山ある記・補足

   <光岳・就寝準備>

 小屋に到着と同時にテント泊の受付けを済ませ(\400)、薄暗くなった小屋脇のキャンプ場にテントを設営。私の他には私と同様、一人用テントが2張り。実はこれが私のテント泊デビュー。テントで寝るのは小学校の夏休み合宿以来。テントも初めて張る代物。昨年買ったはいいが出番なく、ずっと車のトランクで眠っていた。
 案外簡単に設営できた。一瞬雨がパラついたが、すぐに止んだ。山頂付近は雲の流れが早い。
 テント設営中に同じキャンプ場でテントを張った方が光岳山頂から下りてきた。やはりガスって視界はよろしくなかったらしい。小屋の南側に下った沢に水場があり、そこで軽く体の汗を拭う。小屋の主人が言うように水はジャンジャン出ている。凍りそうなくらいに冷たい水を頭にかぶると心臓が止まりそう。豊富な沢水をタオルに湿して体を拭うと、汗だくの体も多少すっきりする。
 すぐに夕食の支度。ガス焜炉で温めるだけの簡単な夕食。風も出てきて外気が冷たくなるとすぐに、テントに潜り込み床に就く。そうしているうちに、すぐに日は暮れた。
 明日は朝一で光岳山頂に向うつもりだ。好天を祈って眠る(19:00)。