** joulukuu 12 **




20011231               



うひょ〜。大晦日だよ! ほんっと早いね、1年って。1年がこんなに早く感じてしまう自分が悲しい今日この頃。

そんな本日。早朝から実家へおせち料理作りへの旅へ出かける私。車の中から西の空に大きな白い月、valkoinen kuuが見える。相変わらず早起きすぎる私である。

思い起こせば1年前。ごりっぱな重箱を買っちまったものの、中味をどう埋めるのかに四苦八苦したんだよな。しかし今年の私は違う。今年こそ、立派なお重にしてみせようじゃないの! ていってもまぁ、殆ど母が作るんだけどよ。私は重箱に詰めるだけなんですけどね。とほほ。

ま、非力ではあるが、ちょっとした労働ならまかせてよ。てなわけで、裏ごし隊長となる。栗きんとんに使うさつまいもとか、なんだかよくわからない卵のお菓子を作るための、卵の裏ごしとか。ま、裏ごしばかりの一日でございました。そんな事しかしてないのに、ちゃんとしたおせち料理が出来上がっちゃうのがマジックだよねー。母が作ったんだけどよ。でもま、これで正月も充実するってもんよ。ほほほ。

でもまだ年賀状、書いていないんだよねー。仕事も残ってるし。ほんと、充実した正月が迎えられそうだよ。やれやれ。






20011230               



さて。年内入稿を諦めたことでもあるし、本日は大掃除でもするかね。

もともと面倒くさがりな性格なので、汚さないように暮らしている。マメに片付けるのが一番楽なんだよねぇ。とはいうものの、換気扇周辺とか洗濯機の後ろとか、洗面所の手の届かない棚の上とかは滅多に掃除しないので汚いんだよね。あと窓ガラスも拭かないし。

換気扇といえば、うちのマンションの換気扇フィルターって異常に高いんですけど。何枚かパックになってはいるのだが、一万円以上したりするんだよー。アホか!ていうか、実際に換気扇のフィルタってそんなに高いものなのかなぁ。買ってないけどね。その辺で売っているやつ、大きさに合わせて切って使ってるけど。でも、その一万円の方が全然密度が高いのである。油分はしっかりガードしまっせーって感じなのである。大丈夫なのかいな、これ。

いつもと違う行動をとる飼い主に、うにオビも大騒ぎ。オビはとっとと避難体制に入り、うには手伝ってやるにゃとでも言いたげに人の後ろをくっついて歩いている。窓ガラスを拭いている時、ガラスの向こうで私の動きに合わせて手を出すのが面白くて、こちらもむきになって拭いてしまった。おかけでピカピカっすよ。部屋の中が明るくなったよ。今までそんなに汚れていたのか?って気もしますが。

そういや、今日は日本のアマゾンから待望のオースターの新刊が届きました。目も眩む、飛翔と落下のファンタジー(と帯に書かれている)。早く仕事を終わらせて読みたいなり。






20011229               



いやぁ2001年も今日を含めて3日ですな。はえー。実感ないし。てか仕事終わってないし。

そんなわけで、年内入稿を諦める私。こんな諦めの早いところは幸せにもその逆にも繋がりそうである。ま、仕事のことなんで、そこんとこは臨機応変に。

なーんて考えていた深夜、大事件が勃発。ぽちぽちとお仕事に勤しんでいると、突然iMacさんからイオン(byことえり変換)もとい異音が。カランという、ネジでもはずれちゃったんじゃねぇのか?って音の次に、ガランガランとその外れたネジが回転する何かにぶつかっちゃってるんじゃねぇのか?って感じの音に。システムも不安定になったので、とりあえず再起動をかけてみた。

すると案の定、起ちあがらないんでございます。いやぁ、昨年の恐怖。あれも12月だったよなぁ。何日か徹夜をして片付けていた急ぎの仕事があとちょっとで終わるよーって時に突如システムがぶっとんだ、あの忌わしい日々の事が脳裏をよぎっちまいました。同じソフト使ってるし。

で、CDから再起動。そういやウインドウズってCDから起ちあげられないって聞くけど、こんな時どうするのかなぁ。ま、あっしにゃあ一生関係ない事なんで、どーーーでもいいんですけどね。

幸いHDを認識してくれるので、とりあえずシステムの再インストール。本当は初期化したいところなんだけど、バックアップをとっていない所が多々あるので、とにかく動く状態へ戻してバックアップをとることにした。

まあ動いてはくれているのですが、かなり危険な状態のようでございます。あの音は一体なんだったんでしょうな。今の仕事が片付くまで、このままでいてくれる事を祈りつつ、とりあえず使ってはいるのだが。






20011227               



今月初旬にアマゾンフランスに注文した本が届く。発送してからだいたい15日くらいかな?フランス語はさっぱりわからないのだが、日本と殆どシステムが一緒だからか結構簡単に注文できたな。どうせなら日本のアマゾンからフランスとかドイツの本も買えちゃえばいいんだけどなぁ。

そういや、以前からずーっと抱き続けている疑問が。
本の背表紙のこと。日本語は縦書きが多いので、当然のように背表紙のタイトルは上から読むように印刷されていますな。で、アメリケンな本ズも横文字ながらも背表紙を見ると、タイトルの始まりは上になってますな。しかし、なぜかフランスとかロシアとかドイツとかチェコとかの本って、タイトルの始まりが下になってるんだよね。本棚を見ると一瞬、あれ?上下逆さに入れちゃってるよなんて思っちゃうことたびたび。ちなみにフィンランドの本はアメリカや日本と同じく上から読むようになっているのである。これはどうしてなんでしょう。いや、夜中にそんなこと考えていないで、とっとと仕事しろって気もするんだけど。謎は深まるばかりである。






20011226                



カルキングのCMって、可愛いんだかグロいんだかわからなくて結構好き。熊の目がでろ〜んと取れちゃったりして。あと、心にしいたけ住んでいる楽しいたーけが住んでいるっていうサミーのCMも。なーんか昔っぽくて画面が薄暗くって好きなんだよなぁ。CMって面白いよね〜。

なんてテレビ見てる場合か!って気もするんですが。相変らず仕事が滞っている現状。私の年末年始ってどうなるんでしょうね。がーーっ!!

そんな中、アマゾンさんからやってきた長新太さんの絵本「くもの日記ちょう」。和めますな。長さん、大好きなんだよね。相変らず本は買いまくっていて、収納が追いつかない現実が。一体何冊くらいあるの?と、先日数えてみたのだが、1200冊まで数えたところで嫌気がさしてやめてしまった。壁の片側、ほんの一部である。あのスペースに1200冊・・・。本棚って結構収納できるものなんだねぇと別の意味でちょっと感動したりして。






20011225                



うっわ。今年もあと1週間かい。早いーー。

思い起こせば新世紀となった本年もいろいろありましたな。って、振り返ってる場合じゃないって! 仕事終わらせなくっちゃ! ていうかー、早くページ構成知らせてよーーと声を大にして言いたい本日。なーんでいつも遅いの?だから納期ギリギリになってバタバタしちゃうんじゃん。とっとと終わらせて、年末くらいはスッキリと過ごしたいのにー。

やっぱり今年一番のインパクトといえば、同時多発テロでしょう。そして世界中の不幸を一手に背負ったような難民達の存在。クリスマスという言葉すら知らない人だって、世の中にはたくさんいるんだろうな。

豊かになるために必要不可欠なものは、教育なんでしょうか。大戦後の日本だって、今の中東のような状況になってしまう不安はいくらだってあったわけで。それがここまで復興できたのは、明治以降に徹底された教育のおかげ。教育が一般にまで浸透していたからでしょう。中東だって豊かになれる可能性はいくらだってあったのだ。だって石油があるじゃん。しかし採掘する知識と技術がないために、アメリカやらフランスやらイギリスに搾取しまくられまくる現状。豊かなのは、採掘権を買うことが出来たほーんの一部の大富豪だけである。

どうせ死んじゃえば焼かれて骨になって坊主にお経とか読まれちゃったりするのに、クリスマスといえばこの浮かれっぷり。日本人がこんなにスチャラカしていられるのも、先人達のおかげである。ありがとう、昔の人。と、しみじみ思った本日である。






20011224                



ひーいらぎかざろうラララララーララッラッラ♪って、この曲のタイトルってなに?あと、♪かみーのみこーは、こよーいーもベツーレヘムに生まれたーもう♪ってのの曲名もなに?そんな疑問を抱えつつも、なんとなく過ぎてゆくクリスマスイブ。

クリスマスイブと言うと、山下達郎の曲がどうしてもどうしても浮かんでしまいますな。そしてこの曲と共によみがへる過去の思ひで。

って、全然大した事じゃあないんですが。
以前の職場に1年中目の下にクマを作っている男の子がいた。彼は相当のナルシスト、自分のデスクに自分の写真を週代わりで飾っているナルちゃんっぷりである。ちなみに毎週月曜の朝に写真を交換していたんだけど。その彼が目の下のクマを青々と輝かせながら苦悩していた。

その理由だが。つき合っているんだかいないんだか、今一つ曖昧な彼女がいる。彼の方は彼女のことが大好きなのだが、彼女の気持ちがどうもよくわからない。クリスマスを一緒に過ごそうと誘ったら「毎年友達のパーティーが恒例になっているからを、友達に聞いてみないとわからない」なんて答えが返ってきたのだが、その返事もなかなかくれない。なんて事だったような。

はっきり言って明らかにふられてるんだけどね。だいたい好きな男からのクリスマスの誘いに「友達に聞いてから」なんて言っちゃう奴はいないって。しかしナルちゃんだけに陶酔しまくっている彼の苦悩っぷりがあまりに面白かったので、その話しを聞きながら「彼女にもう一度聞いてみたら?」なんて無責任にたきつけつつ、周囲の女の子達と小声で♪きっと君はこない〜ひとりきりのクリスマス・イブ♪なんて歌っていたのである。

そんなわけで、私の中であの有名な山下達郎の曲はナルちゃんくま男のテーマソングとなっているのだ。しかしいい加減そんなくだらない過去は忘れたいんだけど。つーか、そんな事思い出したくもないんですけど。しかしどうでもいい事に限って、いつまでも忘れられないもんなんだよねぇ。






20011223                



世間は三連休の中日なんですね。クリスマスシーズンとも重なって、どこもかしこも混雑している。ちょっとそこまで出かけただけでも渋滞とかしてるし。

ちょっとそこまでと言えば、宇多田ヒカルのtravelingの1節、タクシー運転手との「どちらまで」「ちょっとそこまで」みたいな会話の箇所が大好きなんですよ。

以前に何かで読んだのだけれど、日本人と結婚して日本に住むことになった外国人の奥さんの話し(だったと思う)。外出しようと家を出た時、近所の人と顔を合わせる度に「どちらまで?」と聞かれてしまう。なんでそんな事いちいち言わなくちゃならないんだ?何で日本人はこんなに詮索好きなのだろう?と、かなり鬱陶しく思っていた。で、少々の意地悪心も含みつつ近所の人が出かけるときに「どちらまで?」と聞いてみると、「ちょっとそこまで」との答えが。そこで彼女は「どちらまで?」「ちょっとそこまで」のセットは挨拶の一種なのだと気がついたのだ。

「山」「川」の暗号じゃあないけれど、「もおかりまっか?」「ぼちぼちでんな」みたいな。あ、違うか。なんというか、曖昧な日本特有の挨拶てゆうか。確かに鬱陶しいものかもしれないが、隣人の顔も知らない・・・なんて話しもよくある世の中だけに、そんなちょっとした会話で繋がっているのも面白いものかなぁと思ったりして。

ところでtravelingのPV、ものすごく好きなんですけど、いつもちりっとしか見られないんだよね。1度全部通して見てみたいのう。






20011222                 



昨日とはうってかわって、よく晴れた本日。今日こそはと「ハリー・ポッター」を見てきました。

実は先々週だかに1度劇場に行ったのだが、次回も次々回も満席状態で見る気喪失して帰ってきちゃったんだよな。そんなわけで今回。午後2時半くらいにチケットを購入し、4時間後の上映券を手に入れる。未だにこの人気っぷりとは、恐るべしハリー。つい先日まで「ハリー・ポッターって誰が書いてるの?」なんて質問に「へ?ハリー・ポッターが書いてるんでしょ?」なんて間抜けな答えを返していた私ではあるが、まあ原作を読んでなくても楽しめるでしょう。

空いた時間を本屋などでつぶし、再び劇場へ。そこで偶然にも友人に遭遇。かなりの偶然だが、案外と私ってそうゆう事があるんだよね。その度に、突然遭遇してしまう偶然にはお互いに相当驚いているはずなのに、なんで普通に振るまってしまうのだろうと思うのである。以前、満席の映画館でやっと空席を見つけ、座ったら隣が友人だったという偶然があった。地元でもなんでもないのに、あれにも相当びっくりしたな。でも態度は冷静なんだよね。

肝心の映画だが、予定調和って感じで安心して楽しめました。フクロウと猫が可愛かったなぁ。猛禽好きにはたまりません。あとゴブリンの銀行が好きだな。話し自体は「どっかで聞いたことあるよね」を寄せ集めた感じで特に新しさもないんだけれど、それが人気の秘訣なんでしょうな。自己啓発型ファンタジー。そういや「指輪物語」も映画になったね。こちらは正統派? 原作はかなり以前に読んでいるが、長いんだよねぇ。しかしファンタジーがこれだけ流行る時代・・・。世の中が不安定って事なんでしょうな、やっぱ。






20011221                 



何がびっくりって本日の関東地区、雪ですぜ! しかも一時はものすごい勢いで降ってるし。マンション2階からじゃないと外に出られない?ひょっとして、そりとか必要?ってな勢いで降り続いていたため、早々に楽しみにしていた本日のお約束をキャンセルさせていただく。実際には大丈夫なのか?とも思ったのだが、車を使うからちょっと慎重になる私である。

雪の日に車を運転していて、恐い思いをしたことが過去に2回ほど。見た目大丈夫そうでも、実際に走ると結構滑ったりするよねぇ。くわばらくわばら。

夜、かーなり昔の吉田拓郎とか井上陽水とかが歌っている映像を見ながら思ったのだが。あの辺って大麻とかマリファナとかで、ご用となっている人達が多いよね。でも今は普通にテレビとかに出ているじゃない?その事に関して、見ている側も何とも思っていないし。中島らもなんてずーっと朝日新聞で悩み相談とかしてたしねぇ。大好きだったなぁ、明るい悩み相談室。でも、最近捕まった田代まさしに対してはものすごく厳しいよね。のぞきも寺山修司なんて常習犯だったけれど、そんなに社会的制裁を受けていたのか?というか、未だ愛され続けているし。御用となった直後だけは話題作りのためにものすごく厳しくしておいて、割とあっさり復活とかしちゃうものなのだろうか。曖昧やね。






20011220                  



いーい塩梅に髪が伸びていたのだが、とうとう切ってしまいました。あー、妙に首回りが寒く感じるぜ。

今日は家から5番目に近い美容院に行ったのだ。家から近い順に試してみようと思いつつ、1軒目からいきなり5軒目に入ってしまった。その美容院、かなり変わった赴きというか、ものすごく趣味に走りまくってる雰囲気。はっきり言って、私が入る雰囲気じゃあないよね〜と思っていたのだが(女の子っぽい感じなんだよね)、仕上がりが結構気に入ったのでしばらくはそこでお願いしそう。

仕事はなんとか年内に終わらせたい! と思いつつ、相変らず進みまへんな。こちらの準備は整ってるんだけどねぇ。






20011219                  



空気が乾燥しまくるこの季節。風邪が流行っているようですな。

巷で囁かれる民間療法には、それなりの根拠があるものが多いらしいのでバカにはできまへん。それにしても福島の一部地域で伝わる「ミミズを煎じた汁にはちみつとレモンを足したもの」を最初に考えた人、それを口にした人の勇気を心からたたえたいと思うのは私だけでしょうか。大抵のものは大丈夫と思っている私だが、そりゃちょっと飲めないよ。ミミズって聞いていなければ大丈夫だろうけど。

ちなみに香港ではコーラと生姜を煮たものが、ドイツでは赤ワインに生卵を混ぜてレモンを足したものを飲んだりするんだって。コーラと生姜は効きそうな感じ。なんかちょっと美味しそうかも。

そういやここ数日は「嫌いな食べ物克服週間」と勝手に名付け、サバの味噌煮やら大根の煮物やらを作って食べていました。結果としては、嫌いなものは嫌い、ダメなものはやっぱダメってことでしたな。もうサバも煮た大根も一生食べることはないだろうなぁ。ちなみに天敵シイタケは、最初から使わなかった。シイタケ・・・。きのこファミリーは大抵OKなんだけれど、シイタケだけは食べられないんだよね。育てたことはあるんだけど。






20011218                  



いやぁ、日記ってとりあえずつけとくもんだよねぇ。と思ったのは、昨日。何気なくチャンネルを変えたテレビの画面に映った「ラ・フェスタ・ミッレミリア2001」を見た時のこと。

あれ?この光景、どこかで見たことない?ていうか、今インタビューされている人を見た覚えがあるんですけど。そう、昨年10月15日に突如某高速道路で遭遇した謎のクラシックカー軍団。思わず「チキチキマシーン猛レエーエスーゥウーゥウゥウゥウ」と歌いながら写真を撮りまくってしまった、そしていいのか?と思いつつもこの日記にupしてしまった、あの方々じゃあございませんこと?

調べてみると昨年のミッレミリアは10月15日から開催されていた。やっぱそうだったのか〜。なーんか堺マチャアキやら近藤マッチ(ハチマキなし)とかも参加していたらしいけど(今年は西田ひかるも婚約者と共に参加していた)、そんな有名なレースとは知らなかったぜ。1年の時を越え、謎が解けたわけである。日記につけておかなければ、いくら肝心な事はすっかり忘れるくせにくだらない事だけはいつまでも覚えている私でも(書いてて情けなくなったけど)、日にちまでは覚えていなかったよな。よかった。くだらない日記でも、とりあえずつけていて。






20011217                  



少し前の話しだが、以前は毎日のように仕事帰りに買物をしていたスーパーの駐車場で、ちょっとした事件があった。ワイドショーで扱われてしまうようなタイプの事件。で、本日。いつものように百貨店もどきまで食料を買いに行き、家に戻って夕食をとりながらニュースを見ていると、見覚えのある場所が。その百貨店もどきでの異臭騒動である。

結局何が原因なのかは知らないんだけれど、吐き気をもよおしたりする人も結構いたみたいでびっくり。丁度買物をしていた時間ではあるが、運良く私はその場所を通らなかったんだよね。いやぁ、油断の出来ない世の中ですな。

思い起こせばこの場所に限らず、案外と近場での事件ってあるものだよね。何事もなく暮らしていられるのって本当に幸せな事なのかも。

そんな世の中だからこそ、流行る商売っていうのもあるんじゃないでしょうか。思わず神にもすがりたくなる。宗教ほど極端な話しではなく、ついつい気になってしまうのが占いとかおまじないとか。

午年の来年、馬や蹄鉄グッズはラッキーアイテムらしいですぜ、旦那。馬の置物を北西の方角に置くと金運が、東南の方角に置くと人気運がアップするそうです。って、Dr.コパから得た知識なんだけど。うさん臭せーんだよ、コパ。と思いつつも運転しながらすっかり聞きまくり、忘れないようにと運転していた車を道端に停めてメモまでとっている私。アホアホである。あ、ちなみに来年のラッキーカラーは、ベージュとピンクだそうです。来年になる前に忘れそうだけど。






20011216                  



ろくに調べずに買ったチケットではあるものの、ちょっとは楽しみにしていた本日のコンサート。クリスマスシーズンらしく、アヴェ・マリアである。

しかし室内楽団だっつーのに、大ホールで公演するというのはいかがなものでしょうな。有名どころだから、キャパ広くしないとペイできないんだろうけどさ、それなら半分のスペースで入場料倍とれば?って気もする。

と、始まる前は少々の不安も感じていたが、とっても上手で素晴らしかったです。前半はおきまりのパッヘルベルやバッハで、中学生のクラシック講座ってな内容でしたが、後半は結構濃かった。そしてものすごいサービスっぷり。アヴェ・マリアはバッハ・グノー、カッチーニ、シューベルトと3種類も歌ってくれました。ソリストものすごく良かったし。室内楽といえども大ホールでも充分聞ける演奏力でびっくり。プロは違うね。

帰り道、カーラジオから流れてきたDo they know it's Christmas time at all?って曲を聞きながら、アフガン難民の事とか考えたりして。This Christmas time the greatest gift they'll get this year is life.浮かれているばかりではなく、たまには他の人達のために祈ったりしてもいいんじゃないかねとか。






20011215                  



昨日出したツリーの足もとが寒そうだったので、ツリースカートを作ってみました。

といっても、うにオビベッドを作ろうと思って買っておいたボア生地を適当に切り、廻りをぐるりとかがっただけなんですが。作ったっていうのか?これ。

でも少しでもボアを使うことが出来て良かった。2メートル単位で販売していたので、何も考えずに2メートル購入しちゃったのだが、これがでかい! 大きすぎてしまえない! 仕方がないので、何となくラグ気分でこたつの下に敷いたりソファーに乗せたりしてるんですが。夏になるまで、何が何でも使い切らないと。こんな物体と共に夏は越せないぞ。つーか、早くうにオビベッドを作らないと。

しかし次の仕事が詰まっている現在、とてもそんな余裕のない私。つーか、次の納期が1月3日ってどうゆうことなんでしょう。正月じゃん!クリスマス時期なんて、確実に忙しいじゃん!

ま、いいんだけどよ。クリスマスといっても所詮は他人、実際に会ったこともない人の誕生日だし。あーあ。






20011214                  



うひー。やっとひとつめの仕事が片づきました。今回、納期の一週間前に入稿。我ながら素晴らしすぎるぜ、この仕事っぷり。

ちょっと早く片付けたかったので飛ばしてみたのである。しかし、いつも納期ギリギリに入稿している私が一週間前に終わらせる。ひょっとして得意分野なのか?と勘違いされて、そんな仕事ばかり来ちまったらどうしよう。いや、それならそれで常に早めに仕事が片づいていいのかも。でもやっぱ嫌だな。

そんなわけで、出すまいと思っていたクリスマスツリーを出してみたりしました。

猫ズが登りそうで怖かったんだけれど、大丈夫なものだね。最初のうちはガリガリかじったりしていたが、すぐに飽きてしまったもよう。しかしこのツリー、無駄に大きい。180センチもあるんですけど、3LDKのマンションにはちとでかすぎである。もう少し小さな物が欲しかったのだが、近所のホームセンターには大きいのしか売ってなかったんだよねぇ。一軒家に住んでいた時だったので、別にいいか・・・と思って買っちまったのである。

で、その大きさの事もあり、ここ何年か出していなかったのだ。組み立ててみると、思っていたよりいい感じである。まだオーナメントをつけていないので、ちょっとした観葉植物気分ですな。一応、カナダみやげに貰った天使のオーナメントとか、近所のかなり濃厚なカントリーショップで買ってしまった小さな鳥カゴとか、とりあえずそこいら辺にあるものを吊るしてはみたんだけどさ、ちょっとクリスマスって雰囲気とはほど遠いような。そのうち「宝くじが当たりますように」なんて書いた短冊とか吊るしちゃいそうだよなぁ、私。あー宝くじ当たっちゃったらどうしよう。買うものリスト作っとかないと。






20011207                   



実は最近、少々ネットから遠ざかっていました。そろそろ仕事が入りそうでメールチェックが怖かったのと、今地道に刺しているクリスマス用のカレンダーに熱中してたからなんすけど。

が、そんな私の様子を見ていたかのように、なぜか電話&ファックスで仕事が入ってしまった。いつもメールでくるのに、なんでなんだー? って、まぁ仕事なんだから逃げてても仕方ないんだけどさ。しかし今回はかなり苦手分野だったりして。生涯学習ですな。勉強させてもらいます。

そういや昨日、憑いている人(byことえり変換)ツイている人ツイていない人の違いはなんぞやというテーマの番組を見てしまった。

結局そんなものは考え方次第なのよね〜ってな結論だったと思うけど(違うかも)、実際そうだよねぇ。だってツイていない人の言い分・・・。なんであなたはツイていないの?という問いに「ダンナがハゲだから」とかさぁ。そんなもん、ヅラでもかぶせとけっつーの! 油性マーカーで塗りつぶしとけっつーの!

そらハゲの方本人はいろいろ辛いこともあるかもしれない。一生懸命に生きているだけで「ハゲんでるね」と言われ、怒れば「ハゲしいね」とさとされ、何もしないでいれば「ハゲだね」と感想を述べられる(by松尾スズキ)。でもそれをツキのせいにするのはどうかと思うわけですよ。確かに髪はツイていないかもしれないけど、運とは違うでしょ。ツキとは違うでしょ。

で、なにしろ何事も悪い方に受け取ったり、人のせいにしたりする考え方が自然とアンラッキーをよんでしまうという事である。ま、当たり前の事ですな。生きている限り結論なんていつ出るかわからないんだし。なーんて相変らず楽天的な私ですが、ビアスの悪魔の辞典によると、

楽天観(optimism)
醜いものを含めて、あらゆるものを美しいと見、あらゆるもの、とくに悪しきものを善なりとし、誤っているものをすべて正しいとする主義ないし信念。(中略)盲目的な信仰であるから、その非を悟らせようにも、反駁の光などてんで受付けようとしない。つまり知性の病気の1つの場合であって、どのような治療法も効果がなく、結局、ご本人が死ななきゃ直らない。遺伝はするが、伝染しないのがせめてもの幸いである。

とのことです。

いいじゃんね、別にー。






20011205                   



野村さちよ(字がわからない)逮捕により、野村克也監督も阪神タイガースを辞任。いよいよ川藤監督誕生の時が来るのか?と有りえないと思いつつも期待を膨らませた本日。1度くらい川藤さんに監督させてみようよタイガース。絶対に面白いって!

脱税に限らず有名人の犯罪が通常よりかなり大きく報道されてしまうのは、やっぱ見せしめなんでしょうな。稲垣メンバーもなかなか復帰しないしー。いしだ壱世も3年は芸能界に復帰できないとか言われているし。かと思うとタリバンに拘束されていたジャーナリストなんて、不法入国とかしてるのに解放されて帰国すりゃぁなーんかみんな温かい迎えっぷりじゃぁございませんこと? いやもちろん解放されてよかったんだけどね。私たちの税金がいくら流れたかは知りませんが(億単位と言われているが)、国のお金で帰国されてほんっといいご身分だよな。もう二度と日本から出るな! なんて思っちまいますが。

一週間くらい前の話しだが、立て掛けておいたアイロン台が倒れて足に激突。その瞬間「骨折したかも」ってくらい痛くて声も出なかったのだが、そのうち歩けるようになったので、何もしないでいるんだけれど。しかし未だに階段を降りる時とか、ちょっと痛いんだよね〜。実際、骨に異常があるのなら、こんな痛みじゃあないと思う。しかしワタクシ、過去に足の骨にひびが入っているのに気づかずに自然治癒させちゃった経験の持ち主なのである。いやあの時も痛かったんだよなぁ。でもまーさかヒビが入っているとは思わなかったよ。

その後、交差点で車に接触。はねられたとかひかれたとかではなく、ぶつかってきたという感じである。どうやら私が小さすぎて人間だと認識できなかったらしい。その時に念のために診てもらった病院で、過去の傷が発覚したのである。20年近く知らなかったんだよな、足にヒビが入ってた事を。あの時、車と接触しなかったら未だに知らないかも。下手すると一生知らなかったかもだよね、自分の身体の事なのに。もう「知ってるつもり」なんて番組で他人の事を知ってるつもりになってる場合じゃないね。って、そんな番組見てないけど。人の事を知る前に、とりあえず自分の事を知っとかないとね。






20011204                   



からからりんと乾いた日々が続いていた関東地区。本日はひさしぶりのおしめりである。

そんなわけで、車で約1時間分離れた実家に帰って来ました。なーんかプリンタの調子が悪いということで呼び出しがかかったのである。それにしても多すぎるぞ工事中! まったくさぁ。掘ったり埋めたり掘ったり埋めたり、面倒くさいったらありゃしないよ。現場の方々には何の罪もないとはわかっているけれど、イライラするよねぇ、ほんと。

ようやく実家に着き、プリンタを使ってみると普通に使える。が、なぜかIEでは印刷ができなかった。「ネスケ使えばいいじゃん」と言うことで結局解決はしなかったのだが。なんででしょうね。謎。

弟によりきれいに整頓された自分の部屋の押し入れから一体のぬいぐるみと、いつの時代の?って感じのチロルテープを持ち帰る。ちなみに弟は整頓魔である。一家にひとりいると便利な整頓マニア。図書館でなんちゃら図鑑とか全集を2日もかけて全て1から順に並べ替えたという経験の持ち主である。その時に図書館に行った本当の目的は何だったの?と姉として問いたい気持ちもあるが、面倒なのでやめておく。なにしろ本とかは大きさ別に分類され、順番に並べられていないと落ち着かないらしい。神経質な性格でもないし片付けを人に押し付けるわけでもないから、まあ重宝するんですけどね。

家に帰ってさっそくぬいさん
を洗濯。耳を干されてちと痛そうである。






20011203                  



すっかりデンマークのお刺繍にはまっている私。そんな私がお楽しみにしていた本が本日発売になりました。その名も「北欧の手づくり手帖」。そのままじゃん! というツッコミはおいといて、本当に北欧のヘムスロイド(家庭の手工業)が満載。北欧好きには超オススメの本でございます。

ていうかー、正直びっくり。自分で熱中してながらも、超マイナーで地味ーーな雰囲気のこの手仕事がわざわざ本で紹介されるなんて。なんていうのか、今どきのおっされーなハンドメイドとはちょっと違うし。なにしろ手工業だからねぇ。ま、私は手仕事なら何でも好きなんですけどね。

私の手仕事好きは明らかに両親の影響である。やったら細かい事を平気でこなす母と、ハンドメイドに命をかけてるんじゃねぇのか?という父。盆栽は植木鉢を作るところから始めていたし、菓子作りにはまった時はマロングラッセを作るのに栗の収穫から始めていたからね。家の外壁は自分で塗り替えちゃった時にも驚いたけど。庭に鹿威しを! と、石を削りだす所から始めた時にゃあさすがに途中で断念。で、中途半端に削られた石に水が溜まり、ぼうふらが沸いて蚊が大繁殖。家族が大迷惑をしたという過去もあった。あー思い出したくない。

ちなみに「北欧の手づくり手帖」は大好きな暮らしの手帖社から発行されています。ほんっと暮らしの手帖社って素晴らしい会社ですな。






20011201                  



祝! 雅子さまご出産おめでとう!!

午後から遊びに来てくれた友人の「産まれた?」の一言でテレビをつけると、そこに映し出されたのは優香とものすごい化粧のローリー寺西。スペインの旅番組なんだけれど、ローリーのあの出で立ち・・・・。スペインの明るい陽射しの中では見たくないよな、どう考えても。なーんて言っているうちに突然番組が切り替わり、ご出産おめでとう報道ラッシュである。いやぁめでたいのう。

ところで各局ごとに「おめでたい報道専門」と「あんまりおめでたくない報道専門」のキャスターとかアナウンサーとかって決まってるんですかね。フジテレビは須田アナが老いを隠せないながらも爽やかな笑顔で報道していたが、さすがにこんな時には安藤優子は出てこないよねー。局アナじゃないしねー。でも、アメリカの報復行動が始まった時には、ものすごい勢いで出てきたぞ。泊まり込んでるんじゃねぇのか?ってくらいのスピードだったけど。

老けたといえば、小和田さんのお父様も随分お年を召したご様子。いろいろ心労がたえないのだろうねぇ。なにしろ無事に出産されて一安心だよ。

去年の今くらいの日記に書いた覚えがあるのだが、その頃に双子を出産した私の友人。なかなか赤ちゃんができなくて大変だったのである。 困ったことに原因は不明。転々と病院を変えてもダメ。で、ここなら!と某有名タレントも通ったというお医者さんに診てもらったら、すぐに子供が出来たのだ。そのお医者さんがものすっごく優れているのか偶然なのかは全くわからないけれど、なにしろめでたい。でも、やっぱり実際に生まれて来るまで安心できなかったなぁ。お祝いとかも、無事出産の知らせを聞くまで用意できなかったもの。

待ち望んだ出産の知らせに感動し、周囲の色んな物にまで感謝したくなる気持ちだったのを今でも覚えているけれど。

ま、大体人間って、気がついた時には生まれているんだけどね。人はひとりで生まれて来てひとりで死んでいく。でも、自分だけの力で生きているわけじゃあないのよねーと、あたり前の事を実感しながら謙虚な気持ちになる事も時には必要なんだねぇと思った本日でございました。


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