東北一周旅行


ボーナスはもらったが車に消えてしまい、海外にいく金がない!
車でいけるし、東北にでもいってみるかぁ。というので、東北へいってきました!
元来スキーはやるが、関越中心なんで、東北っていうのはついぞいかないんですね。
歴史的にも、八幡太郎義家、中尊寺、弁慶、義経、芭蕉とまぁ、ことかかない。
というわけで7泊8日の愛車レガシーと共にみちのく一人旅〜〜♪のはじまり


初日:東京〜猪苗代湖〜会津若松

二日目:会津若松〜喜多方〜山寺〜松島〜一ノ関

三日目:一ノ関〜中尊寺〜龍泉洞〜八戸

四日目:八戸〜恐山〜下北半島大間崎〜浅虫温泉

五日目:浅虫温泉〜竜飛岬〜青森〜三内遺跡〜青森:ねぶた見物〜十和田湖

六日目:十和田湖〜奥入瀬〜八甲田山

七日目:八甲田山〜八郎潟〜秋田:竿燈祭り見物〜横手

八日目:横手〜仙台:七夕見物〜東京


初日:東京〜猪苗代湖〜会津若松


東京から病気の祖父を見舞って猪苗代湖へ
遠いねぇ.東北って.しかも東北道ってほとんど北へ向かって上り坂.
さらに平均時速が100km以上という東北道は運転していてゲキ疲れる.
私の愛車ってクルーズコントロールがついていて高速は速度固定.
でも、左車線で100km巡行していてなんで煽られるの?
右車線があいているんだから抜いていけばいいのに...

猪苗代湖は天鏡湖と呼ばれるほど奇麗で,結構気に入りました.
かの野口英世の生家を横目にみつつ会津若松へ

会津若松城は明治維新の戊辰戦争で攻防戦があったところで有名ですね
逆賊とまでいわれたけど、その面影もなく優雅なお城でした.

初日からなんだけど、疲れたからホテルをとって睡眠
そーいえば、会津若松って飲み屋が多かった. 高校生ぐらいのがホステスしているらしい.


二日目:会津若松〜喜多方〜山寺〜松島〜一ノ関


会津若松で早朝の静かなうちに白虎隊の墓参り

白虎隊は、ご存知のように、戊辰戦争の少年剣士隊
遠くに見える火の手をみて落城と誤認し自刃したという悲劇の主役たち
鶴ヶ岡城は本当に遠くに見えました.誤認するのも無理はないけど... 早とちりで死んだのね


で、会津若松は朝のうちにでて喜多方ラーメンで有名な喜多方市へ
私、喜多方ラーメンって大好きなんです.麺ロードは×だけど、 坂内チェーンとかは好きなラーメンです
でも、朝早くてどこもあいていないの.シクシクシク;;;
でも、ありました.あべ食堂.
喜多方の街にふさわしく土蔵を改造したお店で、美味美味.旨かったぁ


喜多方から裏磐梯を通過して高速道路に乗って山形の天童市にある立石寺へ
裏磐梯は結構いいですね.五色沼とかまた来てもいいかなーって思う.東京から近いしね.
さて、立石寺は
「閑かさや 岩に染み入る 蝉のこえ」と芭蕉が詠んで一躍有名になったところ

ま、山寺というぐらいだからひたすら階段でした.
去年の四国は金毘羅様よりは楽だったかな?


ここまでで結構時間をくっていたので、車を飛ばして仙台を通過して松島へ
ぎりぎり16:30頃について、臨時の遊覧船に飛び乗りました
松島って、芭蕉が「松島や ああ松島や 松島や」と詠んだし、
日本三景(松島、天の橋立、厳島神社)にも入っているくらいだからきれいだろうなー
とおもっていたんですよ.
でもでも、まず、第一印象は人が多くて、「江ノ島と一緒じゃん!」
あんまり奇麗と思わなかった. 確かに奇妙な島が転々としていたけど...

まぁ、昼間の温度が暑くて、もやがでてい視界が悪かったせいかもしれないけど
船を降りて、あちこち回るとようやく人がいないところへ

ようやく松島らしい、いーかんじでした.

松島の後、海岸線を伝って気仙沼にいくつもりだったけど、東北は移動時間がかかるから予定変更
明朝から中尊寺がみれるように、一ノ関へ夜のうちに車を走らせました.
一ノ関ではちょうど夏祭をしていて、少し見物したあと車の中で寝ました


三日目:一ノ関〜中尊寺〜龍泉洞〜八戸


寝苦しい一ノ関の夜(内陸部は暑い)から、厳美渓をかすめて中尊寺へ
楽しみにしていたんだけど、金色堂でっかいコンクリートの中でつまんない
しかも写真撮影禁止だって.なんで?フラッシュたかなかったらいいじゃん!
なんでとっちゃいけないんだろう?そういうわけで写真はなし

また高速道路にのって、盛岡へ、そして龍泉洞へ
盛岡から龍泉洞までの道路ってとっても自然の中のいい道路でした.
ツーリングのバイクを見かけたしすばらしいところでした

同じ自然でも長野とは緑の濃さが違うかんじです.
この湖は岩洞湖だとかいうらしいですけど静かでよかったなぁ

で、日本一美味いというお水がでる龍泉洞です.
龍泉洞は地下湖があるところで、その透明度は120mとか!!!!
水深98mというけどほんのすぐ5mぐらいしか見えなかった.
思ったより狭くて小さかったけど、キレイだった


あとは海岸線へでてリアス式海岸で有名な陸中海岸北部を眺めながら八戸へ
八戸はちょうど三社祭りだったそうです.時間がなくて間に合わなかったの.


四日目:八戸〜恐山〜下北半島大間崎〜浅虫温泉


この日は八戸からでて下北半島を一周するはめになりました
まずはイタコで有名な霊場恐山へ
霊がくるとかいわれていて、ヤバイから近寄らん方が良いともいわれていたけど、
観光地化していたぞー.
ここは硫黄の大地で、いわゆる地獄がありますが、それがとっても広いのです.
別府とか、草津の地獄ってみたけど、広い広い.

でも、いわゆる地獄のイメージって本当にこんなところみたいでした

下北半島の先っぽには本州最北端の大間崎があります.
本州最北端の場所って柱が立っているんですが、立っているだけでした.
ちなみにその場所でうに丼食べたけど\2500なり...
うにが贅沢に使ってあったいいけどちと高いな


そのあと脇坂というところへ向かってフェリーで津軽半島へわたろうと思ったのですが、
フェリーの時間はとうにすぎ、下北半島を逆走して、青森の側の浅虫温泉へ向かうことにしました

青森ねぶた観光のお客で混雑していて泊りが3万とかいわれて、お風呂\400で借りて
車の中で寝ました.温泉で疲れを取ったから快適でした.


五日目:浅虫温泉〜竜飛岬〜青森〜三内遺跡〜青森:ねぶた見物〜十和田湖


浅虫温泉の朝市で、あわびの残酷焼きを朝ご飯代わりに食べました.
これは、生きたままのあわびをそのまま焼いて食べちゃうの.
残酷!でも美味.


お昼に駅へいくことになっていて、それまで4時間あるから竜飛岬へいこうと決心
竜飛岬の方はすんごい暴風の雨!!!!
よくこんなところに青函トンネルなんかつくったと思いました.
こっちの方が地の果てまで来た!って感じでした.
カメラを構えるまもなく風に吹き飛ばされそうだったので、一目みただけで帰りました.

青森では最近(?)になって三内丸山遺跡がでたそうです.
この遺跡は縄文時代ですが、巨大なステージがあったというのですけど、なんでしょ?
すんごく広くて、しかもそれが無料!太っ腹!
実際に髪を脱色したおねーちゃんたちが、土器を復元しているようなところも見せてもらえたし、
博物館で展示しているのと違って、本当にいま発掘している遺跡という感じがしてよかったです。


さてさて、今回の旅行のメインイベントとなるねぶた見物がやってまいりました

きれいでしたよ。まぁ、観光客が騒いで、ちょっといらいらしましたけど。


踊っている人たちをハネトっていうのだそうですけど、あんまり感心しなかったなぁ。
なーんか元気があったただ騒いでいるだけだった気がする。まぁ、それが祭りの原点だろうけどね。

ねぶた見物のあと、十和田湖のプリンスホテルまでドライブして泊りました。
すんごいつらい運転でした。暗いし、走り屋がバトルしているし、標識はないし。。


六日目:十和田湖〜奥入瀬〜八甲田山


この日は十和田湖ー八甲田山周辺を見物するというのんびりコースでした。
朝、奥入瀬を見物しようと思って、十和田湖をドライブして奥入瀬の下流へ向かいました。
でも、奥入瀬はちょっと観光地化していて、なーんか箱根っぽくて嫌だった。
それから奥入瀬も観光バスがゴーゴー走っていて排気ガスとうるさいし、
細い川沿いの道なのに路上で駐車している車が多いし幻滅。
でも、実際に歩いてみると川の流れが涼しげで静かでいいですね。やっぱり。
この写真はスタートのところだけど、観光客がいなくて本当にいいところ。
なーんか対岸にもののけ姫が出てきてもおかしくないですね。

観光客がいないところこそ本当にいい味が出ています。
ところどころ木が倒れていて、しかもそこから新しく生命がうまれている。
なーんか気取っているけど、そういう自然がたっぷり残っていました。
この写真も観光客がよりつかないような場所だけど、いいでしょ?

で、これが一番のみものである銚子大滝。
水音が轟々といって迫力がありました。

そりゃ、ナイヤガラフォールズと比べると規模は大したことないけど、
こういう細かくまとまった中で力強さ、美しさをもっているのが、日本の良さだと思います。

2時間で9km(普通は3時間30分らしい)奥入瀬を歩ききると、十和田湖名物の ヒメマスを食べました。
ヒメマスってニジマスと似たような味がするのかな?っと思っていたら違いました。
むしろシャケに近い味がしました。肉もピンク色していたし。


そのあと、八甲田山を回って、「八甲田山、死の彷徨」の博物館をみたあと、
早々に酢ケ湯温泉で宿をとって、のんびりしていました。
(エヴァンゲリオンが再放送したということはまぁ、どーでもいいか)
ここは、名物の千人風呂という巨大なそれも混浴の温泉がありました。
でも、混浴といってもねぇ。おばちゃんばかりでした。
お風呂自体も草津の湯の方が立派だと思います。


七日目:八甲田山〜八郎潟〜秋田:竿燈祭り見物〜横手


八甲田山を朝から出発して、能代を経由して秋田へ向かいます。
能代の途中に、太鼓の博物館があって、フラっと入ってみたらこれが面白かった。
このギネスブックものの巨大な太鼓!

さらに飾り物じゃなくて祭りのときはちゃんと使うし、博物館でも自分でたたいていいというから太っ腹。
ボンボンためしたたきをしてしまいました。

さて、右手に世界遺産に指定された白神山地を眺めつつ、能代へ向かいました。
白神山地はこんどきたいと思います。紅葉の時期にでもいきたいなぁ。

さて、さて、男鹿半島はパスすることにして、秋田へドンドン向かいました。
秋田の町に15:00頃ついちゃって、竿燈がはじまるまでちょっと時間があります。
で、のんびり見るために奮発して桟敷席を確保しました。1700円なり。
そのあと、秋田名物のきりたんぽ鍋と、ハタハタを食べました。
地鶏のダシがきいたきりたんぽ鍋と、味噌で味付けされたハタハタは美味!
サイコーに美味でした。
どっちも東京で食べてみて、うーん?といっていたけど、本場で食べたらやっぱり旨い!
ちなみに入ったお店は、てのじというお店で、そこしか開いていなかったらはいったんだけど、実はガイドブックにものっているお店だった。
ちと高かったけど、納得の旨さでした。また、秋田にくることがあったら絶対にいきます!

さて、秋田の竿燈祭り
奮発して見た分、絶好のロケーションを確保してみれました。

竿師の技は見事見事!
どっこいしょ!どっこいしょ!
という掛け声とともに、鍛えられた竿の技はすごいです。
後半は風がでてバッタンバッタン倒れていましたけどね。すごいです。
ねぶたよりも技がきいていてすごかった。それからキレイ。
サービスタイムがあって、持たせてもらいました。

50kmと重いけど、なんとかバランスたもてて誉められました。
で、この後調子にのって片手を離せといわれたんですけど、さすがにそれは無理!
いい経験させてもらいました。

この後、秋田を抜けて50km運転して、横手へ。
石坂洋次郎が愛用したという格式高〜い部屋に泊りました。


八日目:横手〜仙台:七夕見物〜東京


さて、最終日。
横手から仙台へ七夕見物のために移動しました。
七夕を見たわけですが、疲れた。。とっても疲れました。
ねぶたも竿燈も、こっちは移動しないでみんながパレードしに来てくれるから楽できたけど、
こっちは、自分が回らなければいけない。おまけに人がめちゃめちゃ多いしね。
飾りもうーん?という感じ。


東北一番の人混み&渋滞をぬけて、いっきに東京へ帰りました。
七夕の超渋滞をぬけて、途中食事をとって5時間弱で東京へ戻りました。

疲れたけど、楽しめました。東北大陸という表現がわかりました。
また行きます。白神山地を見たいし。でも、車ではいかないと思います。

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