レース観戦記

安田記念(G1 : 芝1,600m )

2001.06.02 晴れ、良馬場

black.jpg (20845 バイト)

優勝のブラックホークと横山典騎手(22KB)。

  <有力馬が揃い大混戦。結果は大波乱!>
 すっかり季節は夏。パドックにいると日射病になりそうなくらいに日差しは強くなっている。パドックに各馬が登場するまでパドック脇の木陰で日よけ。日陰にいると全然違う。適度に涼しい風が吹き抜けて心地好い。そうするうちに出走馬の隊列が現れる。
 そのパドックの様子は、
フェアリーキングプローン
が違うのが気になるが、怖い一頭。前肢の付け根辺りに白い数字が押し印のように付いている。昨年も多分そうだったと思うが、なにか家畜のような扱いをしているようで気にいらない。
ジョウテンブレーブ:ぐっと首を下げ、気合が感じられる。私の馬券の対象の中では一番やってくれそう。
アグネスデジタル:栗毛がピカピカで一番綺麗に映る。昨年は4歳にして(現行の数え方でいえば3歳)マイルCSを勝って依頼ぱっとした成績を残していないが、これもG1馬には違いない。
テスタロッサ:名前だけは速そうだが、まだ太目に映る。そういう馬なのかも知れないが。
 

2、3着の2頭はノーマークだったため写真はありません。失礼。

<もう終わったと思っていたブラックホークが久々の勝利。2着にブレイクタイムで超万馬券が飛び出す!>
 レースは内枠のヤマカツスズランが鼻を切り、全馬が終始ほぼ一塊で進む。ブレイクタイムは2、3番手あたり。メイショウオウドウは最後方。中団でラチ沿いに走っていたトロットスター(14着)意外は、ごちゃごちゃして区別がつきにくい。そうするうちに4コーナー。ばてたヤマカツスズランを経済コースで来ていたブレイクタイムが一旦先頭に(2着)。そこに大外からをブラックホークがまくってくる。勢いは止まらずブレイクタイムも突き放してゴール。思わず横山典騎手もガッツポーズ。去年までなら8歳。ずっと勝ち切れない走りが続き、ブラックHももう終わったと私も思っていたが力はまだ残っていた。フェアリーKPは9着、ジョウテンBは13着、スティンガーにいたっては15着。最後の直線で馬群の外側が幾分ごちゃついたように見えたが、これが影響したのでは?馬連10-17は\120,600と、競馬場全体から悲鳴と溜息が漏れた。

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