第16回ダイエーOSCカップ大会

平成13年8月6日〜8日 於:アイスアリーナ新松戸


 選 手 権 男 子 
順位  名 前   所 属  得 点
竹内 洋輔 法政大学 76.6
岩本 英嗣 日本大学 74.7
関 徳武     勝山FSC 68.0
佐々木 亮輔 泉DOSCアカデミー 67.2
田中 総司 日本大学 63.7
中田 誠人 北九州プリンスFC 62.2
岸田 和也 広島SC 60.6
駒場 幸大 神奈川FSC 53.1


今シーズン幕開けの試合で、新しいプログラムを披露する選手もいますので期待していましたが、期待にたがわぬ素晴らしいプログラムが見られました。
1位になった洋輔君は「ターザン」。曲の出だしから役になりきっての演技は素晴らしかったです。ゾウや、ゴリラをはじめ色々な動物が出てきて楽しいし演技でした。力強いジャンプシーンもあるし、軽快なステップに乗ったコミカルなところもあるし、まるでアイスショーを見ているようで、試合という事を忘れて楽しむ事が出来ました。
技術的な面では、「4回転、4回転」の観客のコールにプレッシャー(?)で4回転ジャンプはパンクしてしまいましたが、3アクセル−3トゥジャンプはしっかり決めていましたし、他のトリプルジャンプもいくつかステッピングアウトしたもののそつなくこなし内容も充実していました。
2位の英嗣君も新プログラムの初披露でしたが、こちらも個性的な振り付けで魅了してくれました。特に、ボールを投げ上げたり、ドリブルをしたりするようなパントマイムの動きなどは斬新でした。また、ビートの利いたロックっぽい音楽も踊りとよくマッチしていて、英嗣君のワイルドなイメージとぴったりで、見るものを最後までワクワクさせました。
あとは欲を言えば、3アクセルを入れるなどジャンプを充実して欲しいです。
3位の関君はトリプルアクセルにチャレンジしましたが惜しくも転倒。もう少しのところなので頑張って欲しいです。ステップワークや、スピンなど見せる技術に関してはますます磨きがかかってきて、恵まれた長身のプロポーションを生かした、スケールの大きな滑りは他の選手にない魅力です。
期待した田中君は、練習不足なのか最後に息切れ。練習では降りていた3アクセルも失敗してしまいました。ちょっと残念です。ブロックまでに調整していただきたいです。
佐々木君は3アクセルがもう少しで降りそうでした。まだちょっと線が細い感じですが、今後が期待できる選手です。


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