日光見物記
This Page is written by Japanese, sorry.
徳川家光350回忌で,世界遺産に登録され,NHK大河ドラマ,徳川葵三代の放映で沸く,日光へいってきました
日光,輪王寺って,結構,巨大な神社仏閣群があるんですねぇ
初期の徳川家の権勢がしのばれます
そもそもの成り立ちは,江戸の鬼門(北東)の方角にあったのが日光のお寺
ここに,天海僧正という徳川家康〜家光までの三代の間の相談役が住職になりました
で,徳川家康はそこを菩提寺にそのまま眠る...
として,仏の仲間入りをしておけばそのまま菩提寺になったはず
ところが,東照大神という東の国を照らす神様になっちゃう.
#天皇家が天照大神という天を照らす神様に対抗したんですね
だから,菩提寺になるはずの隣に神社も建てちゃったものらしい.
つまりは,今も昔は神も仏もとくに差がないというのが良くわかりますね.
さて,ともかく徳川家からの金がかかっているので建築物はそりゃぁ豪勢なもの
まずは、逍遥園
ようはお茶を飲むための庭園.
こじんまりとした中に綺麗なお庭がありました.
そして,こちらがお寺の部分の本堂
三仏というだけあって,馬頭観音,阿弥陀如来,千手観音の三体が祭られています.
本尊の三つは桂の寄木細工だそうですが,どう見ても金色に光って金属ぽかった.
#写真は撮影禁止のため無し
こちらが,家康の神社である東照宮の入り口
やっぱり徳川家の始祖の墓だけあって,お寺の部分よりこちらの方が超豪勢
これは塔
こちらが厩の壁にある不見猿不言猿不聞猿
写真スポットになっています
でも,この程度の彫刻ってあちこちにあるみたいなんですね.
いまさらこれだけスポットを当てると言うのもいかがなものと思うくらい他の彫刻もすばらしい
まぁ,珍しいといえば珍しいんでしょうが,これをわざわざ取り上げる人の方の方が珍しいかも.
んで,こちらが陽明門
日が暮れるまでいくら見ていても飽きないので,別名,日暮門
あいにく,このころになると雨がぽつぽつ降っていたので,こっから先の写真はあまり期待できません.
しかし,一つ一つ良く創って有ります.
あと,特徴的なのは,こう飾りが一つあれば,それで済みそうなところを,二重,三重にあること
まさしく贅の限りを尽くしたという感じですな.
いったい何人の職人が投入されたのかなぁ?と思うほど
こちらは奥の院(本当のお墓)の上に飾ってある眠り猫
日溜りで眠る猫を見せた名作というんですが,下から見ているとそんなもんかなぁ?と思うだけ
あんまり感動はないと思うんだけどなァ.ちなみにこれを見るだけに500円取ります.
これが奥の院を守るお墓の門
これがいわゆるお墓部分
金属の塔で作るあたりはやっぱ手がこんでいるんでしょうね. 墓のためだけにこんなもんつくるというのはやっぱり凄いねぇ.
こちらはお祭りのためのおみこし
毎年5月17日が家康の命日らしくて,そのときには出るみたいです.
で,他にもいろりろあるんですが,ずーっとすっ飛ばして,大猷院へ
その間に,東照宮の本殿を見たり,鳴竜の鳴き声を見物しましたが,ほとんどが写真厳禁
竜の鳴き声とは,建物のある場所で音を立てると共鳴して竜の鳴き声に聞こえるというもの.必見つーか,必聴.
で,大猷院つーのは,家光のお墓
そもそも今回の訪問の目的は,奥の院がこの半年間だけ特別公開されるってんで見に行くというもの
これが,奥の院の最初の入り口の天井にある天女
これもまた重要文化財らしい...
で,こちらが奥の院の門
ここらへんは,東照宮の方とあんまり変わらんですね.
で,こちらが,実際のお墓の部分
家康に遠慮したのか,3m程度のサイズでした
時間がなくて後半が超駆け足だったのがちょっと残念.
おまけに雨が降ったのもまた残念.
日光は意外に広いので丸一日かけないとじっくり見れませんね.
しかし,しかし,何よりも驚かされるのは,
金儲けすぎ!!!
上のルートを見るだけで一人で合計で2200円の入場料
いくつかの別料金も請求を含んだお値段.
まだ見ていない部分もあって,そこはそこで別料金を請求されるらしい
くわえてことあるごとに,「お札、お守りいかがですか?」
うーむ.まさしく坊主丸儲け
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