−提 言−

 ・靖国問題に見る歴史総括の必要性と留意点 (2001/8/18)

小泉総理が15日を避けての靖国参拝に追い込まれたことは非常に残念な事とともに、小泉政権の戦略性、実行力、メリハリ、理論構築力、問題に対する構造的アプローチの希薄さ、足して二で割る曖昧な手法を改めて証明して見せた。

この小泉政権の性格は政権発足当時から明らかなことであるが、当然に政権が行おうとしている構造改革にも反映し、十分な準備、シナリオの無いままに世論の空気のみに頼って不十分な外科手術を行うことによって日本経済と国民生活を破壊に導くことは、少なくとも今の体制で行く限りほぼ確実なことである。

さて、そもそも靖国参拝が問題とされる背景には歴史の総括が十分になされていないことがある。

日本を含む近代以降の列強による植民地主義、帝国主義は、欧米諸国も総括できてはいないが、新世紀を迎え、日本がアジアのリーダーとして新たな方向性を提示するためには、仮の形でもこれを総括し、その中に開国後の日本の歴史を位置付ける必要がある。

私は、その際、少々纏まりが無いが下記の諸点を留意すべきだと考える。

 

−留意すべき点−

                               以上

                         

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