勝手に競馬予想コーナー
今秋の収支 今年のG1予定表
2001年秋
G-I の予想と結果
マイルCSの結果
京都11R 配当:馬連 9 - 14 \2,610、単勝 (14)
\780
ワイド:9 -14 \1,110、8 -14 \3,720、8 -9 \2,600
単勝人気一桁台の馬が5頭と大混戦のレースを制したのはG1初挑戦のゼンノエルシド。ペリエに乗り替わった今回、主戦の横山典は同厩舎(藤沢)のタイキトレジャーの方に乗った。この厩舎側の意図をどう受け取るかが鍵であった。しかし終わってみれば、同厩舎が1、3着。その3/4馬身差でエイシンプレストンが2着に入った。私の本命、クリスザBは予想通り、鼻を切り、レースを引っ張るが、後続を突き放すような思い切った逃げを打てなかった。有力馬たちが後ろから襲い掛かってくるのを恐れたか?結果はいったい何着だったのだろう?
マイルCSの予想
2001.11.18 京都競馬場 11R (G1:芝 1,600m)
既に今年、短距離G1を2勝のトロットスター(17)がマイルG1だと1番人気とはなれない。確かにマイル以上では実績が今ひとつ。これ以外で目立つのは朝日杯3歳S以来、G1勝ちからは遠ざかっているエイシンプレストン(9)くらいか?混戦模様である。何が勝ってもおかしくないくらいに抜けた存在がいない。これは難しい。そこで最年長、7歳の快速馬クリスザブレイブ(12)で行く。逃げ馬がおらず、展開も有利。調教もかなり好いらしい。相手は3歳ながら武豊で外せないダンツF(1)、これもそろそろG1を取ってもいいDリーヴァ(13)、ゼンノE(14)、そしてトロットS(17)まで、ワイドで4点。
エリザベス女王杯の結果
京都11R 配当:馬連 2 - 13 \2,050、単勝 (13)
\590
ワイド:2 -13 \830、7 -13 \1,070、2 -7 \940
ドバイワールドC(G1)2着は伊達じゃない、トゥザヴィクトリー(13)が古馬の意地を見せて優勝。横一線のゴール前、その外、鼻差2着に3歳のローズバド(2)、内に更に鼻差3着でティコティコタック(7)。一番人気、3歳G1を2勝しているテイエムオーシャンは5着に破れた。オーシャンは最内枠で勢いよくスタートし過ぎたのか、かかり気味で1コーナーに向かい、脚を使ってしまったのが後に響いたか?トゥザVはパドックでも気合十分、貫禄さえ感じさせる。青毛で小さなローズバドだが、最後の直線でTVの画面からは見えない位置から、凄い脚でゴールに突っ込んできたのには驚いた。これも3歳のオークス馬レディパステルは他馬よりも一足先に馬場入りしたように、多少いれ込みがきつかった。それでも差のない4着だから、今年の3歳牝馬のレベルを改めて示したレースと言えよう。
エリザベス女王杯の予想
2001.11.11 京都競馬場 11R (G1:芝 2,200m)
今年の3歳牝馬はレベルが高いと言われる。テイエムオーシャンの活躍と、それと差のない勝負をする同世代のライバル達も釣られて評判が好くなる。しかし、この世代だけを見れば、今のところ本当に強いのはテイエムーシャンだけだろう。しかし彼女たちは秋華賞を終えて、初めて古馬たちに混じって戦うわけだから、それも絶対とは言えない。ここ最近のデータを見れば、勝っているのは古馬だ。本命は馬体が戻ってきたティコティコタック(7)。相手はやはりテイエムオーシャン(1)は外せないだろう。2着続きのローズバド(2)もいつ来てもおかしくない素質馬。今回はワイドの1-7、2-7で十分。なんとシンプルな予想だろうか!?
天皇賞・秋の結果
東京11R 配当:馬連 6 - 10 \2,790、単勝 (10)
\2,000
ワイド:6 -10 \850、2 -10 \890、2 -6 \180
東京は朝から雨。今日は午後からTOEIC受験に出かけることになっていたので、府中には行けず、帰宅後ビデオ観戦となった。雨で重馬場、これがオペラオーには有利に向くと誰もが思ったか、直前の単勝人気はオペラオーが人気を伸ばし2.1倍、逆にドトウが下げた。パドックでも雨は強く降り、馬にも騎手にも気の毒だ。
さて、本番。逃げるはずのサイレントハンターのまさかの出遅れで、願わずしてMドトウがレースを引っ張る展開。ともに三強といわれるオペラオー、ステイGは少し下げて、これを追う。これが展開のアヤか、直線でMドトウは失速(3着)、満を持してオペラオーが追い出すと、これを交わして一気に抜け出す。ステイGも内ラチ沿いで全く伸びない。オペラオー完勝かと思われた瞬間、大外に持ち出したアグネスデジタルが、内外離れてはいたがオペラオーを並ぶ間もなく、抜き去りゴール。予想では3着には来るかもと思っていたが、まさか1着とは!ダートのG1・南部杯に続き、G1二連勝となった。
天皇賞・秋の予想
2001.10.28 東京競馬場 11R (G1:芝 2,000m)
今日の武蔵野Sのクロフネの走りを見ると、天皇賞に出してやれていたら面白かったのに、と残念でならない。天皇賞の出走馬は13頭でまだ余裕があるはずなのに、どういう規定があって出られなかったのかは知らないが、変な話だ。引退前のオペラオーとの対決を見たかったが、もしかすると年末には実現するのか?
さて、その天皇賞。宝塚記念でオペラオーを下し、悲願のG1獲得のメイショウドトウは休み明けでぶっつけ本番。果たして・・?前走、京都大賞典では競馬では勝っていたが失格となったステイゴールド。悲願といえばこの馬こそ、そろそろG1の”金”メダルが欲しい頃。高齢7歳馬(昨年までなら8歳)とはいえ、8歳(当時)で勝ったオフサイドトラップの例もある(サイレンススズカが最期となったレースだ)。その前走で繰り上げ当選のオペラオーは、ひと叩きのつもりだっただろうから今回は当然勝ちに来ているはず。そろそろ彼にも翳りがとか、二千は得意な距離ではないと言う声もあるが、昨年も勝っているように決して二千は不得意ではない。ここはきっちり勝つだろう。日曜の東京の天気はお昼前後から雨らしいから、馬場が渋ればオペラオーにはかえって有利。本命はオペラオーでいい。単勝で(5口)。単勝だけでは物足りないので、ワイドで6からアグネスデジタル(10)、トレジャー(13)を買っておく。
菊花賞の結果
京都11R 配当:馬連 2 - 10 \46,210、単勝 (2)
\1,710
ワイド:2 -10 \6,690、2 -8 \1,220、8 -10 \4,910
そうか、今年のテーマはテロだったのか!NYマンハッタンへ捧ぐ菊花、マンハッタンカフェ。馬連配当も衝撃的の\46,210。レースはマイネルデスポットの予想通りの逃げで始まる。1周目の4コーナーではしっかりペースを落とし、マイペースの逃げ。有力馬ではジャングルポケットが折り合いを欠いているように見えた。角田騎手も乗りにくそう。エアエミネムはスタートよく、終始離れた3,4番手辺りで控える。アグネスゴールドもかかり気味で前目。ダンツフレームは名手・武豊を背に余裕の最後方待機。縦長の展開で、最終コーナーを回ってもMデスポットは後ろと大きく差を広げている。なかなか有力馬たちのスパートがかからない。その中で内枠でじっくり控えていたMカフェが鋭く伸びる。きっちりゴール前でMデスポット(2着)を捉えて、蛯名騎手もしてやったりのガッツポーズ。エアエミネムもなんとか3着に突っ込む。ジャングルP(4着)、ダンツF(5着)らも直線で一塊となって上がってきたが、時既に遅し。ラジオの清水成駿の解説では「有力馬たちが互いに牽制し過ぎた。金縛り。」と言っていたが、確かにその通りに見えた。アグネスゴールドはまだスタミナに課題が残る(8着)。
菊花賞の予想
2001.10.21 京都競馬場 11R (G1:芝 3,000m)
朝晩は肌寒くなり、すっかり秋競馬らしくなってきた。春のクラシックが終わった時点で、秋もジャングルPとダンツFが中心になるんだろうな、面白くないなと思っていたところ、夏の上がり馬エアエミネムが間に合い、マル外ながら参戦決定。更に春先は同厩舎の幻の三冠馬アグネスタキオン(皐月賞後引退)と期待を分け合っていたアグネスゴールド(14)も故障から復帰。全15頭でも面白そうになってきた。巷ではジャングルPとダンツF、Aエミネムの三強ムードだが距離は未知の三千。どう転ぶか分からない。逃げ馬がマイネルデスポットくらいしか見当たらず、やはり上がり勝負となるか?切れ味勝負ならアグネスGにだって十分に勝機がある。きさらぎ賞ではダンツFも負かしている。これを本線に相手は三強。サンラズペガサス(7)も気になる一頭で、馬連で14から7、8、11、13。
秋華賞の結果
京都11R 配当:馬連 2 - 9 \660、単勝 (2) \240
ワイド:2 -9 \260、2 -6 \270、6 -9 \320
休み明けのぶっつけ本番の1番人気テイエムオーシャンが貫禄勝ち。スタート後、折り合いも付いて3番手で進み終始、楽な展開。直線では難なく先頭に立つと、追いすがるローズB(2着)を振り切ってゴールイン。オークスの負けも決して弱かったからではないというところを見せた。オークス馬レディPも見事に押さえ込んだ(3着)。ローズBはスタート直後の躓きが尾を引いて、一歩及ばなかった。
終わってみれば人気3頭の順当な決着。私の本命ドリームCは、ゲート入りを嫌がって、なかなか入らなかったので嫌な感じがしていたが、やっぱり駄目だった。残念ながら今年は荒れませんでした。
秋華賞の予想
2001.10.14 京都競馬場 11R (G1:芝 2,000m)
3年連続で馬連万馬券のレース。JRの中吊り広告には十二単(じゅうにひとえ)を着た牝馬らしい絵が、今年はどうかと語りかけてくる。この秋、紫苑Sで順調にスタートを切ったオークス馬・レディパステル。今回も鞍上は先々週、スプリンターズSを勝った蛯名騎手。でも3番人気と人気がない。オークスは3着に敗れた桜花賞馬テイエムオーシャンが、休み明けでも再び人気を集めて1番人気。上位馬は順調で能力的に抜けた馬が絞れそうではある。しかしそうはいかないだろうと言うのが穴党の心理。”十二単”だから馬番12番シルキードルチェなんて、そんな短絡的では馬券は当たらない。
忘れていけないのは現在リーディング5位ながら、先週の京都大賞典(G2)でステイGで最先着しながら、同馬の斜行でNトップロードの落馬を誘発し、騎乗停止中の後藤騎手。彼が乗るはずだったであろうドリームカムカム(14)。トライアルの紫苑SはレディP(6)の首差2着だ。鞍上は今年ダービージョッキーの仲間入りを果たした角田なら面白い。
相手は安定した有力馬で仕方ないだろう。ワイドでTオーシャン(2)、ムーンライトT(5)、レディP(6)、ローズB(9)まで。
去年の優勝馬が”ティコティコ”タックだったことを思い出せば、今年は”カムカム”で来る(come)らしい?お後がよろしいようで。
スプリンターズSの結果
中山11R 配当:馬連 2 - 4 \3,000、単勝 (4)
\810
ワイド:2 -4 \1,030、4 -9 \510、2 -9 \390
休養明けで不安視されていた4番人気トロットスターが優勝し、春秋スプリントG1を連覇。小雨が舞い始めたレース直前、Mダーリングが吉田騎手から田中勝へ乗り替わりというハプニングがあるも、そのMダーリングが好スタートを切って、ハイペースでレースを引っ張る。直線に向いてもその勢いは衰えず、そのまま行くかとも思われたが、Dヤマトが外から急襲。しかしそれよりもトロットSの伸び脚の方が鋭かった。先に行く2頭の内側をグングン伸びて、きっちりゴール前で差し切った。マイナス18kgのDヤマトに対して、プラス24kgと体重増が目立ったが好調時に戻っただけであった。人気の一角、Zエルシドは経済コースを通って、いい感じではあったが前走のレコードの激走がたたったのか、全く直線では伸びなかった。ブレイクTは今回は全くの”ブレーキ”。おあとがよろしいようで。
スプリンターズSの予想
2001.09.30 中山競馬場 11R (G1:芝 1,200m)
アメリカでは同時多発テロがあったりして、毎日がこの事件の話題を中心に回っているよう。世界経済の失速よりも一般庶民には、テロに脅える住みにくい世の中になる方が心配だ。景気のいい話がとんと聞かれないが、この秋のG1くらいは景気よく行きたいもの。
今回の出走馬は12頭と、G1レースとして寂しいが、予想するほうとしては絞り込む苦労が少なくて済む。多頭数による紛れも少ない。高松宮優勝のトロットスターが人気を落としている。休養明けが嫌われているようだ。絶対的に有力視できる馬がいない分、前走やっと重賞勝ちしただけのゼンノエルシドが、ダイタクヤマトと人気を分けるのもしようがない。意外に上位の力は接近している?人気上位馬のボックスで決まりそうな雰囲気だが、昨年のDヤマトのことがある。人気じゃない。そこでブレイクタイム(8)に期待。安田記念ではBホーク(先日、引退)の1馬身差の2着という実績が光る。まだ4歳という若さ。成長度に期待する。これを軸に相手はMダーリング(2)、トロットS(4)、Zエルシド(6)、Dヤマト(9)まで<馬連で>。
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