山ある記 |
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聖山、たらら山 (1,447m、1,392m) − 長野県 2002.06.16 (日) |
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天候:曇 標高差:270m
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<梅雨どきの登山は、展望以外に楽しみをみつけなければ・・> 情けないが梅雨時のせいか、疲労のせいか朝から腰が痛く、天気もはっきりしない。出かけるのはやめようかとも思い、ゆっくり朝食を摂っていたが、結局じっとしていられなくて近場の聖山に出かけることにした。 上田からは国道143号で青木村に向かい、修那羅(しゅなら)峠を越えて、麻積村へ。更に国道403号で聖高原へ向かう。聖湖の手前で左に曲がり、別荘地に入る。途中で坊平方面(更に左)に曲がると、すずらん湖。そのまましばらく走ると聖山登山口の小さな札を見つける。狭い道の突き当たりが登山口。車を方向転換できるだけのわずかなスペースがある。 |
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14:10
登山口(標高約1,180m)。 14:20 聖峠。蜘蛛の糸に引っかかりながら登っていくと、ここ。緩い尾根に出たらしい。樹木が多く、峠かどうかも分かりにくい。 14:20 あずま屋。近くに山頂に林立するTVアンテナ塔が見え始める。 14:30 聖山山頂。あっと言う間に山頂に。アンテナ塔の足元に咲く、ツツジの花にアゲハチョウが蜜を求めて舞っていた。予想どおり雲が広がり、展望はよくないが、麻積(おみ)村市街地を見下ろすことが出来た。時間もあるので、尾根伝いに更に西へ行くことにした。目標は山頂に気象レーダーがある「たたら山」(”木”へんに”寅”と書く、そして”原”)。 14:45 車道に出る(約1,345m)。聖山登山道・近道の札がある。舗装された車道をとぼとぼと歩いていくと、”たたら山”と書かれた立て札が見え、そこを曲がる。気温22.9度。 |
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<参考地図> ・分県登山ガイド15 「長野県の山」(山と渓谷社) |
15:05
たたら山山頂。気象レーダーがある他は、山菜採りに来ていた家族がいるだけ。話によると、収穫には恵まれなかったらしい。山頂の展望はたいして好くなかったが、大岡村市街地を見下ろすことができた。すぐに来た道を引き返す。 15:30 車道から登山道への分岐。小雨がパラパラっと来たので、これはやばいと歩みを速め、聖山頂に向かう。 15:45 聖山頂。遅い昼食。雨を心配したが、少し晴れ間ものぞいた。上半身裸でしばし日光浴。 16:00 下山。 16:20 登山口。案の定、雨が降り出し、車で聖湖から麻積へ下る途中では、バケツをひっくり返したような夕立となった。 |
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