発行日: '99年11月20日(土)
発行:守山リス研事務局

リス研通信 No.733-1

ボーイスカウトの子供達とともに(1/3)

日時
1999.11.7 9:00-15:00
場所
東谷山
参加
Hさんを始め、ガールスカウト、ボーイスカウト、カブスカウト、その下のビーバー隊、各リーダー 一部両親 合計68人も参加。
(尾張戸神社氏子総代 M殿には、頂上の社務所を借用させていただきここにお礼申し上げます)

1.経過

今年3月の総会に、ボーイスカウトのHさんにご出席いただき、私達の活動を紹介すると同時に今回の計画を申し出、了解を頂き、6月27日予定していたが、あいにくかなりの雨で順延となり、7月も雨で順延となってしまったため、今回の実施となったものです。

2.企画の内容

子供達が一緒に巣箱や給餌台を作成してもらい、巣箱かけや給餌台の交換設置を実際に手伝ってもらうという体験をしてもらう。

3.準備

4.ルート

今回のルートは、頂上で昼食を食べるため、登山道から#2、1、3、11、9、頂上へと向かう。

5.結果

出発前に、東谷山の山のこと、ニホンリスがいること、リスの食べ物は何かと質問して、子供たちから「クルミ」とか「マツボックリ」と声が飛ぶ。さすがに前回植樹の時など応援してくれたこどもたちがまだ記憶してくれていた。山に入ったら「エビフライとクルミの殻が見つかるので、それでリスがいることがわかるんだよ。」と説明。

給餌台の近くで「給餌を7-10日毎に実施。リスが台の上や近くの水平な枝に座って給餌クルミを食べること」を紹介。子供たちは、先を争ってクルミの殻を捜す。あった!クルミ殻。エビフライ見つけた!と明るい声が飛ぶ。

#1給餌台の近くの巣箱は10m程と高いところに設置してあることの理由を説明。(6m以上だと繁殖率高い)穴を大きく齧っていることから利用していることを説明。

キツツキのほじり穴を観察して、その下に散らばるカナブンや虫の残骸を見て何を食べたかに驚く。給餌台#3でもクルミ殻を拾う。その近くの巣箱やリスの実際の巣を観察する。最初はどこにあるか分からない。でも高さ15mほどのアカマツの頂上付近にある黒い塊を確認できるようになった。判った子供から子供に伝わる。あったあった!とどよめきが広がる。大人も初めての経験で、驚く。

[出発前のセレモニー]

さすがボーイスカウト。出発前のセレモニーと挨拶

[リスの巣を観察する少年たち]

上のほうにあるリスの実際の巣を見上げるボーイたち

[移動中の様子]

林の間をエビフライを探しながら移動


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