交通事故体験談話のページ

私も免許を取ってから約10年になります.その間にいろんな経験をしました.
出会い頭の事故〜人身及び物損とも保険で処理

追突された事故[case1]〜物損を保険で,人身は直接処理
追突された事故[case2]〜民事調停から裁判まで


出会い頭の事故〜人身及び物損保険で処理

これは免許を取って2年目のぐらいのとき.
赤信号無視でこちらが突っ込んだのが悪いんです.ハイ.ごめんなさい.
相手の車はこっちの車の右前に突っ込んで,エンジン大破.
私の体は無傷で,相手の助手席の人はフロントに頭ぶつけて検査後,異常なしでした.

事故発生

警察へ通報

警察の現場検証

警察署へいって事情聴取

帰宅後,保険会社へ連絡

保険会社が代理で示談交渉

示談成立の連絡だけ

このときは,速攻で警察と,救急車を呼びました.
被害者が出たので,人身事故扱いになり,現場検証して取り調べを受けました.
それぞれの運転手が別室に呼ばれて事情聴取.
結局示談扱いになって事故証明だけとって,こちらは保険会社まかせ.
保険会社に連絡して任せっぱなし.
一番簡単な例です.


追突された事故[case1]〜物損を保険で,人身は直接処理

これは1997年の12月の事故.
信号待ちの列で,後ろの車がボーっとして突っ込んできました.
信号待ちだから,バンパー破損だけですみました.
バックミラーで見えていたからやべーとは思っていたけど,衝撃はかなりのもの
早速警察を呼びました. 警官は「大した事故じゃないから障害が出たら人身扱いにする」といわれて,その場で解散.
頭がふらふらしていたから,早速医者にいったら,「様子を見ましょう」だけ.
人身扱いにすると現場検証と,事情聴取があるのはわかっていたから,
怪我が大した事なかったら物損扱いにしようと思っていました.
で,会社の健康保険で払おうと思っていたら,「だめ」の一言.
事故(とくに自分のミスのない追突事故の)場合, 加害者がわかっているので健康保険は使えないんですって.
加害者からもらいなさい!ということだそうです.
病院の治療費約1万円は立て替えておいて後日相手の加害者から直接頂きました.
(2回「様子を見ましょう」というだけでで1万円はとりすぎだと思うが....)
物損の場合,保険会社は物損部分しか払わないので,車の修理代は保険会社から,
人身部分の保険会社は責任を負わないんですね.

事故発生

警察へ通報

警察は物損扱いだから,車検証のみ交換記録

病院へいって治療,立て替え払い

車は修理

車の修理代は保険会社から

病院の治療費は直接払い

示談成立


追突された事故[case2]〜民事調停から裁判まで


これは1997年の5月の事故.
直前の車が停止したから私も停止したら,後ろからもろに追突.
体は何にもなかったから,最初から物損扱いで考えていました.
現場検証もなく,事故証明だけとってその場はバイバイ
こちらもたいしたことがないと思っていたら実はバンパー全部取り替えで10万コース.
慌てて加害者に連絡とったら「急停止したそっちが悪い」と開き直り
おいおい!10対0でそっちが悪いんだろ!
と思って保険会社に連絡したら,
「10対0の場合被害者の保険会社はでない」といってシカト.
これはどうやら保険会社によるらしいので,
保険会社は料金だけでなくサービスも大事だと思います.
さて手がないので,民事調停を起こすことにしました.

民事調停は裁判とは違い裁判所が間に入ってのあくまでも話し合いです.
民事調停を起こす裁判所は,たいてい申し立てられる側の管轄で起こします.
事故証明と予納金として切手2800円分と収入印紙600円を添えて,
調停申請書を簡易裁判所へ提出します(郵送可).
この金額は,相手に請求する額によって変わります.
すると裁判所から出頭命令が届いて出頭し,話し合います.
話し合いがまとまると判決と同じ効果が出ます.
民事調停に出頭しないと罰金3万円と決まっていますが,
罰金が取られることはめったにないそうです.

さて,相手は出頭するわけもなく.無視!
相手が出頭せずに調停にならなかったり,話し合いがまとまらないと
1回ほど調停のチャンスが作られます.

調停がまとまらないと,調停不調!となり,あとはいよいよ民事裁判です.
調停を行った裁判所にて,民事裁判を行います.
民事裁判は実際には行わなかったので,こっから先はお話だけ
民事裁判でも明らかにこちらが有利でした.
10対0の追突事故だし,民事調停の出頭命令を無視したというのは
「裁判官の心証を悪くする」というわけで,こちらの勝ちはほぼ決まったも同然.
一方,民事調停のように出席しなかったらどうなるか.
この場合は欠席裁判になり,無条件で勝利というわけです.

さて,裁判で勝つとどうなるか?
当然,支払い義務が課せられます.
もしこれに応じないと,裁判所に請求して強制執行が行われます.
いわゆる家財道具を一式総ざらい持っていくというわけです.
ですが,強制執行においては,予納金3万円を治める必要が有ります.
これは出向いた裁判官が無駄足になっても良いようにするためです.
で,裁判の賠償金+この予納金が強制執行の際の徴収になります.
今回は請求額は,11万程度で,さらに,予納金3万となると15万近いわけですが,
相手の兄ちゃんが貧乏でそんなに持っているようには思えなかったので,
予納金の3万円払う方が損だと思ってあきらめました.
うーん,「居直り得」ですねぇ.
事故発生

警察へ通報

警察は物損扱い

支払い拒否

保険会社も無視

車は修理(当然立て替え払い)

相手に請求(無視)

相手管轄裁判所にて民事調停申し立て
(調停書類,印紙600円,予納金2800円,事故証明,印鑑)

1回目(相手出席せず,延期)

2回目(相手出席せず,不調)

裁判あきらめ:忘れることに...

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