−提 言−

 ・瀋陽総領事館拘束事件 解決のシナリオ (2002/5/18)

各位

前略
本事件解決に関しては、国益を第一とした毅然たる対中姿勢、外務省関係者の処分、
国内体制の立て直し、拘束者の生命人権等々考慮すべき問題が複雑に錯綜します。
このため、私は政府が戦略的対処をする事が必要と考えます。
取り急ぎ、解決シナリオとして下記拙案を送付させて頂きます。

                        記
◆日本政府は、中国に主権侵害を厳重抗議、中国に5人の拘束者の引渡しと関係者
  の処分を要求。
◆日本政府は、「拒否したにもかかわらず」中国の主権侵害と5人が拘束をされて
  しまった「結果責任」を問い、阿南中国大使以下関係者の更迭を即刻行う。
◆水面下で、拘束者の第三国への出国を事実上黙認するサインを中国に送る。
◆拘束者の出国の後、監督不行き届きの責任で川口外相を更迭。
◆新外相が、中国の主権侵害非難と関係者の処分要求の継続を宣言し、事実上の対
  中国の決着とする。

◆引き続き、政府は難民受け入れ及び北朝鮮の邦人拉致問題に対する明確な方針を
  示す事が必要。
◆さらに、今後予想される難民大量発生、亡命を誘発する北朝鮮の飢餓問題、進ん
  ではこの基礎にある北朝鮮現体制の改善アプローチ、アメリカの目論む軍事攻撃
  に代わる北朝鮮無血解体プログラム等々に対処することが必要となる。
  当然に現小泉政権では対応不能であり、解散総選挙による新政権成立が必要であ
  る。

                              草々

 

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