199805 ウラニッキ





5月31日

驚いたことに5月31日だ。明日から6月。早いなぁ、本当に。友人とスポ根マンガの話しに花が咲く。松本大洋のピンポンが面白かった。松本大洋は鉄コン筋クリートで知ったのだが、最初に全部読んだのは花男だった。神田の本屋を何軒かまわり、現在単行本として売られている全ての種類の彼の本を買った。私はこうゆうことをよくやってしまう。今は車で買いに行くからいいけれど、電車などで買いに行くと持ち帰るのが難なのだ。それで宅配便で送ってしまうんだ。いやぁ、便利な世の中だ。作家が気に入ると、とりあえず全部読みたくなるんだな。実際に全部読んでしまうのは、生存中の作家の物に限られる。例えば既に亡くなっているイタロ・カルヴィーノやボリス・ヴィアンなどは、一冊ずつ未読のものを残してあるのだ。だって、これでもう読む物がないなんて思うと寂しいじゃん。そんなわけなので、ねこぢるさんみたく急に亡くなられると非常に困るのである。



5月30日

どっかの占い師が、松田聖子の結婚生活はもって2年。2年後には離婚しますとか言っていた。ふむふむ。それはそれで面白そうだな。以前に友人と共に手相を見てもらった事がある。まず最初に私から。椅子に座り、手のひらを広げて「主に金運と健康運が知りたいんですけれど」と言うと、後ろで聞いていた友人に「おまえはおやじかー!フツーは恋愛運とか結婚の事とかを聞くんだよ!」とどつかれた。いいじゃん、金運と健康運でもー。その時、占われた内容はほとんど覚えていないけれど、なにしろお金には困らないらしい(そうゆうところだけ覚えている)。よかったよかった。その松田聖子がなんとかかんとかの占い師の方によると、6月にもーっとびっくりするような事があるらしい。しかし、その言い回し。めっちゃ曖昧じゃない?



5月29日

ミーハー根性炸裂のパッケージの、グレン・グールドのimages。これが案外良かったんだな。二枚組CD、一枚はバッハ、もう一枚はバッハ以外。改造したピアノでハミングしながら弾く。完全にバッハは彼のものになっているというわけだ。異端のどこが悪いのだろう。楽しければ良いじゃないか。バイエル-ツェルニー-ブルグミュラー-ソナチネと進んで行く。何曲あったかなんて覚えていないけれど、この中で完全に自分のものにした曲なんかないんじゃないかな。楽譜通りに先生のお手本通りに弾いて、上手に弾けたら次のページへ。曲を楽しもうなんて気持ちはなし。幼い頃に、ピアノを弾くときの指の形が悪いと、何回も直された。手の中に卵が入っているように丸く、指は立てて弾く。小学生の頃、ホロビッツのピアノを見て驚く。こんな弾き方ってありなの?って感じで。長すぎる指をたたんで弾いている。手首、下がっているじゃん。それなのに、深く重くキレのいい音。ホロビッツはピアニストのお母さんにピアノを習ったそうだ。なるほどね。私の両親は将来的に、私がピアノを教えながら生活できればいいんじゃないかなんて思っていたみたいだ。親らしい考え方だな。本人にはその気はなかったけれど。実家のピアノは今はたまに母が弾くくらいだ。そろそろ調律しないとまずいなんて言っていたな。グールドは人気があるけれど、この人でバッハを知ると他が聞けなくなってしまいそう。対比の問題だな。正統派を聞いてからの方が楽しめる。それが異端というものなのか。



5月28日

明日がお休みだからか。今日はどうも金曜日のような気がしてならない。そういや、週の中頃にある祝日を月曜日にずらして連休にするとかなんとかって話しをたまに聞くのだけれど、あれって結局どうなっているのだろう。まさか実現はしないと思うけれどなぁ。そんなの、なんの祝日だかわからなくなっちゃうじゃん。大体、世間の人達がみんな日曜日がお休みだと思ったら大間違いなんだよ。日本だぞ、ここは。と、MAC相手にスパークしても仕方ないよね。しかしスパークしている時って、どうしてタイピングが早くなるんだろう。先日、仕事中に私の後ろを通りかかった人がいきなりしゃがみこみ笑い出した。「どうしたの?」と振り返り尋ねると、「タイピング、早すぎるよ」だって。そんな事でしゃがみこむ程笑わなくてもいいと思うんですけれど・・。



5月27日

友人のひとりは、ここのところどうも物忘れが激しいらしい。先日、一緒に食べに行った料理をすっかり忘れていたのは恐かった。それ、ぼけ老人だって。今日も電話で人の名前が浮かんでこない。「ほらあの、なんかの雑誌で松本大洋と対談していた半ズボンはいた変な奴に似ている子だよ」。・・・それ、広末涼子の事かい。おいおいおい。広末涼子まで行くのに、松本大洋から始めなくちゃ駄目なの?ずいぶんと遠回りするんだなぁ、君。ちなみに"半ズボンはいた変な奴"はオザワケンジ。"なんかの雑誌"はHだね。で、その広末涼子がどうしたのよと聞くと、「あれ?何だっけ」とか言っているし。大丈夫なのかなぁ。あまり大丈夫じゃないよなぁ。



5月26日

お昼休みに良いニュースが。先月で退職されたAさんが、無事に出産されたって。出産予定日直前になって妊娠中毒症になってしまい大変だったらしいけれど、これで一安心なのだ。うれしいなったら。他人の子供の事で、こんなに嬉しくなるものかね。そんなわけで、午前中の不機嫌は午後には吹っ飛んでいた。単純な私って素晴らしいですね。自分で自分が羨ましいよ。3500グラムの女の子。3500って言えば、曙のところの子供と同じくらいか。しかしAさん、美形だからなぁ。この世の中にまたひとり、美しい女の子が増えてしまったのね。良いことだ。午後、機嫌良く仕事をしているところにやって来たRさん。人の席までやってきて「オナラしていい?」とか言っている。しかし、ものすごい恐怖の瞬間や怒りまくっている時にでも、あの実に間が抜けたオナラの音を聞くと何故か気が抜けますよねぇと言うと、「あんたはまだ甘いわ。それは、匂いがしない場合。他人の匂いは勘弁ならないわよ」と言われてしまった。書類を片手に眉間にしわを寄せ、熱弁をふるうRさんとそれを聞く私を見て、周囲の人達はその内容がオナラの話しだとは決して思わないだろうな。



5月25日

今日の疑問。OHPのランプの頭の部分がQPの髪の毛みたいな形をしているのは、何故?何か理由があるの?全くこの世の中は謎だらけだ。謎と言えば、松田聖子はなんであんなに肌がきれいなの?顔面の各パーツは整形でなんとかなっても、肌だけはそうはいかない。化粧でごまかすのにも限界があるし。36才であの色の口紅をつけられる人は、そうはいないよ。よっぽど肌が明るく美しくないと、最悪の顔色になってしまう色だ。ほんっと、聖子ってすごいなぁと、テレビの画面を見入る。私の中では常に美しい物が勝つ。そんなわけで、お蝶夫人のプライドと松田聖子の肌が今のところの最強となってしまった。それにしても、突然結婚式まで挙げるかなぁ。4月に知り合い、5月に結婚。恐るべし松田。記者会見ではビビビッと感じる物があったとか、長島茂雄ライクな事言っているし。なんでもいいから、幸せになってくれ。しかし、なんで今まで誰も騒がなかったんだろう。アンアンの占いでも誰も言っていなかったぞ。



5月24日

この季節に貧血はつきものなんだよ。ぶっ倒れないように気をつけよう。ほうれん草とか小松菜とか、たくさん食べているのになぁ。そんなわけで、友人との約束もキャンセル。また来週ね。おとなしくマンガを読んだりテレビをみて過ごす。ずーっと工事中だった、私の好きな映画のページ、タイトルだけピックアップした。実はホームページを作りはじめて最初に手をつけたのが映画のページだったりして、書きためてはあるんだな。しかし常に一気に書いて一気にアップしている私にとって、溜まっているものをアップするという事がなかなか出来ないんだよ。駄目ね、何事も考え過ぎは。あ、嘘か。何も考えていないや。



5月23日

久しぶりの友人との長電話。しかしその内要の殆どはMACの事だった。やれやれ。しっかし、この飽きっぽい私がよくここまではまっているよなぁ。世界の七不思議のひとつだろう、きっと。私がここまではまっているのだから、よっぽど面白いんだろうと友人2人と実家の親までもがMACを購入したのには笑った。ある休日に親から「ワープロが壊れちゃった」との電話で起こされる。「今から買うのだったらワープロ専用機よりも、パソコンの方がいいよ。でもパソコンにはプリンターはついていないからね」と言い電話を切る。2時間後にまた親からの電話。「今、コジマでパソコンを買ったんだよ」の言葉にはぶったまげた。おいおい、早すぎるって。「いつ届くの?」と聞くと、「もう持って来ちゃったよ」だって。「今からすぐに行くから、そのままにしておいて」とだけ言い電話を切って家に帰ると、そこには林檎マークのついたでっかい段ボール。それから10分もしないうちに、使える状態になる。で、それ以来実家の親もはまりっぱなしなんだな。すごいよね、MACって。



5月22日

昼食時、おめでたいうわさで盛り上がる。情報提供者のHさんは「あくまでも、うわさだから」と念を押していたけれど、それは事実でしょう。だって、似合いすぎだもん、あのふたり。心からおめでとうと言わせてもらうよ。Mさんも結婚退職しちゃうし、今って特にそうゆう時期なのかなぁ。って、年齢的なものか。そりゃそうだよな。しかし昨日のニュースでは、3人に1人の女性が旦那に暴力をふるわれた事があるって。ほんとかよ。すごいな、それ。暴力で何が解決するのだろう。私にはわかりません。わからないけれど、とりあえず鍛えておこうと、今日からまたダンベル運動をすることにした。そういやお昼に樋口可南子に似ていると言われた。それはうれしい。今また思い出して嬉しくなっている私。ちょっと家の周りをスキップしてこようっと。



5月21日

ヤンマガとかスピリッツとか、あのテの雑誌って売れなくなっていると聞いた。そういや、以前ほどマンガを読んでいるサラリーマンを見かけなくなったなぁ。松本大洋が好きなので、スピリッツは読んだことがある(買ったことはないけど)。電車の中でマンガを読んでいるサラリーマンを見ると、殴りたくなると言う友人がいるな。夕刊フジならいいの?知性は微塵も感じられないという点では、どちらも同じでしょう。まあ、知的であることが必ずしも優れているというわけでもないし。しかし夕刊フジは嫌いな私であった。ここで疑問が。知的なイメージのある雑誌って、何だろう。思い浮かばないのは、私に知がないからか。いいんだもーん。知よりも愚の方が好きなんだもん、私は。



5月20日

30代男性の3人にひとりは肥満または太り気味なんだって。すごい数字だな、それ。社会人になってから太る人が多いって聞いたけれど、それ、男子に限った事だと思う。私の周囲だけの話しかもしれないけれど。社会人になってから、何故か女子はみーんな痩せる。放っておいても、勝手に痩せていくみたい。なんでだろう、不思議だよ。太るのはお酒の量が増えるからとか簡単に考えられるのだけれどね。



5月19日

昨日から私の一日は1時間短くなっている。1時間多く寝るといっても、いきなり睡眠時間が増えているわけではなく、とりあえず1時間早く布団に入っているということだったりするのだが。本を読む時間が増えただけって感じだけれど、布団で寝ているだけ休めている気もするし。そういや今日、駅の売店でオリーブを買った。社会人にもなってオリーブを買ってしまうのって、ひょっとして犯罪?フォントの特集があって笑った。田山淳朗の顔を初めて見た。zuccaの可愛いスカート発見。ananよりずっと面白いんだよな、オリーブって。以前は淀川さんの映画のコーナー読みたさにananを買っていたけれど、最近は立ち読みで済ませる事が多い。だって重いんだもん。持ち歩くのも重くて嫌だし、まとめてごみに出すときの重さを考えると買う気にならないのだ。



5月18日

なんか最近、小学生の間でダイエットが流行っているんだって。なにそれー。どうもピンとこないよ。やったらスタイルの良い小学生がランドセルとかしょっているのかなぁ。ダイエットって、やっぱり食事制限とかするのだろうか。考えたこともないぞ、私。魚介好きの魚介アレルギーの私が、大好きな魚介類を食べるのを我慢するのと同じ感覚だろうか。なんか過激なダイエットは判断力とか瞬発力を鈍らせるって聞いたけれど。何かに反応するまでの時間が30%も多くなってしまうって。それってかなり嫌だよ。素早い突っ込みが出来なくなってしまうではないか。世の中、大切なのはタイミングだよ。ところで今日から三週間は睡眠強化週間として、いつもより1時間多く寝ることにした。
イギリスのなぞなぞ。
 自然は五ほしがる・習慣は七くれる・なまけものは九とる・悪い奴は十一
答えは睡眠時間なのだ。



5月17日

そういや、一昨日シナトラが亡くなったんだよなぁ。どっかにCDがあった様な気がすると、探しながらとりあえずシド・ビシャスのマイウェイを聞く。これ、ゲーリー・オールドマンバージョンを弟が持っていたな。カバー曲で一番好きなのって何だろう。ゴー・ウエストは兄貴ソングなのにも関わらず、ペットショップボーイズのカバーでスポーティーな場面に使われる事が多くて笑える。ディーボのサティスファクションも好きだな。ストーンズより好きだよ、実際。ああ、エノケンの私の青空。これがNo.1かな。巻上公一のも良いけれどね。探し当てたシナトラのCDを聞いてみる。やたら熱いな。ゴッドファーザーが見たくなったよ。



5月16日

集金に来てくれるはずと思いこんでいた新聞やさんを待つ間、ずっと読んでいたのが"エースをねらえ"。ガラスの仮面同様、以前に友人に借りてそのままになっている。しっかし、スポ根ものは面白い。使い古されたネタだが、本当にお蝶夫人って高校生?最初から長期で連載するつもりだったので時代背景が出ないように気を使って書いたというガラスの仮面と違って、エースをねらえは時代が出まくっている。服装や髪型以外にも、至る所で時代を感じるよ。しかし、お蝶夫人は良い。素晴らしい人だ。確実に日本一の実力を持った岡ひろみとの対戦直前に、肉離れを起こして戦えなかったお蝶夫人。これ、ひろみとお蝶夫人の対戦を作者が書けなかったんじゃないかと思った。私もお蝶夫人が負けるところは見たくないもの。



5月15日

修学旅行なのかなぁ。朝の通勤電車の中にはでっかい鞄と中学生の団体が詰め込まれていた。うるさいうるさい。これだけ大騒ぎしているんだったら、何か笑えるような事でも言ってくれよなんて思っていると、私の右隣から突然謎の歌声が。歌声の主は50代後半くらいのご婦人でした。何の歌だかわからないけれど、それから私が電車を降りるまでの約17分の間、唄いっぱなしだった。なんとも言えない気分のまま仕事につく。前の席のラテン星人にその話しをして、「そうゆう時って、隣でどうしていいのかわかりませんね」と言うと「ハモれば良かったのに」と言われた。そりゃ、ラテン様ならそうするでしょうが。ハモるのはちょっとだから、そんな時の為にタンバリンでも携帯するか。しかしタンバリンはかさばるよな。カスタネットにするか。リコーダーもいいかもねなんて話を続けていると突然ラテン星人が、ひらめいた時の一休さんの様な顔をして指を鳴らし、「そうだ!トライアングルがいいですよ!あれなら鞄の中で鳴ることもないし」と言う。そんなわけで、トライアングルを携帯することに決定した(嘘)。



5月14日

とらばーゆを買うのは何年かぶりなのだけれど、案外と読むところがあるんだな。なかなか面白かった。 一昨日の友人の謎の言葉。「この本」の内容を聞いたら、A型の水瓶座女の男との別れ方。別れようと思うと、逃げる、姿を消す。そして相手の怒りも執着もおさまったころに戻り、別れを既成事実とする。ずるいけれど、修羅場を避ける頭脳プレイで誰にでも真似できることではないって。友人から聞いた後、一瞬背筋が凍る。そして大爆笑。私だ、それは。なーんだ、それって、星と血のせいだったのね。それじゃあ仕方がないなぁって、本当にいいのかそれで。突然消えられるのと、ひっぱだかれて鼻血を出すのと、どっちがいいのかなぁ。鼻血の方がすっきりするけれどね、私は。



5月13日

ラテン星人が50センチ定規を振り回して暴れている。溜息をつき、定規を片づけながら「最近、自分で自分が恐いんですよ」とか言っている。それを見ているこっちの方がもっと恐いんですけど。最近忙しかったから疲れているんだろう、きっと。それならちょっと大人しくしていればいいのに、どうしてこんなにハイテンションなんだろう。謎である。隣の席のMさんがラテン星人に「最近、忙しくてあまりお話していませんねぇ」と話しかけると「それじゃあ小一時間ほどゴールデンウィークに起こった出来事についてでもお話ししましょうか」とか言っているし。その前に机の上の書類の山を片づけた方がいいと思っているのは私だけ?



5月12日

会社帰りにばったり、友人に会ってしまった。仲の良い友人に偶然出会ってしまった時って、ちょっと嬉しい気持ちになったりするのかなぁ。しかし今回はそんな気持ちを持てないんだな。この友人とばったりと顔をあわせると、何故か定期をなくすんだよ。過去2回、そんな事があった。そうゆう偶然って何なんだろう。今までに定期をなくした事は、その時の2回だけ。それを知っている友人は、私を見るなりいきなり「定期、ある?」と聞いてきた。ご心配なく、今回は大丈夫です。友人が手にしている雑誌を指さしながら「この本にあんたの事が書いてあったよ」だって。なんだろ、気になるなぁ。時間に余裕がなかったので、そのまま別れた。後でちゃんと聞いておこうっと。



5月11日

廊下の真ん中に立ち、腕組みをして眉間にしわを寄せ、目を閉じたまま考え事をしているOさん。何事かと思い「どうかなさいましたか?」と声をかけると「いや、公衆電話で電話をかけようと思って来たんだけれど、誰に電話するのか忘れちゃったんだよ」だって。おいおいおい、大丈夫なのか?そういや先日、突然私の所に現れて「悪い悪い、今、あっちを終わらせちゃうから、そしたらそれとあれをだーーっとこっちに持ってくるから、ちょっと待っててよ」とか言うだけ言って去っていったっけ。何が何だかさっぱりわかりません。しかし笑顔で「はい」とか言っている私だったりする。まあ、いいって事にしておきましょう。



5月10日

懐かしい出口裕弘の本に新聞の切り抜きが挟まっていた。"マンボウ「クーキー」死ぬ"、1990年3月6日の日経新聞。この本って、そんなに昔に読んでいたのか。それにしてもマンボウって、不思議な魚だよなぁ。なんであんな形をしているんだろう。死んでしまうと瞼を閉じると聞いたけれど、本当だろうか。魚って、瞼がないんじゃなかったっけ。以前に友人が旅行先でマンボウを食べたと言っていた。真っ白で淡泊な味だったって。ぷかぷかと泳いでいる姿を見ると、食べようとは思わないけれどな。水族館の水槽で、ものすごく身近に見ることが出来るのは嬉しいのだけれど、本人っていうか魚自身はやっぱりもっと広い海で泳いでいた方が幸せなんだろうなぁ。狭い水槽をぐるぐる回る。自分だったら気が狂うよ。以前に行った海沿いの太地くじら浜公園では、海で鯨を飼っていた。水槽よりはましだな。鯨がイルカ並みの芸をするのには驚いたけれどね。



5月9日

かき氷とかアイスクリームとか、冷たい物を食べるとキーンと眉間の辺りが痛くなる人は多いと思う。私もそうです。しかし"脊髄"が痛くなる人って珍しいよね。職場にひとりいらっしゃるのだが、彼女の話しによると妹さんもお母さんも脊髄が痛くなるんだって。やりでつつかれた様な痛さだと言っていた。って、実際にやりでつつかれたことはないとは思うけれど。家族全員が"脊髄派"だった彼女は、世の中の半数くらいは"頭が痛くなるタイプ"で、残りは彼女と同じく"脊髄が痛くなるタイプ"だとずっと信じていたとのこと。うーん、どんなものだろう。その話を聞いた後、会う友人ごとに尋ねるのだけれど"脊髄派"を知る人はひとりもいなかったな。しかし、その彼女の痛がり方がすごい。そんなに痛くなるのなら食べない方が良いんじゃあ・・・と思うけれど、食べたい誘惑には勝てないそうだ。それにしてもいろんな人がいるものだなぁ、世の中って。



5月8日

今日発売のananの表紙を見てびっくり。"98年後半 あなたの恋と運命を占う"って、もう、そんな時期?今年後半の水瓶座は、とりあえずラッキーということだった。めでたしめでたし。マリー・オリギンさんの占いによると、巷では帽子が大流行。しかもテンガロンハットがブレイクするそうだ。・・・・本当?それ。江原さんという人の占いによると、三つ編みが増えるとのこと。うーむ、三つ編みにテンガロンハットねぇ。インディアンとカウボーイかい。車の代わりに馬で移動するのが大流行とは書いてなかった。9月に人気グループが解散。幼児タレントが大活躍。 注目を集めるのは、筋肉質でスポーツが得意な硬派で男らしい男性。中性的なフェミニスト系の男子は下火になるとのこと。さてさて、半年後にはどうなっているのだろう。ちょっと楽しみだな。



5月7日

この季節、日常的に着る服を買う時のキーワードは"家で洗える"ということ。一度袖を通したら、洗わないと気持ち悪い。しかしクリーニング屋さんって、閉まるのが早いんだよな。週末にまとめてなんて、そんなものまとめて置いておきたくないよ。というわけで、家で洗うことが出来るというのは、服を選ぶにあたり、とっても重要なポイントになるのであった。一度、何故かクリーニングで汚されたワンピースを家で洗ってみたら綺麗になった事がある。それまでは家で洗うなんて考えたこともなかったけれど、案外洗えるものなのねと思った。洗濯機にも"手洗い機能"がついているし、洗剤もいろいろ出ているから、大抵の物は家で洗えるんだよな。水溶性の汚れは家で洗った方が良いと実家がクリーニング屋さんの友人も言っていたっけ。泥はねと果汁の汚れもクリーニングでは落とせないんだって。



5月6日

朝も帰りも電車はぎゅうぎゅう。以前、満員電車の中で脈拍を測ったことがある。一分間に110回。これは多いだろうなんて思っていたのだけれど、混んでいる電車の中では誰しも100前後になるものらしい。よかったー。正常じゃーん。そんなわけで、満員電車での暇つぶしの方法の一つとして「脈を測る」というのはいかがでしょう。きっと、誰もやらないだろうな。
連休明けでも絶好調、とばしまくりのラテン星人。ずいぶん長いこと、電話で話しているなぁとふと見るとひとりごとでした。いつもの事です。そんなに機械に語りかけてどうするんだろ。



5月5日

友人から電話があった。何故か仕事の話しに花が咲き、明日のことを思って少しだけ面倒な気分になる。4月から新年度が始まり、この時期にいきなりの大型連休ってどんなもんだろう。リフレッシュされてやる気が出るのかなぁ。しかしニュース番組で騒ぐほど、みんな休んでいないよね。仕事している人もたくさんいると思う。そんなわけで、明日からまたいつも通りの日々が始まるんだよな。今日は朝までMACで遊ぶなんてことはやめておこうっと。



5月4日

「ことの次第」「アメリカの友人」とたて続けに見る。スクリーンで見るようには行かないとは百も承知なんだけれどね。特に「アメリカの友人」の方は、全く赤が違うのだ。とはいえ、デニス・ホッパーは良かった。私のMACはこの方から名前をいただき、Hopperというのだった。スペル、違うかなぁ。それだと単なる跳ねる虫になってしまうか。ビデオ屋さんでダン・エイクロイドとスティーブ・マーティンの共演作を発見。早速借りてきた。笑わせてくれよ、エイクロイド。最近、お腹の底から笑える映画って見ていないな。これに期待しようっと。



5月3日

花キューピットのミッフィーちゃんのCMは恐い。第一勧銀のキティちゃんといい、2等身キャラを立体化すると、とっても恐いんですけれど。あれが正面から歩いてきたらと考えるとぞっとする。ドラえもんだって実際にあれがいたら不気味だよー。顔色悪すぎだし。あ、でもQちゃんとO次郎は見てみたい様な気がするなぁ。そういやいつかの悪夢。貧血で倒れて、気が付くと大勢のけろっぴが私の顔をのぞき込んでいた。なんであんな夢を見てしまったのか。本当に恐かったよ。ところで私の友人、子供の頃に家の近くの河原で河童を見たと言い張るんですけれど・・・。河童を見たことがある人って、どのくらいいるのかなぁ。河童みたいな人だったら私も見たことあるんだけれどな。



5月2日

今日の読書の友はマイケル・ナイマンだった。病院の待合い室にバロック音楽をかけるのは良いアイデアだ。精神が安定する。病は気からって、本当だよね。西洋医学でももうとっくに認めているというし。そんなわけでやたらと回復するのが早い私だったりする。久しぶりに行ったレンタルビデオ屋さんで私の好きだった頃のヴェンダースのビデオを発見。アメリカの友人は以前にも見たことがあるけれど、ことの次第とさすらいはビデオで見るのは初めての様な気がする。「ことの次第」を初めて見たときは、もう一生ついていこうと心に誓ったが「ベルリン天使の詩」で撤回。それ以降のものは一応は見ているが、気持ちが全然入らない。厳しすぎるのだろうか、私は。映画が好きなだけなんだ。最初っから映画とも思っていない物に関しては、楽しんで見ることができるのだけれど。



5月1日

相変わらず免疫好きな私だが、今日、読書をするのに何か音楽をかけようと思いちょっと考える。メーデーだしねと言うことで(意味なし)パンクの輸入オムニバス盤、2枚組48曲入りに決定。こんなものよく持っているなぁと我ながら感心してしまう。ジョー・ジャクソンが入っていたのには驚いた。読書中の時間感覚ってどうなっているのかなぁ。時計を見るといつの間にか夕方になっている。あーあ、せっかくの平日のお休みにテレビも見なかったよ。夜、たけしの誰でもピカソは見た。熊さんがいちいちもっともな事をいうので面白かった。似顔絵のコーナーでNo.1になった、MACを使って描いた手塚おさむの絵、上手すぎるって。



text top/ HOME