山ある記 |
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丹沢山 (1,567m) − 神奈川県 2001.08.05 (日) |
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天候:曇り 標高差:1,110m
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<猛暑の中を裏丹沢へ> 目が覚めたときがスタート。先週は東北の百名山を二連荘と無理をしたので、今週は少し緩めた。 津久井町から宮ヶ瀬湖に車を走らせ、中津川沿いの県道70号(東丹沢リバーライン)へ右折。狭い道を時折すれ違う対向車に気をつけながら進むと塩水橋。 塩水橋そばの駐車スペースに車を停める。 |
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9:25
塩水橋そばの駐車スペースから出発(標高約460m)。ゲート脇を通ってっ舗装された林道を進むと、すぐに本谷林道との分岐点となる橋がある。これを渡って塩水林道を進む。 10:10 林道脇に「堂平へ700m」の札あり。しかし、その札に記された矢印は林道をそれて、わき道を指す。これに素直に従って進むが、すぐに進む道が分からなくなり元の林道に戻る。紛らわしい立て札だ。後で実感したが、もしそのまま無理して進んでいたらどうなっていたか分からない。実際、舗装された林道を忠実に進むと堂平に到着。 10:50 堂平(約910m)。長い林道歩きも終点。手前で霧雨が浮遊し始める。朝、丹沢に向かうときには上空に雲の多さは感じてはいたが、天気は好転するはずと読んでいたから、特に心配はしていなかった。ここからしばらく杉林の中を歩くことになる。明け方前に雨が降ったらしく、地面も空気も湿っぽい。 11:20 「丹沢堂平ブナ林」の道標あり(約1,080m)。気温21度。しっかりした雨になってきたが木々の葉や枝が傘代わり。雨具は不要だ。静かなブナの森にパラパラと雨粒が葉を打つ音だけが響く。霧のせいで汗もなかなか乾かない。 12:20 三ツ峰への登山道と合流。山頂はもうすぐ。汗よりも霧のせいで半袖の先の腕が濡れる。 12:25 山頂。あいかわらず霧にかすむ丹沢の山頂には既に5人ほどの登山者が休憩中。山頂からは展望はなし。気温22度。時間があれば蛭ヶ岳を往復してもよいが、今日はスタートが遅かったから無理はしない。下りのコースだが、最初は三ツ峰を経由して戻るつもりであったが、山頂におられた方に三ツ峰まではアップ・ダウンを繰り返して少しキツイのではと言われ、あっさり予定変更。来た道を少し下って、途中で天王寺尾根の方に向かって本谷林道に出るコースをとることに。天王寺尾根を登って来た方は、塩水林道を通るより楽に早く登れたと言っておられた。 |
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<日帰り温泉>
藤野やまなみ温泉。\600。 内湯2(ジェットバスあり)、露天1、サウナ1。国道413号を東野で北へそれて、藤野町方面へ。東丹沢からは少し遠いが、またしてもここへ。けっこう気に入ってたりして。 <参考地図> |
12:55
下山開始。 13:15 天王寺尾根分岐(約1,330m)。 13:55 標高約760m地点で休憩。次第に本谷川の渓流の音が聞こえてくる。天王寺尾根は杉の木が多く、所によっては鬱蒼と生い茂る木々の下は真っ暗になる。 14:10 本谷林道との合流点(約590m)。ここからは舗装道だ。この後、林道の途中でヒラヒラと舞う美しいカラスアゲハに出会う。羽根を広げたときの(紫か青か分からないが)その鮮やかな色に目を奪われ、立ち止まってその動きを目で追っていた。目の前で何度も何度もクルクルと舞い、ついには路面に降りて水を飲み始めた。 14:30 塩水橋そばの駐車地点に到着。 |
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