)

天候:曇り時々晴れ
標高差
:360m
  <スキーだけじゃない、志賀高原>
 梅雨明け後で、久々の登山。志賀高原といえばかつて学生時代は憧れのスキー場の一つであった。年月を経て冬よりも、今は夏山である。
 中野市街から国道292号を志賀高原に向かい、丸池スキー場から更に熊の湯方面に進み、木戸池近くの駐車場に車を停める。ここから笹原を抜けて、ひょうたん池を経由して湿原帯を進み山頂に向かう予定であった・・。
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裏志賀山より大沼池(13KB)

10:35 木戸池脇のトイレで用を済ませ、駐車場(標高約1,675m)を出発。ひょうたん池に向かうつもりだったが、スタートから道を誤り、いつの間にか国道に出てしまったため、そのまま前山スキー場に向かうことにした。サマーリフトが稼動していたが、そこは意地を見せて、雲が多いおかげで直射日光こそ少ないが、それでも暑いゲレンデを歩く。
11:05 リフト下り場からは湿原歩きである。このあたりは池めぐりコースが整備されていて、観光客も多い。
11:25 いつの間にか平坦な湿原から急登にかわる。
 

<参考地図>
・分県登山ガイド15 「長野県の山」(山と渓谷社)

11:45 山頂。大勢のグループが山頂を占領。が、間もなく下山していった。辺りは木が多く展望はよくない。軽く昼食を済ませ、大沼池が見下ろせるらしい裏志賀へ向かう。気温23.4度。
12:10 裏志賀山頂(2,037m)。志賀山から一旦、下って登り直すと、ここへの分岐。山頂からはガイド本どおりの美しい表情を見せる大沼池が望めた。雲が多い空であるが、刻々と変わる雲の流れが日光の明るさを変化させ、透明な池の水を様々な色に見せる。ここから四十八池の方へ下る。食虫植物のモウセンゴケが生える湿地だが、イメージしていた怪しげで殺気のあるモウセンゴケには出会えなかった。
12:55 渋池(約1,835m)。横手山がよく見える。ここからひょうたん池へ向かう。朝、通って来るはずだったコース。ひょうたん池近くの原生林や絶え間なく聞こえる鳥の声が印象的。
13:20 駐車場に到着。

 時期が悪かったようで高原の花にはお目にかかれなかった。

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