1、インラインスクリューの可塑化、計量
Q2 計量時間を短くするためスクリュー回転を上げたが逆に伸びてしまった!
バージンペレットのみで成形しているケースはほとんど無いと思います。たぶん不良やランナー
などを粉砕し混ぜて使用しているのが普通です。(ホットランナーの場合は別として)
粉砕は、ペレットに比べ細かく粉状になってしまうのも多いため、回転数を上げると噛み込みが
悪くなる場合があります。
最適なスクリュー回転数を設定するのは難しいですが、強いて言うならば
安定して良品が得られる最短の冷却時間に間に合えばいい わけです。逆に回転数を上げ過ぎる
と、焼けが発生したりするので注意しましょう。また、回転数を多段(プロファイル)で設定できる
成形機も多いので、安定した計量になる様に試行錯誤してみるのもよいでしょう。

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