本格的にオセロが強くなりたければ、 「オセロの本」にあるような書籍をぜひ読むとよいでしょう。
ここでは、簡単にオセロの基本戦術について説明します。
当たり前のことをいうようですが、ヲセロは最終的に自分の石が相手石より多くなればいいわけです。ですから、序・中盤で自分の石が多くなっても意味がありません。というのは、その石は確定石でないからです。
ご存じの通り、隅に置かれた石は確定石です。そして、この隅を中心に確定石を増やすことが出来る場合が多いため、序・中盤では、この隅を取りいくわけです。
さて、隅をとりにいくわけですが、対戦しているいつの間にか、打つ所がなくなって相手に隅を与えるところにしか打つところがない(これを指定打ちといいます)ことはありませんか。
自分の石が多くなると、当然、相手石が少なくなります。そうすると、必然的に打てる箇所(着手数)が限られてきます。そして、相手に指定打ちさせられてしまうわけです。ですから、まずは自分の石が多くなりすぎないように注意しましょう。
打てる箇所(着手数)を増やそう
壁石をつくるな
自分の石が内側になるように打とう
これは、どれも同じことです。自分の石の着手数を増やすように打っていくと、相手側の着手数が少なくなってきます。そして指定打ちに追い込むことが出来るわけです。
壁石をつくるな、ということは、言い換えれば自分の石が外側になるように打つなということです。 ヲセロはちょうど囲碁と発想が逆になります。ヲセロでは、相手に自分の石を囲ませるように打つことがポイントです。
下図は代表的な悪形でウイングと呼ばれているものです。黒が1の場所に打ち、白が2と隅をとると、黒3と割り込み、この場合だと右下隅を取ることが出来ます。
このように隅をとったからといって必ずしも良いとは限りません。
先程と同じようですが、こちらは山と呼ばれている良形です。辺を取る場合には、このような良形になるように考えて打つようにします。
まだまだありますが、ぜひ実戦で強くなって下さい。(^.^)
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