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三国一のバイク馬鹿

再始動

ご無沙汰しておりました。
ここ2年ばかりバイク関係から完全に遠ざかっていました。
とはいえ、載っていなかったのはSS(DUCATI SS900ie)の方で、
労働一号 (YAMAHA SDR)は通勤で乗ってたわけですが・・・
労働一号、夏を前にして入院してました。
レギュレーター? バッテリー上がり?
いえいえ、もともとセルなんかない労働1号ですから、
そんな程度は放置します。
エンジン焼き付きました!
2度目か・・・ これで
まあ、乗り方が悪いとかではなく、今回はオイル供給あたりの不良が原因らしい。
古い単車だから、いろいろと苦労するのは仕方ない。
でもって、9月に入ってようやく復活し、
「次はいよいよSSの復活を!!」
というわけで、あっさり復活。
単純に乗っていなかっただけなので、
バッテリー交換したら 問題なく復活しました。
とりあえず走るってだけなんだが
オイル関係は交換必須だし、タイヤも不安といえば不安。
近々、点検してもらいにいく予定。

で、さっさと点検にもっていけばいいのだが、
金がない
過去、第2章になった途端に終了とか書いたら、
本当に終了したので!!
リスタートした(明記はしないが)第3章は、
細く長く続けることがモットー
旅から帰ってきて、仕事と寝る以外の時間がヒマで仕方がなく、
バイクの虫もうずうずしてるんだが、
ここでいきなり全力疾走すると、年内に失速しそうなので、
無理せずのんびりすすめるつもり。
本格的な復活は10月末になるかなぁ。

今やっていることと言えば、パーツの加工。
2年前にやりかけて放置していたコグドベルトカバーの加工。
これは、ドゥカティパフォーマンスのカーボン製の奴なのだが、
なぜか鏡面加工をしている。
いや、世の中には面白い物がけっこうあって、
ステンレス微粒子混入塗料!!
こんなものがあったわけですよ。
(どういうルートで発見したか、忘れた)
これを塗布して、ヤスリで磨くと金属のように仕上げるという逸品。
結果から言うと大失敗
その塗料が悪いのではなくて、塗装と磨きがかなり難しい。
磨きすぎると地肌が出てしまうのは普通の塗装も同じだが、
なにせ本物のステンレスを塗布するわけだから、
とにかく堅い
で、力任せに磨いて地肌露出。
塗り直しもしてみたのだが、重ね塗りした部分がムラになる。
結局、いろいろな部分で妥協して、無理矢理完成させるつもり。
鏡面仕上げにもなっていない。
不思議なムラのあるポリッシュ仕上げという感じ。
妙に笑える仕上がりにはなっているので、いずれお披露目はします。

そして、フロント側スプロケットカバー。
これは、最初のうちにカーボン製あたりに変えるつもりで、忘れていたもの。
カーボン製のものも1万円くらいなので、
いくら金がないとはいえ、なんとかなるのだが、
どうせヒマだし、手間をかけることにした。
誰でも思いつくし、やっている人も多い穴空け加工だ。
実際に穴を空けてみるとわかるのだが、強度は格段に落ちます。
(やってみなくてもわかるな・・・)
ただ、強度の必要なパーツでもないので、見た目優先
そして、これも堅いです。 基本的に樹脂パーツではあるのだが、
プラモデル用のヤスリとかだと苦労します。
金工用のヤスリやらドリルがあると楽かも。
で、穴も空けたし、いかにも樹脂っぽい金型の跡なんかも消して、
完成しているといえば、しているんだが、
当然塗ります
今度は、プラモデル用の塗料にあるメタル調仕上げのものをチョイス。
(こりてねえな)
最終的に耐熱クリアーを塗って保護するつもりだが、
実際、エンジンの熱やらなにやらでどうなるのかわかりません。
これも今後、報告ですな。
で、わかったことなんだが、
自家塗装でいろいろ大変なことって、下地処理なのね。
コグドベルトカバーなんて、下地処理はほとんどしなかったので、
磨くと、微妙な凹凸がもろに出てしまう。
凸の部分だけ塗装はげたりするし・・・。
ヤスリの跡なんかも、かなり目立つので、今はひたすらヤスリがけ。
ま、サーフェイサーで細かいキズはほぼ消せるはずなんだが・・・。

これに加えて、あともう1テーマ残っていて、
(これはできるかできないか検討中)
それで、外観は一段落かなぁ、と。
お披露目できる日をお楽しみに。
10月末目標ってことで。

実は、ここから本題
本日、ちょいと乗ってみました。
ま、近場をぐるっと。
普段乗っている労働1号が軽くて小さいもんだから、
かなり緊張しました。
でかいし、重いのも事実なんだが、思ったほどではなかった。
つうか、ブランクあるとはいえ、さんざん乗ってたわけだし。
ただ、異常なほど曲がるのには参った。
労働1号は原付サイズの車体に2サイクル200ccのエンジン乗せた、
馬鹿バイクだから、
小回りは利くのだが、本質的に安定性寄り。
ということを思い出した。
労働1号感覚で曲がったら、倒れるようにハンドル切れました。
ビビりながらなので、転倒はしてませんがね。
で、ビビっちゃうと、もうだめ。
結局、ぜんぜん乗れてなかった。
リハビリはかなり時間がかかりそう。

とはいえ、自分でも意外だったのは、かなり乗りやすかったこと。
最初にビビった瞬間に、新車当時に悪いイメージ全部甦ったわけだが、
そういう扱いにくさはまったくなかった。
ポジションもかなりしっくりくるし、
前傾がきついわりには首やら腕やらも痛まなかった。
(ま、ペース遅かったし)
なんといっても、絶品はエンジンで、パワフルでスムーズ。
というのも、御存知の人は御存知のとおり、
YAJIMAでオーバーホール済みだから!!
(そのまま2年放置する馬鹿もいないと思うのだが)
シリンダー交換のついでにハイコンプ化(11:1)したのと、
クラッチはサーフレックスのスリッパークラッチにしている。
なにせ長い間乗っていなかったから、
ほとんど低回転(5000くらいまで)だけだが、
力強さはかなりのもの。
このへんも、リハビリしつつ、いろいろ報告したい。

ともあれ、2年の間にいろいろと周囲の状況も変化しつつあり、
気が付けば999をけっこう見かけたり、
デスモセディチが市販!?
(気づいてはいたが)SS900は今やDS(ツインプラグ)で、1000ccとか。
ぜんぜん見かけなくなったわけだが・・・
まあ、中途半端なんだろうな、と。
やっぱりドゥカの本命はスーパーバイク系だろうし、
モンスターは相変わらず絶好調だし、
ST系やムルチストラーダも面白そうである。
SSは万能選手なんだが、その分とんがった魅力がないのかも。
SSが好きな人は、旧いSSを探すだろうしね。
正味の話、今日久しぶりに乗るまでは、
不吉なことも考えていたよ。
999も実物見るとコンパクトだし、意外とカッコいいし・・・。
だがしかし!!
カッコいいよ、やっぱり。
昨日きっちり洗車して、ながめていたらほれぼれとしてしまったし。
乗ったらもう、虜だしね。

特に、放置していた間のタイヤの劣化が心配でスピード出さなかったし、
ちょくちょく止まって、いろいろチェックしていたんだが、
なんというか、見ればみるほと好きになっていく。
いや、もう、誰がなんといおうと、俺にはSSしかないね
他のを手に入れることもあるかもしれないが、手放せないことを確信した。
ああ、来月が待ち遠しい。

追伸
放置していてごめんなさい。

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