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ヒットの極意
餌木暦6年の経験より辿り着いた編集長の結論を公開します、なおこれは地域や状況により合わない場合もありますので御了承願います。

@釣り場
雑誌やTVで紹介される有名ポイントは避けます、どちらかと言うと「こんな場所にイカがいるのか?」と思う程の人のいない場所を選びます。
たとえば、貯木所や漁港近くの浅い波止場などで外灯なども無い不人気ポイントです。
Aポイント作り
まず釣り場を決めたらガスライト等を用意しタックルを準備する間に海中を照らしておきます。
10分程して小アジなどの小魚が一匹でも確認できればOK、場所をそこに決めます、人の多い人気ポイントで入り乱れて釣りをするより色んな
角度よりキャストでき釣果は上がります。
またガスライトも人気ポイントでは数名がバラバラの位置を照らしてしまいイカはちらっばていると考えられます、一点集中の方が継続して集められる
と考えるべきです。
Bキャストとシャクリ
まず暗い色よりキャストしていきます、これは食い気の高いイカが居るか見る為も有りますが、近くの水深等を見極めるためでもあります。
最初のほう数回ははフルキャストし底まで沈め大きくシャクって海底の地形を確かめます。
次にフルキャストし底付近を超スロースピードで引いてきます、ここでヒットすれば、底を重点して攻めますが、ヒットが無ければ1m単位で棚を上げて
行き探ります。
5回のキャストに1回は足元を探ることです、目の前に餌木を落とし自重で沈下させ静かに上げる動作を10回くらい繰り返します。
イカは結構餌木について足元まで来ていることが多く、またライトに集まっている小魚は足元に居るからです、実際昨年釣ったイカの半数はこの時点
でのヒットとなります。
これで駄目ならリトリーブの速度を早くし底引きよりやり直します、これは早い速度に条件反射するイカも居るので結構使えます。
あとは創意工夫ですね、斜めにキャストしてみたり、明かり有効な範囲で移動してみたり・・・人の少ない場所を選んでいるので思いつく限りのキャスト
をしてみるのも良いでしょう。

これで駄目ならポイント移動ですが、小魚が居る間は粘って良いと判断できます、とにかくアオリイカはまだまだ未知の釣りですので、人と同じ釣り方を
するより違うアクションやポイントを攻めてみるのが極意を思います。


                                                                             では、ご検討を祈ります。







シーズン初期用餌木
薄茶/白2.5号
日暮れのパイロット餌木
アジカラー3.0号
暗闇の必殺用餌木
白ストライプ3.0号
シーズン夜のメイン餌木
ピンク/白3.0号
オレンジ/白3.0号
餌木はアオリーQで統一
餌木
これはほとんど好みの世界ですね。
釣具店に行けば所狭しと多種多様なもの並び○○スペシャルとか、当店限定仕様なるものも出ており、いったいどれが釣れるのか迷うばかりですね。
また値段も色々でワゴンやカゴには100円台が有ったり、高いものは1000円以上と迷うばかり・・・。
他ならぬ私も限定などの文字に弱く少なくとも100本以上は買いまくった口です、そんな私もようやく3年前やっと餌木選びの結論に辿り着きました。

餌木選びの極意としては
@メーカーはを一定にする。
餌木は一見しては同形状にみえてメーカー別に結構クセのあるものです、たとえば同じ3号でも沈下速度は
形状により大きく異なります、またシャクリ時の移動距離もメーター単位で変わります。
海底の餌木の動きを見えない陸よりどう感知し動かすか、また根掛かりを回避するかは重要なことです。
同メーカー同形状の餌木を使い続け感覚だけで餌木を操作できれば釣果は格段に上がります。

編集長の選択:アオリーQ

Aサイズ
餌木サイズも同様に多く使用しないこと、一般には2.5号・3.0号・3.5号が多く出ていますが2種類程度で十分でしょう。
あまり多くのサイズを持って行くということはベストキャストを考えるなら2セットのタックルを用意しなければなりません、2.5号と3.5号を同じロッドでキャストするのにははやり飛距離やシャクリで無理があります。
また3.0号と3.5号では経験上では釣果に違いは無いですし沈下速度を速めたい為のサイズUPであれば
ナマリに巻きを入れる程度で十分と思われます。
選ぶとすれば、ロッドのサイスにもよりますが2.5号と3.0号にするか3.0号と3.5号にして鉛を巻かずに使い分けするかの2選択が良いと思います。

編集長の選択:2.5号 3.0号

B色
餌木の色もメーカー同様に一体何パターンあるのか分からない程発売されています。
これも色々試しましたが結局良く分かりません・・・というか夜釣りであればよほど暗い色で無ければヒットします。
俗にイカは目が良いと聞きますが、本当に目が良ければ餌木が偽者で有ることはバレバレなので動く物を追いかけているだけ
と思います。
よって夜の色パターンは3種類程度でOK、イカが見つけやすい白を基調として好みで決めれば良いでしょう、また色を分かりやすくすることは釣人からも良く見え餌木の位置を見やすくします。
その他に早く釣り場に着いた時を考え夕方用にアジカラーなど地味目なものを1種類、いくらなんでも明るい内は白く派手な餌木はイカにバレしまいそうですので。
あと注意したいのは限定や当店オリジナルというもの、商品自体は何も悪くありませんが、もしそれを使って爆釣してしまった場合に限定などというものは当然次に手に入る保障はありません。
いつロストするか判らない釣ですのでそれを使い続けるのは困難、もし無くす事でもあれば「あの餌木がじゃないから釣れない」などと変なジンクスに入り込みシャクリにも気が入りません。
できるなら一般に市販されているもので何時何処ででも手に入るカラーをお勧めします。
最後に名の通っていない安物には注意、作りが結構荒く左右のバランスが均等でなかったりアイがズレていたりでシャクったときに餌木があっちこっちに変な方向に動いてしまい、イカがつかめない可能性有りです。

編集長の選択:ピンク/白  オレンジ/白   白  (下地にては金銀問わず)

釣行でのヒット率は100%で何とか継続中(^^♪
今回は現在私の使用しているタックルと、ヒットの秘策を紹介しています。

昨今釣り上げるのが難しいというアオリイカ、まだヒットしたことの無いという
方は参考にご利用ください。

リール:ダイワ トーナメント 2500
サイスは2500番で78ftにバランス良く合っています、3000番でも合いますがやや尻が下がります。
スプールは最近アオリ用として軽量化も目的なのか浅溝タイプも出ていますが
私は標準の磯用の深いものに下段には1.5号PEを中段に1.2号PEを上段にまた1.2号PE3段分けて巻いています。
これは夜釣りや根掛かりの多い釣りです、常に大幅なラインブレイクは付きもの、浅溝ですと根係掛かりにより、仕方なくラインを数十メートル切断した時はラインを巻き直すことになりますが夜にこの作業は大変。
また、PEの1.2号と細いラインなので数回の釣行で思ったより痛んでいるものです、こんな時は上段を全て
出してしまい中段の1.2PEを使用します。
一番下の1.5号を巻いているのは細いラインが全て切れてしまって時のお守りみたいなものですね>^_^<。
リーダーはよほどの磯場では使いますが、これもラインブレイク時に再生に余分な時間掛けるので近年は使っていません。
ポイント
ロッドにセットしてブレないこと、持ってバランスが取れていること。
スプールはラインブレイクにより大事なヒット時間を巻き直しなどで逃さない為にも最低でも2回程度の使用量長さが巻けることです。
ロッド:DAIKO EGI GRAND EGS−782
以前はトラウト用の8ftを改良して使っていましたが、専用が多く発売され3年前に購入。
購入に際しては釣具店を数件周りメーカー・調子・サイズを選ぶのに数十本のロッドを振り比べました。
そして辿り着いたこの一本、軽さ・バランス・振り抜き感、微妙な先調子の位置とシャクた時の曲がり、
一番の決め手はシャクリからのバット部分の戻りの早さですか・・・。

ポイント
とにかくシャクリの多い釣り、数時間使っていて疲れないものを選びましょう。
これは簡単に思えて結構大変、当然必要以上に長いと竿に振り回されるし当然重くなると腕が疲れます
また短いとシャクリ幅が少なくなり大きく腕を振り上げないと餌木はアクションしてくれません。
バット部の曲がり調子は自分のシャクリスタイルに合わせビシビシ攻める方には反発の早いもの(曲がって
からロッドのブレが消え真っ直ぐな状態に戻る)がよいでしょう。

アオリイカ

タックル紹介