−提 言−
・小泉内閣倒閣および新政権樹立のシナリオ (2002/2/11)
有志議員 各位
各界関係者 各位
会社員をしております佐藤鴻全と申します。
たびたび失礼いたします。
さて、海外主要マスコミ報道は、そろって日本経済の崩壊を予想し、小泉政権の当
事者能力をゼロと見なし始めています。
トリプル安の進行等により、小泉政権が倒れるか追い込まれての解散を打つのは時
間の問題と思われます。
これを受け日本をカオス状態に陥らせないためには、今のうちに野党および与党内
有志で小泉後の受け皿と倒閣のシナリオを用意する事が必要かと思います。
新政権について下記拙案を作りました。ご参考いただければ幸いです。
記
■新政権ニックネーム:
「デフレ撃退政権」(仮称)
■政権基盤:
野党及び現与党内有志。
新保守+リベラルを中心に小異を捨て幅広く結集。
■首班:
上記政権基盤に参画する各党、グループのリーダークラスから互選。
■スケジュール:
・2月以降予想される恐慌状態の前に、野党間で政策合意を完了。
・その後、与野党有志で政策のすり合わせ、金融危機発生時等には現与党内有志
勢力が加わる事を確認。
・金融危機発生時等に合わせ、内閣不信任案を提出、可決後首班指名。
(解散を打った場合は総選挙後)
・内閣の寿命を2年目処とし、2%景気回復を実現後解散総選挙。
■キャッチフレーズ:
「景気回復無くして、構造改革無し。」
「雇用創造無くして、構造改革無し。」
「老後の安心なくして、景気回復無し。」
「希望ある痛み」 等
■基本理念:
「一定範囲のナショナル・ミニマムを伴った、規律ある自立社会の建設」
■政策の方針:
・積極財政と構造改革の同時実行
・消費税の福祉目的税化(2%景気回復後の施行)
・2年以内の2%景気回復、7ないし10年以内の財政のプライマリバランス化
■その他主要政策:
・「デフレ回避宣言」の閣議決定、同時に日銀と協力してこのためのあらゆる政
策を打つ共同声明を出し実行する。
・買い替え住宅減税、時限的証券税制のゼロ課税、時限的相続税の非課税等のピ
ンポイント政策減税。
・「産業整理再生委員会」等を新設しての不良債権処理。
国家のコントロールを効かした処理計画立案と実行。
・インターネットを利用した一般競争入札等による利権政治の打破。
・無駄な公共事業をなくすため、公共投資の経済波及効果、生活基盤としての必
要度等、諸効果の統一的測定基準を確立する。
・包括的規制緩和、地方分権等の構造改革のスケジュール化と実施。等
以上