**syykuu 9**








20010928                    



日中、テレビを見ているとテロップが流れる。4時半から長嶋茂雄監督の記者会見があるとのこと。それを見ただけで、退任の発表という事は容易に考えられるものの、ついそのまま会見まで見てしまった。

それにしても、心に穴が開いたようというのはこうゆう事なんでしょうか。特に熱狂的なファンではなかったが、ものすごく寂しい。前回の監督退任時とは違い、もう次はないんだろうなぁと予測させるからだろうか。日本のプロ野球界において、長嶋茂雄の存在がいかに大きかったかを今更ながら知ったような気持ち。それだけ周囲も長島人気に頼っていたんだろうな。特にマスコミはね。

ヤクルトファンの友人が、巨人ファンの自分の父親の「やっぱり巨人は強くなきゃ」という理屈が全く理解できないと言っていたが、私にはよく解る。いつでも強かった巨人軍は、働きバチと言われた当時の日本のサラリーマン達のストレス解消になっていたと思うから。仕事から疲れ果てて帰った時に、いつも通りに気持ち良く勝ってくれるジャイアンツ。巨人・大鵬・たまごやきとはよく言ったものである。サラリーマンじゃなくても、その時代に巨人ファンだった人なら、当時と同じ"強い巨人軍"を期待しちゃうんだろうな。

そんな事を考えると、その中でずっと闘ってきた長嶋さんの貢献度の高さはかなりのものと思われるわけで。周りの球団はみんな"打倒!巨人軍"の意気込みなのだから、本当の本当に強くなくちゃならないわけだし。渡辺オーナーじゃないけれど、死ぬまで巨人の監督でいてくれと思う人も多かったんだろうな。ほんと、お疲れさまと心から言いたい気持ち。原君は一見器が小さそうに感じるが、お利口さんだからなんとかなりそうだし。

話は全然違うんだけど、今日、ミュージックステーションを見ながらしみじみ。長瀬智也ってジャニーズにしちゃあ格好良すぎないか?ジャニーズ基準を遥に越えちゃってるよね。以前から、これほど"ジャニーズ"という事務所名を邪魔に感じる奴もいないよなぁとは思っていたが。






20010927                    



戦争で失うものの大きさとは比較にならないものの、その反省からは何かを得られるものと思っていた。でも、それって勘違いだったみたいね。

ベトナム戦争での死者は、アメリカ軍は5万8千人。その多くは黒人や南部の貧しい若者と言われている。一方、勝利はしたもののベトナム側の死者は軍人と民間人を合わせて200万人は下らないとのこと。当然戦地はベトナムだったわけで、この時にはベトナム側からアメリカ本土へは小銃弾の1つも打ち込まれなかった。

そんな過去を持ちながらも、また戦争。もはや何を目指しているのか全くわかりません。なんのために戦うの?つーか、報復=戦争というのも、あまりに短絡的すぎて、とても現代人の考えとは思えないです。ジャイアンだって、もうちょっと考えるよねー。そんなもので、平和を得られるわけがないし。同時多発テロ後にラジオではジョン・レノンの「イマジン」が放送自粛曲になったというのも、かなり謎。リクエストは殺到していたらしいけど。

そんな中、どうしても期待したくなっちゃうのが高橋尚子選手ですな。晩に放送していたドラマ、すっかり見ちゃったし。小出監督は竹中直人じゃあちょっと暗かったような。なにしろ思いっきり走ってもらいたいのう。






20010926                    



いやーっ、感動的でしたね、近鉄優勝の瞬間。 セリーグはヤクルトが優勝するんだろうな。ミラクル・アゲインはなかったか、巨人軍。あれだけ選手揃えてるんだから、ミラクルじゃなくって普通に優勝してみろよ!って気もするんですけど。しかしそうなると、日本シリーズは近鉄対ヤクルトか。誰が見に行くんだ?それ。つーか、私見に行っちゃおうかなぁ。神宮に。

自分の持ち物に「しげお」とか「さだはる」とか「たつのり」なんて名前を付けちゃっていたのが、大好きな松本大洋のマンガ「花男」の主人公の花男である。「青い春」「ピンポン」と、何故か松本大洋の作品が次々と映画化されていますが、私が一番映画化してもらいたいと思っているのは「花男」。北野武監督・主演で見てみたいと切望する今日この頃。そういや、数年前に噂になっていた「鉄コン筋クリート」は結局映画化されなかったのか?確かにあれ、実写で撮るのはかなり難しそうだけど。

それにしてもペコ役の窪塚洋介君のおかっぱ姿・・・。おかっぱにしても滑稽というより可愛いイメージを受けてしまうのは、やっぱ窪塚洋介だからだよね。あれが高校生っつーのはかなり無理がありそうだが、脚本も良さそうだしちょっと見たい気もする私である。というか、既に見る気満々。松本大洋じゃないけど、さそうあきらの「神童」も映画にするとかなり良さそう。つーか、文部省が推薦しそう。ま、陰陽師より面白いのは確実ですな。

半年くらい前、大作マンガが読みたくなり、本屋で「あしたのジョー」と「陰陽師」のどちらを購入するか迷った末に選んだのが「陰陽師」。ジョーは一度読んだ事あるからというのがその理由だったんだけど。

マンガの陰陽師は人気も高いから面白いんだろうなぁと思いつつも、実はかなり期待外れ。山岸涼子の「日出処の天子」のような物を期待していた私が悪かったんだけど、実際のところは物怪捕物帳って感じ。友人に説明する時に「ゲゲゲの鬼太郎と銭形平次を混ぜて50倍くらい薄めた感じ」と言ったら、全然解ってくれなかったけど。ま、夢枕漠だから仕方ないのか?日出処の天子の聖徳太子と違って、安倍晴明となると古事記の一節から膨らまさなければならないわけだから、そりゃ大変だろうとは思うけど。でも申し訳ないんだけど、あんな物じゃあ喜べません。誰かもっと面白い安倍晴明の話しを書いてくれないかのう。






20010925                    



実は本日、待望のネズミーシーへ行くという計画があったのである。しかしある筋(どんな筋だよ)の情報によると、この季節の休み明けの日は、体育祭や文化祭の振り替えで非常に混雑する。実際に9月17日は月曜の平日であるにも関わらず、オープン以来最高の来客数だったと聞き、計画を断念。まぁね、今の時期って修学旅行生もやたらと多いんだよねー。良い季節だものな。

で、目的も失ったまま恵比寿でuniovi用フード皿とキャットニップ、猫本を、何故か銀座のキャトルセゾンでちまちまと細かい物を買って帰宅。


先日、A-pocketのakiさんから届いた猫さん首輪。写真があまりにも悪く申し訳ないのですが、実物はこの1億倍くらい可愛いんです。akiさんの作られるものは大人気で、タイミングの悪い私はいつも指をくわえて見ているだけだったのですが、このたびめでたく購入できたのでした。うひひ。最近は小洒落た物も見かはするが、こんなに可愛い首輪は見たことないよ。しかし、巨大猫うにの首には回らず・・・。オビの物となったのでした。

他にも紹介させてもらいたい物がたっくさんあるので、専用ページを・・・と思い続けて既に1年以上。しかし、今週中に(ちょっとは)作ります。と自分にプレッシャーをかける私である。それにしても、空が高くなりましたな。






20010924                    



高さ10センチはあると思われるアフロヘアでも、やっぱ燃えたら相当な熱さだよねぇ。

と、大爆笑しながら見てしまったウォーターボーイズである。昨晩突然思い立ち、てろっと観に行ってきました。これ、かーなり笑える。途中、死ぬんじゃないかと思うくらい笑っちゃう箇所が2つあって、最後にもう一回そのくらい笑わせてもらえればもっと良かったんだけどな。全体的にかなりハイテンションなので、ラスト近くに一瞬間延びした印象を受けてしまった。水中を上手に撮るのって難しいんだね。あれだけの人数だしなぁ。でも、本当に期待以上。今すぐもう一度観たいくらい面白かった。

本日は借りていたビデオ、「コーラスライン」と「フェーム」と「ダンサー」を観ながらだらだらと過ごす。どれもダンス物ですな。コーラスラインは別に好きな映画ってわけではないのだが・・・というか、そもそも映画じゃないんだけどさ、これ。しかしラストシーンが観たくて、頑張っちゃうんだよね。ラストだけ観てもいいんだけど、そこまで頑張って観たからこそ、ラストで感動できるっていうか。第九の大合唱に至るまでと似た感覚ですな。しかしコーラスダンサーにしてあの実力・・・。ほんと、アメリカのエンタテイメントは奥深い。第二次大戦中に「風と共に去りぬ」の大炎上シーンを撮影していたと聞いた時、そもそもそんな国と戦うこと自体が無謀なんだよ!と思ったものである。

リュック・ベッソンの映画はいつでも大人気だが、実はあまり好きなものはない。強いて言ったら「ニキータ」くらい。「ダンサー」は脚本やら原案はベッソンで、監督は違う人らしいけど。どちらの映画も最も重要な役割を果たしているのは女優で、彼女達がいなければ、そもそもこの映画は無かったのだろうと思わせるくらいである。特に「ダンサー」は主役のミア・フライアのための映画としか思えないほどはまっている。ミア・フライアっていうのが、本当に可愛いんだよねー。口のきけない黒人ダンサーの役なのだが、あの髪形、長ーい金髪をいくつもの太い三つ編みにしてパワフルに踊りまくる姿がすごい。一瞬、メデューサ?って感じなんだけど、慣れるとこれが可愛く見える。映画自体も可愛くて好きなんだよな。情けないけど妹思いのお兄ちゃんもいい感じだし。

ところで、ずーっとサボっていたunioviニッキを明日から再開します。うにオビ・・・秋になり、ようやく活発な動きを見せ始めました。






20010922                    



疲れちゃったのかなんなのかわからないけれど、ここ数日は体調も悪く、寝たり起きたりの生活でした。

そんなわけで、忙しかった時の分までだらだらとテレビを見たり本を読んだりしたいたわけです。しかし、本日復活。関東地区、天気は悪く肌寒いのが良かったのか、何故かやる気満々である。洗濯して干しているタオルをいちいち落とし、その上でくつろぎやがるしましま猫うにオビに、そこまでタオルが好きなのならパイル地のブランケットを作ってやろうと思ったのはかれこれ1年以上前のこと。いよいよ実行に移すときがやって来ました。と、随分と前に買っておいたパイル地を引き出しから文字どおり引きずり出したところで(全然文字どおりじゃない)タイミング良くやって来た宅配屋さん。先日お願いした布達が到着したのである。んー。神風吹いてるって感じ(誤った日本語の使い方)?

以前に作ったうにオビ段ボールハウスも、あまりに貧乏臭いので丁度いいサイズのカバーを作る。寸法を測るわけもなく、文字通り立体裁断である。この作業が楽しかった。



調子に乗って、マタタビ入りお魚オモチャを作ったところで、本日のミシンかけは終了。うにオビもお気に召されたご様子である。

それにしても何が恐いって、狂牛病だよ。なんか日本の対応ってのんき過ぎない?海外では日本以上の大騒ぎになっているらしいけど。なーんで隠そうとするのかね、農林水産省。今まで「日本の牛なら大丈夫」と思って、国産牛肉と書かれているもの(ホントか嘘かは知らないけど)しか買っていなかったけど、この先牛肉はいっさい食べないことにした。と言っても、ブイヨンやレトルト食品やポテトチップスにも入ってるんだよねー。同じもの食べていても発病したりしなかったりと、感染率は低いらしいけれど。






20010917                    



やーーーーっと仕事が終わったのである。あーほんと、ぐったり。

働けど働けど終わらず、今回は本当に嫌になりました。ところでみなさん、ご存知ですか?疲れると目の下がうっすらと青くなる、クマ。そのクマさんが発展すると、目の周囲がぐるっと青くなるんですよ!

そんなわけで、グーで殴られた後のへたれマンガの主人公のような現在のワタクシ。目の下にあったクマが内側から鼻の付け根に方へと延びだした時点で、鏡を見ながら「既にこの世のものじゃあないかも」とは思っていた。そして今。すっかり燃え尽き、白い灰になりつつある。命かげろう。そんな言葉が脳裏をよぎり、その状態で目の回りがぐるっと青い。そんな自分を、何故自身で笑えるのかが我ながら謎である。

ところで今日って9月17日なのねー。何かやる事あったかなぁ。何か忘れているような。今、頭の状態がかなりおかしいんで、後で考えることにしようっと。






20010912                    



さて。超ハードな時期に突入し、またしても生活時間帯はずれまくる毎日。昨晩、救急病棟が始まると思いつつも眠気を感じたので、ビデオに録画しながらうたた寝をしていた。で、うとうととしていた時にアメリカで大変な事が起こっていたのである。

いくらテレビの画面からだといっても、あんな物を目にするとは思ってもいないわけで。想像の限界を遥に越えた大惨事。とても現実の事とは思えない残酷な光景に、ただ驚くばかりである。

思い知らされたのは、イスラエルの問題は思っていたよりずーっと深かったということ。おそらく自ら操縦桿を握って激突したわけで、日本の特攻隊の様なその行動と尋常とは思えない精神に恐怖を感じるばかりである。そこまでしてしまう程の何かが彼らにあったのかと思うと、安易に割り切れない問題だけに、解決の手口が全く見つからない現状がもどかしく、同時に様々な不安を感じてしまう。

喜ぶイスラムの人々の精神構造はどうなっているのだろう。「アッラーの神のおかげだー」と喜び、叫びながら走るおばさんが映し出されていたけれど、全然アラーの神のおかげじゃあないからね! やったのは人間なんだからね! 大喜びでピースサインをする子供たち。彼らも成長したら、特攻隊員の様な行動を平気でとるようになるのだろうか。

左の頬を差し出すわけもなく、当然アメリカは報復するだろう。アメリカ国民の7割以上は「裁くべきではなのは国ではなく組織だ」と思っている様だがそうはいかないでしょう。というか、あんな惨劇が起こった直後に、7割以上もの人がその冷静さを保っていられるのはすごい。印象的だったのが、声名発表の時のフランスのシラク大統領の表情。やる気満々である。フランス・・・。戦う双方に武器を売ってしまう戦争ビジネス大国だからな。自分は全く安全な所にいながら戦争を喜ぶ人もたくさんいるという現実にも恐怖を感じたけど。結局血を流すのは、なんの罪もない人達なのだ。血を流して解決できる問題は何もない。解りきったことなのに、なんでこんなバカな事が起こるのか。本当に信じがたい。






20010909                    



先日、っていきなり今日の日記を「先日」から始める?って気もするけれど、先日の話。

電話でマリコちんと、世界陸上とか世界水泳の選手達のキャッチコピー話で大笑いしたのである。 日本選手の「アジアのパピヨン」とか「走る修行僧」から始まり、イギリス三段跳び選手の「スクランブル交差点を3歩で渡る男」とか「電話ボックスを飛び越える男」「哀しみの怪力バイキング」「灼熱のアジアンエキスプレス」とか。「高速のオイルチャージャー」っていうのもあったなぁ。私は16歳の水泳選手につけられた「かっ飛びのあや」っていうのが可哀相で仕方なかったんだけど。16歳にしてそんな、時代劇キャラにでもなりそうなキャッチフレーズ・・・。悲しすぎるぞ。

しかし今、700以上のキャッチを今週中に考えなければならない状態のワタクシ。かーなり、そんな感じになっています。自分で考えながら大笑い。何言っちゃってんだよ!私は!と、ひとりツッコミの嵐。でも、700のキャッチって、実際には全然たいした事ないんだよね。バシバシ出来ちゃうんだけど。でさ、読み返さなきゃ良いんだけど、読み返すと悲しくなるんだよねぇ、これが。あーあ。






20010908                    



しかし秋らしくなりましたな。
秋ってやっぱり大好きな季節なのだ。なんといっても果物が美味しい。一番の大好物の栗の収穫時でもあるし、ぶどうも美味しいんだよね〜。しかし今年の梨はいまひとつかも。まだ美味しい梨を食べていない私である。

そして、今の季節といえば、チョコレートの新製品ラッシュ。コンビニエンスやスーパーで新製品を片っ端から買いまくり、ひとりマーケティングを楽しむ季節である。はっ。そういや、先日の眼精疲労による肩凝りとか頭痛とか。チョコレート食べると治っちゃうんだけれどさぁ、それってやっぱ気のせい?でも治っちゃうんだよねぇ。何か根拠はあるのだろうか。謎だ。

本日、いつも食材の調達に行く百貨店もどき付近のアフタヌーンティーで、20周年お祝いセット(ものすごく適当)みたいな物を売り出すと聞いて、いそいそ出かけるワタクシ。先着何名様と書かれていたので、丁度開店時間に着くように行くかねと出かけたものの、10分ほど早く着いてしまった。しかしその時点で並んでいる人がいるし。びっくり! そんなわけで、駐車場に車を停めて行列の後ろにつく。何かを買うのに開店前から並ぶのって何年ぶりだろう。以前はバーゲンに並んだ様な気もするけれど、今はバーゲンにすら行かないし。



んで、購入したものがこちら。でかい袋に色んなアフタグッズが入って、かなりお買い得ではある。が、正直言ってなんかいまいち。でも、日常使うのには便利な物達ばかりだからな。ま、いっか。そんな感じ。あーでもCDは良かったなぁ。紅茶も入ってるし。カップとソーサーとお皿とランチョンマットが2つずつ。トレイとCDと紅茶と、それが入っている大きなバッグ。これだけ入ってるんだから文句言うなよ!って思われそうだな。

そういや、今週頭に本が入荷したって電話が入っていたっけ。と、思い出して本屋さんへ。 頼んでいたのはスキャリーのマザーグースの絵本だが、なんとなく色んな本を買ってしまった



謎の猫雑誌NEKOは、低価格のわりにゃあ内容は充実。いったい何なのこの本は?面白いじゃないか!と、猫好きにはたまらない一冊でございました。ちらっと立読みしていたら、やめられなくて買っちゃったのが坂崎幸之助のネコロジー。以前友人に「アルフィーって歌わなきゃ面白いのにねぇ」と言ったら、「あいつらはお笑い3人組かよ!」と、さまーず三村の様に突っ込まれた事を思い出しつつ、単なる猫の写真集か自分が飼っている猫の話だろうと思って見たら大間違い。文体は軽いものではあるが、とても深くて面白い本だった。読んでる暇あるのかよ!と思いながら、すっかり読んでしまいました。猫を好きな人にも嫌いな人にも知ってもらいたいエッセイである。彼がやっている事についてはいろいろ意見も分かれるところだと思うし、それがベストなのかどうかも解らない。でも、自分ができる範囲の最善の方法で、それに労力を注ぎまくっている人達の事は心から評価したいと思います。読んで良かったーとしみじみ。

創刊以来毎号楽しみにしていたはずの「おおきなポケット」だが、ここ数ヶ月はチェックを怠っていました。どう見てもちびっこ向けの雑誌なのだが、「小学生からの月刊誌」と書かれているから私も含まれているはずである。で、今月号、もう最高っす。大特集はフンフンうんち図鑑。ミミズからアオダイショウからコアラからライオンから、何十種類もの動物達のうんちのオンパレード! しかも、うんちをしている現場の写真付き! ほんとすごい。コウモリやらチーターやらクジャクのうんちシーンが盛り沢山なんですよっ!奥さんっ!いやー、マニア必見ですな。って、どんなマニアだよ。



日本版のエル・デコを買うのは久しぶり。写真が良かったから買ってしまった。インテリア誌は日本のものより欧米のものの方が圧倒的に面白いのは、やっぱ様々な人種が共存し、生活レベルもいろいろだったりするからだろうか。日本の住居って、どうしても画一的だものね。その中で自分なりに工夫をする楽しみもあるのだが。






20010907                    



ほげーっ。もう7日かよ!
何を隠そう今のお仕事、入稿は5日の予定でございました。しかし雪だるま式に増えていく仕事に首が回らなくなり(誤った日本語の使い方)、「無理です」と申し上げたところ11日に延びたのね。しっかーし、未だページ構成が出来てないってどうゆうことさ。全体像が見えないと、仕事がやりにくいぞー。それなのにまた原稿枚数増えてるし! 大丈夫なのか?私は。

そんなわけで、逃避しまくる私。今日の癒しグッズはちびっこ達が遊んでいる写真ばかりのハガキ大サイズの写真集に決定。子供の頃ってほんと、ただ遊んでいたよなぁ。何考えてたんだろう、当時の私って。


先日購入したバカラックのコンピレーションアルバムを仕事の共にしていましたが、どうしても聞いてしまう。聞きながら思考が飛びまくって仕事にならないので、ホロビッツに変更。なんかよく解らないCDなんだけれど、シューマンやらリストやらブラームスの曲を優しく弾きまくっているもので、ジャケ写真を見るとまだ若かった時のみたい。ホロビッツってためが無くていいんだよねぇ。私向き。

しかしバカラックのCDをあらためて聞きながら思ったのだが、黒人歌手が歌ういわゆる白人音楽って本当に聞きやすいですな。ひょっとして、それがスタンダードなのだろうか。万人向けなのだろうか。日本でもMisiaが今までのソウルフルな歌い方をぐーっと押さえたEverythingが大ヒットしちゃったけど。なんだろ。声質なのかなぁ。黒人のミュージシャンの声って本当にスッコーンと抜けて乾いていてキレがいいんだよね。一時期、50年代〜60年代のソウルにはまり、異常にレコードを買いまくっていた記憶が。サム&デイブとかオーティスとかドリフターズ(ブーやカトちゃんのいるやつじゃなく)とかコースターズとかの、古いR&Bのレコードが鬼のように実家の押し入れに眠っているのを今思い出した。いつだったか山下達郎が「このレコードは市場で見つけられない」みたいな事を言っていたのを持っているのが密やかな自慢だったりしたが。ここ数年はかなりCD化されているみたいだが、その頃はレコードでしかなかったんだよねぇ。レコード・・・今更聞けないし。プレイヤーないし。どうするんだ、あれ。

そういや、内蔵全部ひっくり返って出てくるんじゃねぇのか?って感じのホイットニーのI Will always love youも素はドリー・パートンのカントリーソングである。カントリーには聞こえないよねー。さすがホイットニー。でもどちらかというと、叔母ちゃんのディオンヌの方が好きなんだけど。

子供の頃、来日したドリー・パートンをテレビで見た時に何か強烈な物を感じた。ド派手な衣装に濃い化粧。それ自体が強烈だったんだけど。その後、ボスの横暴や支配に耐えてきた3人のOLが仕返しをしまくる映画、「9時から5時まで」を見て大好きになったのだ。本当に面白い映画で、OL3人が息子(だったか?)のマリファナをくすねてラリっちゃう所なんて最高!ドリーは色気ムンムンの秘書役で、これがはまっていたのである。

そんなわけで、カントリーとか全然知らないながらも、彼女の曲だけは聞いている。一番好きなのは、彼女が貧しかった少女時代、あり切れをはぎ合わせて作ったカラフルなコートの思いでを歌ったCoart of many colorsという曲。大ヒットして有名になっても彼女のド派手な衣装は変わらず、それが悪趣味と言われて何年もの間ワーストドレッサーに選ばれていた。でも、自分にとって本当に心地いい格好ならなんでもいいじゃん。と、ドリーを見ていると、そう思えるのである。


今までうすうす感じていた事。うにオビを比べて、オビっていつまでも小さな猫だなぁと思っていたのが間違い。普通サイズはオビで、うには巨大サイズでした。いや、そんな気はしていたのだが。






20010905                    



昨日の「小さな恋のメロディ」といい一昨日の「サボテンブラザーズ」といい、なーんで人が忙しいっつー時に面白そうな映画を真っ昼間から放送するかね、テレビ東京。おかげで見ちゃったよ! サボテンブラザーズは映画館でも見たし、ビデオでも何回も見ているのにまた見てしまった私。日本語吹き替えって所に興味があったんです。コメディーって吹き替えでものすっごく面白くなったりするじゃない。もともと爆笑の嵐だった(私はね)この映画が、更に面白くなってしまうかも・・・と、ついつい見ちゃったんだよね。あーあ。

しかし小さな恋のメロディって、本当に可愛い映画ですな。カメラの使い方も好きなんですが、何と言ってもマーク・レスターの可愛いこと。トレイシー・ハイドといい、この時が彼らの頂点だったんだろうねぇという淋しさを感じつつも、こんな頂点なら充分じゃん!と鼻息を荒くする私である。数年前の「あの人は今」みたいな番組で取材を受けていたマーク・レスターは、整体師になっていた。当然のように大人になってしまっていたが、当時の面影はあるのね。うーん、上手く成長したのう。そして、今現在はどうしているのかさっぱり解らないトレイシー・ハイド・・・。いや、私だけが知らないだけかもだが。彼女、太りそうな感じだったからなぁ。知らないほうが良いことって、世の中にはたくさんあるんだよねー。と茶濁し。

しかし美しいと言ったら「ベニスに死す」のビョルン・アンドレセン少年でしょう。もう、後にも(多分)先にも彼より美しい少年はいない。というか、彼こそが美少年という言葉そのもの!ってくらい綺麗な男の子だった。今の姿は見たくないです。例え美しく成長していたとしても、あの少年時代の姿が鮮烈すぎたよ。彼の存在のおかげで、「世界一美しい男はスウェーデンにいる伝説」ができたくらいだからね。って、勝手に私が作った伝説だけど。

ま、その後出現した、特殊メークなしで猿の惑星を実現できそうなアバのメンバー達のおかげで、その伝説もすっかり翳りつつあるのだが。

そういや「小さな恋のメロディ」は、脚本がアラン・パーカーなのである。おおーーっ!てくらい素晴らしい映画を沢山撮りつつも、商業監督でございますってな感じのくそつまらない感動の大安売り映画も撮ってしまうパーカー君。彼の映画では、「ザ・ウォール」とか「フェーム」とか「ザ・コミットメンツ」の様な音楽やらダンス物が好き。でも一番好きなのは「バーディ」ですな。あれを観てしまったおかげで、おっさんくさくなったマシュー・モディーンや、鼻の下の長さは多分世界一だよねーと思いつつもニコラス・ケイジからいつまでも目が離せないのである。あのパチンコのCM、最高だよなぁ。ちなみに「キッズ・リターン」のおかげで安藤政信や金子賢も好きなんだけど。

アイルランドが好きなのもパーカー君の影響か。そういや、昨日のニュースで見たんだけれど、北アイルランドで児童の通学路をめぐって、また宗教抗争が繰り広げられていた。通学途中に暴動に巻き込まれる子供たち。戦争の殆どは宗教絡みだが、神様を信じつつも戦ってしまうこと自体が矛盾しているような気もするんです。そこまでしてどうして?なんのために信仰しているの?という疑問だらけ。多分私が神も仏も何でも一緒!のスチャラカ日本人だからなんでしょうけど。やっぱ日本っておめでたいっつーか、幸せな国なんですかねぇ。つーか、単に私のお脳みそがおめでたいだけ?って気もするけど。






20010903                    



はっやーい! もう9月。来月は10月で再来月は11月。今年ももう終わりだね。あれ?来年の干支って何だっけ?というか、今年ってなんだったっけ?

眼精疲労による肩凝りから頭痛に発展。しまいにゃあ吐き気までさせながら仕事をしていますが、試しに飲んでみたバファリンが効くのなんのって。普段は滅多に薬を使わないせいか、たまーに飲むと効くねぇ。頭痛はあまり我慢しないで、ひどくなる前に薬を飲んだ方が良いと聞きますな。軽く考えがちだけれど、辛いものね、頭痛いのって。かなり深刻に悩んでいる人も多いと、いつだかのテレビ番組でやっていた。

それにしても何がびっくりって先日の新宿雑居ビルの火災。そんな事件がある度に、日常生活の見直しをしてしまう私である。よく買い物に行く百貨店もどきは食料品売場が地下にある。外に出られる階段の場所は把握しているけれど・・・とか、あの生地屋は普通にしていてもよく解らない。非常口はどこなんだ?とか。どこかへ泊まりに行ったときには、旅館やホテルの非常口の場所だけはチェックするようにしているが、普段は全然そんな事考えないものね。

しかし歌舞伎町のあの辺りは、以前に私がぶっ倒れて顔面流血させながら歩いていた場所である。何か魔物でもいるんだろうか。つーか、あの辺り、魔物以上に恐そうなものがたくさんあるけど。






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