旅3日目の夜です。GRAND CANYONで疲れているはずなのにまたまたホテル巡りをしてしまいます
その前に腹ごしらえ。そのメニューは・・・・。

11月23日(火)

 すっかりDOWN TOWNを堪能したあと、おなかが減ったので、STRIPに戻り、4年前にうちの家族(私以外)が来て非常に好評だったという「HOTEL SAN REMO」の寿司屋「彩膳」に寿司を食べに行く。この寿司屋のあるHOTEL SAN REMO は日本人が経営しているホテルで、日本人観光客が多く、こじんまりしてなかなか良いホテルだ。ここの寿司屋は一人$20〜$30位でカウンターで思いっきり好きなモノを食べられるという評判の寿司屋らしい。この情報を知っている日本人はここへ行き、日本では出来ない「カウンター寿司」を堪能するようである。
事前調査では結構並ぶという話であったが、今夜は非常に空いていた。ラッキー。店にはいると「いらっしゃいませー。」の日本語が飛び交う。カウンターの中の板さんは全員日本人。うーん、期待できそう。
 席に着くと大喜びで、ウニやヒラメなど普段食べられない高級ネタを「回らない」カウンターでガンガン食べる。噂に違わず非常に美味しい。甘えびはぷりんぷりんだし、頭は揚げてくれる。うまいよー。すっかり満足してしまった。板さんに話を聞くと、今はちょうど閑散期で、お客さんも少ないらしい。12月の頭にはロデオの大会があるのだが、それに来る人たちは肉しか食べないから、年末まではまずまずの忙しさだそうだ。肉しか食べない。ロデオに出る人だもんな、さもありなん。(笑)板さんは16年ここに住んでいるとのこと。こうやって異国の地で自分の国の文化を広めているなんてすごく羨ましい。人生一回きりだもんな、狭いニッポンにずっといるより有意義な人生なんだろうな・・・。

 非常に満足&満腹したので、近くのホテルをぐるっと回りながら帰ることにする。このあたりはNYNYLUXORなどのいろんなホテルが密集している。外から見ているだけでも十分楽しめる。そういったホテルのなかに入ってみる。もう結構な時間なのでお店なんかは閉まる寸前だが、カジノはもちろん24時間やっているし、ホテルの雰囲気ならいくらでも楽しめる。NYNYを横目に見る。夜に浮かび上がる自由の女神はとても美しい。去年本物を夜にヘリから見たのだが、ここの贋作は本当に良くできている。女神の周りにはニューヨークのランドマークが立ち並んでいる。それをぐるりと取り巻くのがこのホテルの名物コースター「MANHATTAN EXPRESS」である。まさにマンハッタンを一巡り。非常に楽しそうなジェットコースターなのだが・・・・うちの妹はこれらの絶叫マシンが大嫌いで一緒に乗ってくれそうにない。こういうものを乗る人は分かると思うが、コースターなんかは一人で乗っても楽しくない。だれかいるからこそ楽しいのである。どうやら「MANHATTAN EXPRESS」は明日までに乗ることはできなそうだ。

 
NEW YORK NEW YORK HOTELの全景

 さて、この向かい側には「MGM GRAND HOTEL」というホテルがある。大きな金のライオン像がお出迎えしてくれるハデハデホテルである。ここのTHEME PARKいわゆる遊園地というやつは出来た当時はとても画期的で、大人の町だったラスベガスをファミリー向けに変えてくれた功労者とも言われていたらしいが、あまり面白くはなかったらしく、今では週末しかやっていない。ライオン像はいろんな理由により変身して今の姿になったとのこと。近所に三越がある方はあれを50倍くらいにしたブロンズ像を想像していただければいいかもしれない。
 
            MGMの看板と金のライオン像                  ライオン像のアップ。まさに○越。(笑)

 てくてく歩いていき、まるで「おとぎの国」である「EXCALIBUR」へと入る。ここは見かけからしておとぎの国。日本にあるいかがわしいホテルのような感じもしなくはないが、近くに寄ってみるとそのスケールにより「そんなホテルと一緒にしてごめんなさい!」と謝りたくなる。日本のあのアヤシゲなおとぎの国の様相は全くなく、とんがり屋根の下には本当に部屋がいっぱいあり、いつお姫様と王子様が、魔法使いが出てくるのではないか・・という作りになっている。内装も騎士や魔法使いがいっぱいで、もしここに子供の時に来たら、間違いなく本物のおとぎの国だと思っただろう。

      
EXCALIBUR城。真ん中の下の赤い屋根の塔には魔法使いが。          EXCALIBURの中の置物。全てが童話チック。        

 その後もぽくぽく歩き、お隣のLUXORへ。ここはエジプトをテーマにしたホテル。外見は黒いピラミッドになっており、正面にはスフィンクス。ピラミッドの中がホテルの部屋になっているなんて、なんつー発想。さすが。土地が余っているところじゃなくちゃ考えられないよなあ。ここももちろん内装は古代エジプト風。どこかからクレオパトラが現れるんじゃないかと思われるそんな雰囲気である。しゃべるラクダがいたり、ほんとにエジプトに来たみたい。まあ考えてみれば、ここもアメリカ大陸の砂漠のど真ん中、気候も似てるんだよな。(笑)ちなみにLUXORの写真は真っ黒で夜間は撮れなかった。だって、ほんとに黒いんだもの、ピラミッド。(笑)明日昼間に遠くからでも撮れるといいけど・・・。

 LUXORを過ぎるとSTRIPの一番端っこのホテル「MANDALAY BAY」へと到着。ここは南の島をテーマにしたリゾート風ホテルで今年オープンしたばかりである。ここは全身金色のハデーなホテルで、隣の黒いピラミッドが目立たなくなって隣のホテルが怒っているといういわくつき。(笑)夜見ただけなので今ひとつ分からないところもあったが、たしかにプール施設は充実しているようだ。サーフィンの出来る波の出るプールもあるらしい。夏に来た方がよさそうなホテルだな。

  
金色の建物がMANDALAY BAY。隣のLUXORは全く見えない。

そんなこんなで「自主ホテルツアー」も終了。気がつくと夜の12時を回っていた。きゃー、早く帰ろうよ、もう足が棒のようだよ。さーてもうかえって寝なくちゃあ。今日も遊んだなあ。明日はラスベガス最後のショッピング&ホテル巡り。メインはSTRATOSPHERE TOWERの夜景かな。うーん、明日だけで足りるのかなあラスベガス・・・。おやすみなさい・・・。(第4日目に続く)

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