**syykuu 9**




20000924                             



こんなに朝早くからテレビの前に座りっぱなしなのも珍しいよ。なにしろ今日はオリンピック陸上の華、女子マラソンがあるし。日本時間朝7時。日曜のこの時間に、どのくらいの人がテレビを見ていたんだろうね。 高橋尚子に優勝してもらいたいけれど、もし駄目だった時の悔しさを思うと心から期待出来ない私であった。だってロルーペの練習風景とか育った環境を見るとさぁ、「これに日本人が勝てるのか?」と思うもの。子供の頃から山道を走っていたケニアの選手は、やっぱ強いでしょう。 ところが意外にもロルーペは勝ちにからまなかった。しかしあのシモン・・・。 すごいね、シモン。本当に恐い。ターミネーター2の水銀ターミネーターを思い出した。どんなに逃げても逃げても追ってきて、いつの間にか自分のすぐ後ろを走っている。もしロルーペの調子が良く勝ちに絡んでいたとしても、やっぱり最後まで恐かったのはシモンだったんじゃないかなぁ。アナウンサーの「こわいこわいシモン」という言葉につっこむ余裕もないほど恐かったぞ。顔も走り方も恐すぎ。 最初に飛び出したベルギーのレンデルス(だっけ?)を見て、1994年有馬記念でのツインターボを思い出す。飛ばしすぎだって!!有馬記念でのツインターボは最初ぶっちぎりの早さでぐいぐい走りつつ、着順はペケ。ある意味感動したけれどね。 そうすると、やっぱりナリタブライアンは高橋尚子?いつも10馬身くらい引き離してぶっちぎりのトップでゴールに入るあたり、似ているかも。んじゃあヒシアマゾンがシモンなのか?ちなみに私はヒシアマゾンが大好きだったよ。もう、心から。引退すると聞いたときには泣いたからね。 なーんてついつい話が競馬ネタになってしまうのも、未だに「たかはしなおこ」と聞くと高橋源一郎の奥さんを思い出してしまうからだろう。字は違うけどさ。 表彰式でのシモンの印象は、走っているときとは全然違ってやさしそうな人だった。歳のわりにしわが多いけど。ものすごく小さく見えたし。あれで高橋より年下なんだものなぁ。いったいどんな生き方をしてきたら、あんなに老けてしまうのだろう。苦労人って感じだよな。なーんか、いいのかなぁ、私。こんなんで。 それにしても高橋。「途中ま2人で走れて楽しかった。このままずっと走っていたいと思った」って、すごすぎ。やっぱりこうゆうこと言えちゃう人が、突き抜けて強いんだろうね。タイガー・ウッズも同じような事を言っていたのを覚えている。 山口の7位っていうのもすごかったなと思う。給水場で転んじゃったのはアンラッキーだったよね。「影響ないです」と言ってはいたけれど、ないわけないし。精神的にかなりダメージ受けるでしょう。山口選手の顔って好きなんだよねぇ。そんなわけで、ちょっと応援していた。もちろん高橋にはかなわないと思っていたけれど。 結局、今日は朝っぱらからマラソン三昧。再放送まで見ちゃったしね。ニュースも見まくり。何回見ても高橋のゴールシーンには感動したよ。また明日もニュースで見まくっちゃうんだろうけど。




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