heina:kuu : 7
*ウラニッキ*

 

 7/31, perjantai

生まれ育ったのが都営三田線沿線だったので、子供の頃から地下鉄には乗り慣れている。小学生の頃から1人で5つ先の駅の叔母さんの所まで遊びに行ったりしていたし。いつのことだったか、やはり地下鉄に乗り外をぼんやりと眺めていた。外と言ってもなにしろ地下だからね。なんの景色も見えないんだけれど。ある場所で線路が二つに別れている。その時になんとなく、外の景色が見えない状態で移動するのって、ちょっと恐い気がした。着いたと思って外に出ると、それがまるで知らない場所だったりして。知らないと行ってもなんとなく見当のつく場所ならいいんだけれどね。全く違う次元に行っちゃったりして。やみくろも恐いし。なんて、そんな事を考えながら乗ると、退屈な車内もそれなりに楽しめるってもんだな。

 7/30, torstai

今日の昼食時の話題は何故か、ラテン星人の将来について。今日のお昼メンバー6人で真剣に話し合った結果、お坊さんが良いとのこと。ほぼ決まりかけていたその時、Mさんの「神父でもいいかもしれないよ」の発言が。仕方ない。好きな方を選んでもらおうか。本人に聞いてみたところ、どちらも嫌とのことだった。似合うと思うんだけれどなぁ、坊主姿。一昨日の話の続き。「お弁当やさんの音楽に足並みが合ってしまいそうで嫌なんだよ」と聞き間違え王のYさんに話していた。「そうゆう事ってあるよねー」とYさん。聞くところによるとYさんは、先日片道2時間程度のドライブをしたそうだ。そのときに運転しながら聞いていたのか、買ったばかりのビースティーボーイズのアルバム。しかしスクラッチするところでどうしてもハンドルを持つ手も一緒に動いてしまうらしい。「すごい危なかったよー」って、そりゃ危ないよ!!気持ちは分かるけれどさー。

 7/29, keskiviikko

シュレッダーにたまった紙くずを捨てるときにいつもやってしまうそうになる事。私の住んでいるところは、ゴミを出すのにかなり神経を使わなくてはならない。半透明の燃えるゴミの袋の中に、例えば牛乳パックだとか丸めた新聞紙の一枚だとかが入っているだけでもそれは却下。回収されずに無惨にもゴミ置き場に置き去りにされてしまう。その時のために、各自ゴミには必ず自分の名前を書かなくてはいけない事になっているのだ。でっかいゴミのポリ袋の口をぎゅっとゆわいてからマーカーで名前を。そのポリ袋の口を閉じるという作業が、シュレッダーのゴミを捨てるときにもあるんだよ。そんなわけで、ついついシュレッダーゴミの袋にまでも自分の名前を書きそうになってしまうのだ。実際、ポリ袋の口を閉じ、無意識にマーカーのキャップを開けている自分に気が着いたことがある。あぶないあぶない。

 7/28, tiistai

昼食の時間になると、車でお弁当屋さんがやってくる。道端に車を止めて販売するのだけれど、いつも会社の前に停めているお弁当屋さんのBGMは"おべんとおべんと うれしいなー"って歌。いや、なんて曲かは知らないんだけれど、いつもその音楽が流れているのよ。私はお弁当は買わないので、いつもその車の前を通り過ぎるのだけれど、その時にどーーーーーしてもその曲に足並みが合ってしまうんだよ。行進してどうするって感じで。それが嫌で、無理矢理合わせないように意識して歩いて、妙に不自然なギクシャクとした歩き方になってしまっている自分に気が着く今日この頃。音楽って気分も左右するからな。暑い暑いと言っていないで、涼しくなるような歌でも唄うかーと突然思い立った。涼しいっていうか、寒い歌なら冬の歌だな。この考えはあまりにも浅はかだった。とりあえず、ペチカでも唄ってみよう。雪の降る日は楽しいペチカ。ペチカ燃えろよ・・・って、熱いって!!もう、暑すぎ。これは中止。試行錯誤の末、涼しげな音楽といえばヨーデルでしょうという結論に達する。いやぁ、長い道のりだった。しかしヨーデルって知らないんだよな。

 7/27, maanantai

夏だ夏だ。暑くてじめじめしていて蚊とかハエとかがぶんぶん飛んでセミがうるさくて通勤電車の中で朝っぱらから子供が大騒ぎして空気が汚れてベタベタして気持ち悪くて機嫌敵だらけの季節だ。なぜかこの季節、インド料理とかタイ料理とかベトナム料理が食べたくなるんだよな。なんでどうして?指をくわえながら雑誌の特集を見る。美味しそうなのだ。昼食時の話題は"蚊"。蚊に刺された時、どうするかという話しで何故か盛り上がる。とっことん痒くなるまで我慢して、我慢できなくなったら掻きこわすまでかきむしるとMさんが言っていた。掻きこわしちゃうと、それがなかなか直らないんだよなぁ。刺されたと思ったら、ウナコーワをこれでもかーーーーって位塗りまくるというのが私だ。かゆみ止めパッチも、さされた場所によってはよく効く。渋くキンカンなんていうのもいいかも。最近見ていないけれど、薬屋さんに行けばきっと売っている。先日、家の中に蚊が一匹いたみたいで、やたらくわれてしまった。速攻、薬屋さんで蚊とり線香を購入。使ってみると、これが効くんだな。煙が上っていく様子をuniが不思議な目をして見ている。すぐに蚊が落ちてきた。そこをティッシュで包んでゴミ箱へ。成仏してくださいませ。今日は何故か、車の中に一匹の蚊を見つけてしまった。超凶悪そうな面構え。こいつは手強いぞ。しばしの戦いの末、しましま模様の蚊はまたもやティッシュにくるまれて、私の車のゴミ箱の中に入ることになった。 

 7/26, sunnuntai

日中、テレビのチャンネルを替えていたら、ボクシングの中継をやっていた。ボクシングはかなり好きなスポーツだったりする。こんな時間にやっちゃったら見逃しちゃうよ。あぶないあぶない。飯田が勝ってとりあえずほっとする。賃貸マンションに住んでいる友人が、備え付けのクーラーがきかないんだよと電話をしてきた。自分で新たにつけるわけにもいかないみたいだし、管理人にでも言ってみたら?なんて話していた。クーラー以外には扇風機もなにもない、団扇すらないらしい。「クーラー以外のもので何か部屋に置こうと思うのだけれど、一番涼しくなれる物って何かなぁ?」と聞かれたので、「稲川淳二」と答えておいた。それは涼しいを通り過ぎて寒くなってしまいそうだし、維持費がかかりそうという二つの理由から却下となる。確かに。外観は暑苦しい感じがするし、常にスイッチをオンにしておくわけにもいかなそうだからな。やっぱ、扇風機かなぁ。

 7/25, lauantai

テレビ好きでテレビッ子という自覚があった私だか、最近は本当にテレビを見ている時間が少なくなった。殆ど食事中くらいしか見ていないんじゃないかって思うくらいだよ。今回も、きちんと見ているドラマはハッピーマニアくらいだし。このままでは、すっかり世間に疎い人になってしまいそうだ。ああ、もうなっているかも知れない。ま、いくら疎くても総理大臣が変わることくらいは知っているけれどね。そういや最近、CMで中山美穂が「やっぱ顔でしょー」と言っている。中山美穂を美人だと思った事は一度もないけれど、あのCMは笑えるものあり。 鼻の形と頬骨の高さがちょっとダメ。そう思っていたら、何か雑誌で中山美穂自身がその部分が自分でも気に入らないと言っていた。美人って、そう滅多にいるものじゃあないよなぁ、やっぱり。

 7/24, perjantai

楽観的なのは生まれつきではなくて、意識の問題。それに飽きたらたまには悲観的になってみるのも良いかもしれない。というか、その意識を持たなければ、放っておいても人は悲観的になるものなのだろうな。辞書として使うと面白いビアス著の「悪魔の辞典」。これによる"楽天観"の解釈が面白い。"醜いもをも含めて、あらゆるものを美しいと見、あらゆるもの、特に悪しきものを善なりとし、誤っているものをすべて正しいとする主義ないし信念。盲目的な信仰であるから、その非を悟らせようにも反駁の光などてんで受け付けようとしない。つまり、知性の病気の一つの場合であって、どのような治療法も効果がなく、結局、御本人が死ななきゃ直らない。遺伝はするが、伝染しないのがせめてもの幸いである。"まさにその通り。私もその病気なんだな、きっと。なんて幸せなんだ、私って奴は。

 7/23, torstai

Plain Omellette

Ingredients:*Eggs-2,*Milk-1 tablespoon,*Aalt and pepper-Sprinkle,*Salad oil-1/2 tablespoon,*Butter-1/2 tablespoon

1.Place eggs on bowl,add salt,pepper and milk and whisk.

2.Heat the frying pan-medium heat-and pour the salad oil in a circle.

3.Melt the butter in the pan and then add the eggs.

4.Stir the surface swiftly and when half done fold it over with a spatula. Shape the omelette,shake the pan,flip the omelette over and it's done.

 7/22, keskiviikko

なーんか最近、uniが私の足に噛み付くんだよね。uniの目線で見ると私の足は丁度良い獲物なのかもしれないなぁ。「ネコのカウンセリング」のフォーグル先生も、人間の動きはネコを興奮させると言っている。人間の足の動きは不規則で、獲物の動きそっくりなのだそうだ。動き、止り、回り、後退し、前進し、立ち止まり、角で消えたかと思うとまた現れる。フォーグル先生は、飼い主に防御性の高い皮のブーツを履くことをすすめているけれど、なにしろここは日本だし、家に入るときは靴なんて脱いでしまうんだよ。噛み付くと言ってもさすがに加減をしているらしく、穴が開くことはなし。ま、仕方ないか。

 7/21, tiistai

聞き間違えが多いのはどうしてだろう。以前、友人が「氷の微笑」と言ったのを「ポール牧ショー」と聞き間違え、その状態で10分ほど会話をしていたという事がある。しかし本日のYさんの聞き間違えには笑った。突然、「御仏様から電話があったんですけれどー」と言い出す。だっ誰?それ?知らないよー。「でも、確かに"ミホトケ"って言ったよー」とYさん。用件を聞くと、完全にお仕事のお話。控えてある電話番号から必死に検索をする。みほとけ様の正体は、"みごと亭"というお店だという事実が明らかになる。この事件で、私は普段入らないスイッチがオンになったみたいで、ひたすら笑い続けた。そりゃ、似ているけれど、しかしあまりと言えばあんまりの聞き間違いだよな。何事かと思ったもん。Yさんとふたり、その後の仕事に戻っても笑い続ける。廊下などですれ違う度に、「まだ立ち直れない・・・」とお互いの状態をチェックしあっていた。笑ったと言えば、昼食時にHさんが突然「私、今日、わき毛の処理をしてきたの」と高らかに言い出したのにも笑った。んな事、昼食時に発表しなくてもいいじゃん!!なんなのー、おかしすぎるよ。今年37才になる主婦のHさん。「そうゆう事言っちゃうってところがおばさんなのよねー」と自分で言ってるし。いや、普通、おばさんでもそんな事言わないって。そういや、カレーを待っている間、猫を飼っているAさんと猫の食生活の話しで盛り上がる。「牛乳をあげると、ちょっと下痢っぽくなっちゃうんだよ」発言に、隣で聞いていたHさんの「これからカレー食べるのにふさわしい会話だよ」の一言がまた笑えた。そらそうです。すみませんでした。

 7/20, maanantai

そういえば、今年に入ってから遊園地という場所に行っていない。なんか行く気もしないんだけれど、それって年齢的なものだろうか。今年で東京ディズニーランドは15周年なんだって。へ?そんなもんなの?もっと古くからあった様な気がするんですけれど。20回以上行っているけれど、未だに試したことのないアトラクションはトム・ソーヤのいかだ。カヌーは1度だけ乗ったことがある。逆に、思わず何回も乗ってしまうのは、スペースマウンテンとビッグサンダーマウンテン。これはなかなか面白い。巷の遊園地の絶叫マシンとやらは何とも思わない。全然絶叫しないし、恐くもないので最近はあまり乗りたいとも思わないのだ。こんな物で喜べるかよって感じだな。それより、もっと楽しめるものを作ってもらいたいよ。それだったら、ディズニーランドのカントリー・ベア・ジャンボリーを見ている方が楽しいもの。うーん、やっぱりそれって、年とったってことなのかも・・・。まあ、生きてりゃ確実に年とって行くんだけれどさぁ。

 7/19, sunnuntai

家の近所にあるオートなんとかって(実はよく覚えていない)いう車用品専門店の駐車場にある洗車機が気に入っているのだ。洗車機は傷がつくというのでずっと使っていなかったのだけれど、ここのはブラシではなく、布で洗ってくれるんだな。これを車内で見ているのが楽しいのよ。どっかの遊園地のヘタなアトラクションよりずーーっと面白いぞ。ところで私の車はなんかよく判らないけれどコーティングしてあるんだよな。だからワックスをかけなくて良いのだ。これはかなり良い。雨が降ってもささっと拭くだけで綺麗になるのよ。らくちんらくちん。110人のイラストレーターの本は、買って正解。滅茶苦茶お気に入りです。本ならなんでも読むのだけれど、児童書や絵本ならまかせろよってくらい好きなんだな。いや、まかせられても実際困るけれどね。これはuniにかじられないように注意しなくては。uniといえば、私が読書中につけっぱなしにしてあったテレビのゴルフ中継を熱心に見ていた。集中しまくり。転がるゴルフボールをキャッチしようと、テレビの画面に飛びついていたもの。スポーツ観戦は好きでも、ゴルフだけは判らないんだけれどね、私は。でもuniがそこまで気に入ったのならと、ずっとそのチャンネルに合わせておいた。

 7/18, lauantai

私がここに引っ越して来たとき、となりのチロさんは確か生後4ヶ月くらいだった。uniを最初に見た時に、その当時のチロさんくらいか、それよりもう少し小さいか・・・と思い、勝手に3ヶ月から4ヶ月くらいかなぁなんて言っていたのだ。今日、お医者さんに診てもらうことにより、事実がわかる。実はまだ、生後1ヶ月を過ぎたくらい、2ヶ月にも満たないちびっこだったのでした。それにしちぁあ、よく食べるよなぁ。別に食べてもお腹を壊していなければOKだそうだ。ふむふむ。体重は1.15キロ。か、軽い。来た当初はしきりにあちこちを掻きむしっていた。なにしろものすごい数のノミの巣になっていたからな。のみとりの効果があってか、とりあえずノミはなし。心配していた耳ダニもいなかった。ものすっごく嫌がった検温と検便の結果、回虫もなく健康体だということでした。良かったーーー。便はその都度チェックすることと、体調は顔に現れるとのこと、その見分け方などを教えて貰う。うーむ、お勉強になります。uniは相変わらず元気いっぱい。障子に爪をかけようとして私に怒られた時のuniの表情を見て、正しいしかり方がちょっと判った様な気がした。

 7/17, perjantai

早速猫に関する本を買って来たよん。猫と楽しく暮らす育て方教室。ふむふむ、これはなかなか参考になる。もう一冊が傑作。ネコのカウンセリング。カウンセラー、ブルース・フォーグル先生によるネコの悩み相談室なのだ。相談しているのはネコ。ここが面白い。例えば"木に登ったら、また降りてくることができるのでしょうか?""人間は、私のことも人間だと思っているらしく、いつも保護して赤ん坊のように扱います。私の美しい見掛けの下に、野生動物が潜んでいることを認めさせるにはどうすればいいのでしょう""最近、足の指を数えたら24本もありました。私の指は確か18本しかないはずですよね?"などなど。こんな感じのネコ達の質問に獣医学博士のフォーグル先生が答えてくれるんだな。これは読み物としても相当面白い。uniもこの本が気に入った様子で、私が読んでいるところにやってきて、ガリガリと本の端をかじっている。本屋で驚いたのは、ペットに関する本の量の多さ。犬や猫などは、その細かな種類別に、ガイドブックの様な物が出ているし。この2冊を選び出すのに、かなりの時間がかかってしまった。

 7/16, torstai

とうとうやったか。uniが飛んで障子を突き破った。サーカスのライオンの火の輪くぐりじゃないんだからさぁ。これが癖になったら困るな。障子は張り替えればいいんだけれど。猫の躾とはどういったものだろう。ちゃんと考えなければ。ところで最近はめっきり色鉛筆でのお絵かきに凝っていたりする私である。もともと好きなんだけれどね。Macを買ってからはどうしてもMacでお絵かきばかりしている。最初のうちは下絵をスキャンしてペン型のマウスを使って上書きしていたのだが、そのうちに何故かマウスのみで書くのが好きになった。なんか、無理矢理って感じが面白いのよ。Mac書道なんかで水墨画を描いて遊ぶときなんか、いきなりマウスで大雑把に書いたりすると、とてつもなく面白くなったりする。下手ぴーなのは自分が一番よく知っている。いいのよ、楽しければ。色鉛筆の良いところって、軽さだと思う。場所を選ばずに使えるものね。とりあえず、描いておくって事が出来るところが良い。下手でもなんでも、なにしろお絵かきは楽しいのだ。

 7/15, keskiviikko

午後から、ちょっとばかし不明点あり。気になったのでラテン星人にみてもらおうと思い、プリントアウトする。このプリンタっつーのがすごいのよ。思いっきり時代を感じさせる骨董品。いーい仕事してますよ。私だったら住めると、誰もが思うくらいの大きさなんだな。で、それでプリントした書類をラテン星人に渡すと、いきなり「おおーーっ??」との奇声が。そんなにとんでもない事がその書類に書かれていたのか?びっくりしている私に「インクリボン、替えましたね?」と一言。だーから、そうゆう事じゃないんだってば。何故か話題は二重人格について。「僕も自分で二重人格かと思うことがありますよ」とラテン星人が。「思うことがある」って、それは単にテンションが高いときとものすごく高い時の違いくらいの問題なんじゃあ・・・。現在の自分が全く意識のない状態で、もう1人の自分が何か行動を起こしてしたら恐いかもね。「いや、あるんですよ、実は」とラテン星人。「飲んでいて、全然意識のない状態で家にちゃんと帰っていることとか・・・」。・・・そっそれは、ただの酔っぱらいだと思うんですけれど。いいけど、べつに。

 7/14, tiistai

7月も半ばだというのにこの涼しさはちょっと変かも。確かに過ごしやすいけれど、後がこわいなぁ。ところで茶トラ。これに名前をつけようと考える。トラ、チビ、タマ、ハーポ、グルーチョ、チコ、ソクラテス、ニコラ、クロエ、ムルソー、ベシ、サン・・・。うーむ。と、考えているところに友人からの電話が。何かいい名前はないかねぇと聞くと、「社長は?」との返事が。それは面白い。でもかなり嫌。たまたまその時にテレビ画面にストイコビッチが出ていた。ここにヒントあり。で、茶トラの名前はuniになる。うに、と読んで正解。本人が気に入るかどうかはわからないけれど。

 7/13, maanantai

今日の昼食の話題は、ペットのこと。職場のNさんは家の中に5匹、外に7匹の猫を飼っているとのこと。すごいな、それ。はっきり言ってそれは"王国"でしょう、きっと。秋になると長野県の小諸まで林檎を買いに行く叔父がいた。いつも同じ農家のお宅から買ってくるのだけれど、これは毎年の恒例となっていた。実際、美味しいんだよね、そこの林檎は。叔父はある日、いつものように林檎を買いに行き、夕食をごちそうになっていた。その日の夕食はなんと、"たぬき鍋"。たぬきってどんな味がするのだろう。叔父からすると「思いのほか美味しかった」のだそうだ。美味しそうに食べる叔父を見て、その農家の方は「今度、狸が捕れたら送るから」と約束をしてくれた。しばらくしてから叔父の元へと届いた荷物。小さな檻の中には、元気いっぱいの狸が。うーん、こりゃあいきがいいわ。しかし、これはさばけない。仕方がないのでとりあえずその狸を飼うことにした。なんだかんだと3年くらい飼っていたか。しかし、なつかないんだな、これが。毎日餌をやり続けていても、なつく気配は全くない。そんな状態のまま、狸は逃げてしまったのだ。逃げても狸が住めるような場所なんてないし・・・。まさか鍋になっちゃったなんて事はないよねぇ。

 7/12, sunnuntai

私が今の家に引っ越してきたのが、一昨年の10月だった。引越屋さんに荷物をいれてもらおうと部屋のドアをあけた瞬間、誰よりも早く家の中に飛び込んだのは、隣のチロさんだった。その時にはチロさんもまだ生後4ヶ月のちび猫だったのだ。裏の方に、とてつもなくでかい猫がいる。猫っていうより、トラの子供って感じ。巨大な顔の下にはカウベルの様な鈴が。これをごろんごろんと鳴らしながら、地響きをさせて歩いているんだよ。ひょっとすると猫界の極道のボスなのかも知れない。そのボス猫と比べたら、となりのチロさんなんて本当に可愛い物なのだ。それなのに今日、一瞬「子牛?」と思うほど大きく感じたのは、最近猫と言えば家にいる茶トラしか見ていないからか。こちらはおそらく、生後3ヶ月くらいなのではないかと思われる。今度、ちゃんとお医者さんに見てもらおう。しかし、今日の猫の戦いは案外とあっさりと終わってしまった。チロさん、今後も遊びに来てくれるのかなぁ。

 7/11, lauantai

友人はどうも「絶対音感」という言葉が気に入らないらしい。それを哲学的なところから語り出すときりがないから、単なる記号として受けとめた方が良いと思うのだけれど。そうゆう日本語って、巷には沢山あるではないか。実際に学んでいるのは西洋音階。それが主流なんだから仕方がない。後天的に作られる"絶対音感"を持つ耳の不自由さについて。これを学ぶことによるリスクはかなり大きいと思う。得る物がそれを越えていればいいのだけれど。ところで、たった今、私の膝の上に飛び乗ろうとして失敗した茶トラが横転。しかしね、落ちないように必死になっていたからか、爪を思いっきり立ててくれたよ。爪の数だけある、長いみみず腫れ。マジ?別に私はミニスカートとか履かないからいいけれどさ。かなりだよ、この傷は。もう、何事?って感じだもん。短パン姿で椅子に座るのは要注意ってことね。今後、気をつけましょう。

 7/10, perjantai

これ以上どうしても無理っていうくらい詰め込まれる、通勤時の満員電車。ひとつの車両に乗り合わせる人達を全て挨拶を交わす程度の知り合いにしてしまうと、通常のまるで見ず知らずの状態の時と比べて7〜8割くらいしか乗ることが出来ないと聞いた。それが本当だったらすごいな。知り合いになったとたんに遠慮が発生するのか。まあ、そうゆうものだろう。ところで猫ののみとりは面白い。まず最初に"のみとりパウダー"を全身に振りかけて待つこと2分。そしてブラッシング。この時点では殆どのノミを捕ることが出来ない。その後、"のみとりシャンプー"で体を洗う。そしてよくすすぐ。全身にお湯をかけられるのは、思ったほど嫌がらなかった。しかし暴れることには変わりない。終わった頃にはへとへと。しかしノミって頭いいんだな。なるべくダメージが少ないと思われる所に、一気に移動している。ものすごいノミの数。101匹ノミさん大行進っていうか。洗い終わった時点で101匹から80匹くらいに減ったかなって感じだった。そして最後にブラッシング。これがきく。かなり大量のノミを退治する事が出来たような気がする。しかし疲れるよ。

 7/9, torstai

どうしようか、この猫。私が住むこの家は、持ち主が海外出張に行っている間だけ借りているというもので、ペットは飼えない事になっているんだよなぁ。今の時点で外は大雨。これじゃあ外に出すわけにもいかない。すでに熟睡しているし。あんまりなついてしまったようであれば、実家に連れて帰ってそこで飼うという方法もある。どうもそれが一番良さそうだな。なんてね。明日になったらとっとと出ていってしまって、二度と来なかったりするかも知れないし。ま、明日になってから考えよう。どうも茶トラさんの体には、大量のノミがいるようだ。私は全くさされても食われてもいないからいいのだけれど、なにしろ本人はどうしようもなく痒いらしい。かなり可哀想なものあり。もしも実家に連れて行く事になったら、それもなんとかしなくてはだな。ずーっと前に読んだ大島弓子のマンガを思い出す。大島弓子が実際に飼っていた猫、サバのノミ対策。最終的にはどうやって退治したんだっけ。覚えていないけれど、なにしろ大変そうという事だけはわかっている。まあいいや。とりあえず、明日考える事にしよう。

 7/8, keskiviikko

家に帰って、新聞を見て気が着いたのだけれど、何故かハッピーマニアが始まる。びっくり。とりあえず見る。だって金子賢とか出ているしさ。しかし藤原紀香、可愛いよ。こんなに可愛いとは知らんかった。最近ドラマはさっぱり見ていなかったんだ。これなら続けて見ようって気にもなるか。そういや、前回は"ショムニ"が一番人気だったと聞いたけれど。誰が見ていたの?私は5分も続けて見ていられなかった。周囲の人達に聞いても、誰1人として見ている人はいなかったんだけれど・・・。私の周りがおかしいのだろうか。謎だ。なんかガツンと面白いドラマ、やらないかなぁ。ドラマじゃあないけれど"やっぱり猫が好き"は面白かったよー。あの三姉妹、本当の姉妹みたいなんだもの。またやってくれないかなぁ、ああゆうの。

 7/7, tiistai

今日は私の前の席のラテン星からの人がいなかったんだ。だーから静かだったんだねぇ。向かい合わせの前の席だというのに、彼の存在を視覚でなかなか確認出来ないのは目の前に高く積み上げられた書類のせい。騒がしいから聴覚では確認しやすいんだけれどさ。高く積み上げられた書類はもちろんラテン様の机の上にある。もう、要塞?ってくらい凄いんだよ、彼の席は。今日、Tさんが捜し物をしていて、ラテン星人がそれを持っているとわかってはいるものの、どーうしても探すことが出来なかった。触らない方がいいよ、この一角は。彼の通知表にはずーっと"整理整頓が出来ない"と書かれていたそうだ。あと、"落ちつきがない"。うーん。三つ子の魂ってやつか。なかなか笑える。しっかしこの、職場内の夢の島と言われる彼の席。本人はこのものすっごい書類の山の中から自分が探しているものに関しては迅速に探し出すことが出来るんだよな。本当に謎だ。

 7/6, maanantai

部屋の明かりはつけないでCDを聞く。ここ何日かよく聞いているのはフランソワーズ・アルディ。名曲"さよならを教えて"は日本でも大ヒットしたらしい。1973年の話しだけれど。もう森へなんか行かない、この曲が私は好きだったりする。何回も繰り返して聞いていた。ふと歌詞が気になり、手元の明かりをつけて歌詞カードに目をやる。フランス語の歌詞のとなりに日本語の訳詞が書いてある。実は私は、歌詞カードというものはあんまり見ないんだな。それが洋楽であっても邦楽であっても同じ事。今日はたまたま気が向いただけなんだ。その私の目に飛び込んできた言葉がすごかった。"私の心は火打ち石"。ひっ、火打ち石ぃぃぃ?火打ち石ってーと、時代劇とかによく出てくる、あの銭形の平次親分が家を出るときにおかみさんが背後でカチカチって鳴らしている、あの石のことだよね?なんでフランソワーズ・アルディなのに火打ち石なんだよーー。がっくりしながら歌詞を読み続けると次に目に入った言葉が"あなたの心は耐熱ガラス"。って、パイレックスかい。うーむ。なんとかならんか、この陳腐な訳は。辞書を片手に無理矢理訳したって感じだよなぁ。いやぁ、世の中には知らない方が良いことってあるんだねぇ。おかげで私の頭の中は、銭形平次のテーマソングになってしまった。ああ、私のアルディが遠ざかっていく。

 7/5, sunnuntai

今年の私に夏休みはあるのだろうか。子供の頃の夏休みといえば、宿題とラジオ体操。私の通っていた小学校には"第一小学校"という名前が付いていた。私が覚えている限りでは、その地区には第一から第十一までの小学校と、それ以外のそれぞれの名前の付いた小学校があった。"第一"というからには相当古いんだろうな。100年を越えているのは知っているけれど、何年くらい経っているのか、はっきりとは覚えていない。子供の頃の勘違いって、相当笑えるものがある。なにしろ"第一小学校"に通っていたわけだ。で、ラジオ体操"第一"。私はこの体操は、自分の学校独自の物だと思っていた。"校歌"と同じようにね。かなり大きくなるまで、そう思いこんでいた。当然"ラジオ体操第二"は第二小学校のもの。そんな具合に、各校で独自の体操があるものだと思っていたんだよね。ラジオ体操の"ラジオ"の部分に関して、全く考えていなかったんだな。ああ、無邪気なあの頃が懐かしいと、遠い目をしながらふるさとの歌を口ずさむ。ふるさとったって、今よりずっと都会に住んでいたんだけれどさ。ラジオ体操第一が第一小学校だけの物ではないと気が付いたのは、夏休みに田舎の従兄弟と遊んでいるとき。隣県に住む従兄弟もそのラジオ体操を知っていた。うわー。有名なんだなぁ、うちの学校の体操は。なんて思っていたんだから私も相当間抜けである。その後、事実を知り、特にショックをうけることもなく現在に至る。ま、そんなもんだ。子供の勘違いなんてさ。

 7/4, lauantai

もう7月なんだよ。私の手帖は1月から12月までのスタンダードなもの。リングになっていて使いやすいのと布貼り表紙が気に入って使っている。もう半年も使っているのに今日はじめて気が付いたのだけれど、何故か紅茶の入れ方が書いてある。手帖に紅茶か。よくわからないなぁ。私は紅茶が大好きだったりする。料理は殆ど自信がないが、紅茶だけはまともにいれる事が出来る。お湯が沸騰するそのタイミングを見逃さない。沸騰させすぎはだめ。ティーポットはコンロの真横に置いて、コンロの火を止めずに一気に注ぐ。火を止めてからではお湯の温度が下がってしまうし、ティーポットがコンロから離れた場所に置いてあると、そこまでお湯を運んでいる間にまた冷めてしまうのだ。いろんな種類を試してみたけれど、結局気に入るのっていくつもないんだね。いつも3種類くらいの紅茶をその時に合わせて飲んでいる。しかしこれって、100パーセント自己満足の世界ってやつ?飲んで幸せになれれば、何でもいいのよね、結局は。
で、その手帖さんに何故かチャイの入れ方が出ていたので、ちょっとメモ。

*Chai* tea for two.
1.水140ccとティースプーン2杯の茶葉を入れる。
2.中火にかけ、茶葉がよく開いたら牛乳220cc(全体の役60%)を加える。
3.鍋の回りに泡が出てきたら、火を止める。
4.ティーポットに移しかえ、カップに注ぐ。

どうでもいいけれど上のイラスト、ティーカップを書いたつもりだったのにコーヒーカップに見える。ま、いっか。

 7/3, perjantai

今日のお昼の話題はニシキヘビとアルカリイオン水。私は爬虫類は嫌いではない。別に思わず頬摺りしちゃうって程好きなわけではないけれど。「100万円くれるって言ったって、絶対に触りたくない」とNさんが言う。えーっ、100万円くれたら、喜んで触るよ!それを聞いたKさんも「私、101匹のヘビと1週間過ごしてもいいですよ」だって。絞め殺されるんじゃないかってくらい大きなヘビとか、毒のあるものとかはさすがに遠慮するけれど、それ以外だったら触るくらいなんでもないよ。友人のSちゃんは、とっても常識的でまともに見えるのだけれど何かが変。以前に「ヘビに触れる?」と聞いたことがある。彼女の雰囲気からいうと、「触れない」とか「気持ち悪い」とか言いそうなんだけれどね。目を輝かせて「触れるよーー。首にまいちゃうもん」と答えられた時にはたまげたけれど。彼女はどこかの観光地で、ヘビを首に巻いて記念写真をとったらしい。「首に巻いちゃうもん」とは、その時の事なんだな。しかしとっさに私が想像したのは、Sちゃんがどこかの田舎道を歩いていると薮の中からヘビがにょろにょろと姿を出す。それを見つけて「わーい、ヘビだー」とかなんとか言いながら首に巻き付けて楽しんでいるSちゃんの姿。恐いよなー、それ。それを言うと、「いくら私でもそんな事はしないよ」と笑いながら言われてしまった。あー、良かった。

 7/2, torstai

友人の部屋の電話は壁掛になっている。これは置場所を取らずにすっきりしていていいなぁと思う。しかしかけた場所が悪かったのか、それは部屋のインターホンの受話器の横にとりつけられた。あるひベルが鳴り、受話器をとる。受話器の向こうからは男性の声が。「すみませーん、佐川急便ですが・・・」。友人は「はーい」と答えて受話器を置き、印鑑を持って玄関に行った。と、ドアを開けても誰もいない。おかしいなぁと思っているときにまたベルの音が。友人が受話器をとるなり、「これは電話ですが、佐川急便です」と先ほどの男性の声がした。そうなんです。友人は電話をインターホンと勘違いしていたんですね。いやぁ、間抜けだ。佐川急便の人は、単に住所の確認をするために電話をしてきたのでした。しかしそのあまりにも冷静な佐川さんの態度。こういった間違えは、どうも頻繁にあるのではないかと思われる。そういや、ここ最近はすっかり佐川急便の赤ふんマークの車が見られなくなったね。一時期、あの赤いふんどしを触るとラッキーな事があるとかなんとか言われていたじゃない。全面的に変わっちゃったのかなぁ。別にそれを見かけたからといって、私は触るなんて事はしないんだけれどね。大人だし(多分)。

 7/1, keskiviikko

日記と裏日記。これ、月初めのうちは良いのだけれど日を重ねるごとに当然テキストが重くなって来る。まあ、それが日記というものなんだから仕方がないのだけれど、もうすこし快適に読めるようにと、とりあえず一番新しい日記だけ別のページにしてみました。このページには先頭のページのブリンクしているところからも飛ぶ事が出来ます。いつも同じページを見るのも飽きるものね。で、本日の日記が昨日のものになると、今までと同じ感じでその月の日記のページに張り付いていくという事になっているのだ。読みづらくなければいいのだけれど。ところで私はコッペパンとジャムバターによる胸焼けの最中だが、コッペパンといえば思い出す事がある。実家の近くのパン屋さんで、昔懐かしい・・・って、それは父や母が懐かしがるくらいの昔懐かしいなんだけれど、コッペパンにあんバタを塗ってくれるパン屋さんがあったのだ。って、何故過去形かと言うと、最近行っていないからちょっと自信がないんだよな。少なくとも5年前には確実にあった。あんバタとはもちろんあんこにバター。このちょっと不気味な組み合わせがなかなか美味しい。それよりも私が好きだったのは、ここのお店のお兄さん。いや、かっこいいとかそうゆうんではないのよ。限りなくおすぎとピーコに似ているこのお兄さんが小指を立てながらあんことバターを塗ってくれるのさ。で、それが美味しいんですね。あんこの甘さとバターの塩気。うーむ。今はちょっといい。でも、明日思い出したら、食べたくなるんだろう、きっと。

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