4月30日(金) いいてんき

 おぉ、更新早い早い。

 「逮捕しちゃうぞ the MOVIE」
 かなり、かーなり、か〜〜なり面白し。
 シナリオ自体はメチャクチャ独創的な話、というわけではないが、確実に面白い、燃える話。特筆すべきは、アクションシーン。カーアクションから格闘、銃撃まで、とにかく熱く、燃える演出。あ〜、OVAの「ジオブリーダーズ」に求めていたのは、こーいう演出だったんだけどなぁ。

 当然のことながら、絵のクォリティーは高い。そう、当然、と考えるんだよね、映画なんだから、金払ってんだから。でも、実際はきちんと描くことのできていない作品もあるわけで、やっぱし重労働なんだろうと思う。そういう意味でも、きちんと「おぉ、さすが映画」と思わせてくれたことは、嬉しい。
 気に入ったのは、ガラスに執拗と言っていいほど、映り込みをきちんと描いているのね。動く車の窓に外の風景がきちんと動きながら映り込んでたりして、う〜ん芸コマ。
 ただ、ちょっと気になったのが、静止画にエフェクトをかけてぼかしただけのような絵が数点あったこと。演出としてもたいして面白みがないし、正直目に付いた。
 声はTV版と同じで、特別問題なし。

 まーなんにせよ、これは純粋に面白い作品。燃える!


4月24日(土) あめふりすぎ

 めっちゃ久しぶりに更新しよう。そーいや、もう前回のは半年前か〜。うーん、好きなこと書いてるんだから、一番更新が早くてもいいはずなんだけどなー。何でかなー。
 一つの原因は、更新のテンポがを逃すと、意味ないというのもあるかなぁ。まーでも、別にアニメにこだわんなくてもいいはずなんだけどなー。・・・ま、いいや。

 さて、「春のカイヘンキ」。
 例によって、自分の観たやつについて、ツレヅレと書いてきましょオー。・・・と、言ってもすでに3回ぐらい放送されちゃってるんだよなー。うむうむ、ではこれを逆手にとって、1回目の感想と、3回観ての感想を書こう。まぁ、一回目の感想も今書くんで、正確じゃないかもしんないけど。

 では、日曜から。
 「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」
 これも「オーフェン」と一緒で原作がかなり好きな作品。まぁ、すでにOVAになっているので、「オーフェン」のようにそっとしておいてくれとは思わなかった。
 で、例によってのJ.C.スタッフが制作。やはりクォリティが不安・・・。と思っていたけど、結構個性的なキャラデザで絵の下手さ加減をカバーしている。おまけに「カレカノ」で学んだのか、手の抜き方が上手くなったかな。(笑)トメの絵をよく書き込んだり、影絵に声をアテたりとか。
 声は有名どころだし、OVAの前例もあるので、別段気になったところはなーし。
 んーで、ちょっと気になったところは、「ヨーコ」の面白さの一つに、ゲームとかアニメとかをはっきりと名前を出したり、匂わせたりするのがあるんだけど、これがやっぱしできない。だからそれっぽい名前を出してやってるんだけど、これじゃあ全然面白くないよー。もう腹据えて使用許諾をカッチリと取っちゃうべきだね。

 3回観ての感想は。(2回目観のがしたけど)
 まずい。
 キャラデザでカバーしきれなくなってきてる。ちょっと動かなすぎるぞ。おまけに脚本がつまらん。まだ脚本のつまらなさに比べれば、絵のレベルの方が我慢できるぐらいだ。なーんで、いい素材なのにつまんなくなるのかな〜。
 まぁでも、他のJ.C.のに比べれば、まだもうちょっと様子見てもいいかな。

 「十兵衛ちゃん ラブリー眼帯の秘密」
 初回は終わり半分しか観れなかった。でも、さすがは大地丙太郎監督。面白そうなのは分かった。絵も「上手い」、っていうよりかは「よく動く」って感じかな。別に問題はなし。ちょっち気になったのは、なーんか「マサルさん」?

 3回観ての感想〜。
 なんてーかノリが独特ですな。特にすごいと思ったのが、演技がメチャメチャ自然。なんか声をアテている感じがしない。ボケもアドリブでふっと言った言葉にツッコミ〜って感じで、これ最初の脚本の時点からそーいうノリで書いてあるなら、すごいなぁ。って当然書いてあるわなぁ。う〜ん、書く方も演技する方もすごい。 (**
 絵のレベルは正直、力入れてないやね。まぁ、そういうことを目指した作品ってわけではないんでしょうな。
 声はさっき書いたように非常に自然。特にヒロインの小西寛子がグーやね。監督がアテてこの作品を作ったというだけあって、彼女の魅力がとってもよく出てる。

 「エデンズボゥイ」
 裏で「CCさくら」の新しいのがやっているせいで、ビデオに録ってないのであんましよくは観てない。まぁ、ざっと観た感じだけ。
 まず、絵はまぁいいんじゃないかな、というレベル。これぐらいのを毎回やってたら、文句は出ないだろう。話も面白そう。ちょっと登場人物やら人間関係やらが一気に出てきすぎなのが気になったかな。

 3回観ての感想。
 ・・・観てない。(笑)

 「カードキャプターさくら」
 ビデオに録っただけで、まだ観てないのでパース。
 でも、ま、問題ないでしょう。きっと。

 「KAIKANフレーズ」
 こ、これは・・・完全に場違いだな。>俺
 にしても、ちょっとクォリティー低すぎじゃないかなぁ。これの原作って確かかなりの人気作だから、アニメにすりゃ売れる、って安易な考えで作られてるような気がする。もしくは、金がかけられてないのか。
 話は、わりと面白そうだけど・・・きっと、俺の感性ではついていけなくなっていくんだろうなぁ。

 「天使になるもんっ!」
 なんかこれだけ観た直後に掲示板に感想書いちゃったんで、いまいちテンション上がんないけど、これは確かにすごい。怒涛だ。
 「トライガン」と一緒で観るまでは全くノーマークだったけど、こーいう予想外の作品が出てくれるのはとても嬉しい。

 まず目に付くのがそのクォリティー。ちょっちすごすぎ。デジタルペイントなんだけど、過去のデジタルペイント作品はいかにも単色をペーストしただけ、単なる手抜き、って感じのが多かったけど、これは違う。細部まで仕事が逃げてないね。
 キャラデザ、というか演出が非常に少女趣味のぶりぶりしたものだったので、女の子向けのものかと最初おもったんだけど、水着の子のプロポーションとか見るとどーもおたく向けらしい。でも、この雰囲気は非常に人を選ぶよな。なかなか大きな声で「天使になるもんっ!」好きです、とは言えないよなぁ。(俺は言うけど)
 んで、次にノリ。日常として水泳部をのぞき見する主人公とか、えらくトンじゃってる敵さんとか、巨大ロボットの戦闘で周りの街が一切壊れないとか、なんとも妙なノリがある。ちょいと非凡なセンスを感じますな。
 声はちょっと主人公がひ弱すぎねーかな。そーいや、それよか特筆すべきは川上とも子女史か。もーすごいね、このヒトは。ラジオで生声をちょっちは聴いたはずなんだけど、全然ダメ。全くつかめないわ。一体どの声が「川上とも子」なんだろう。

 気になったってゆーか、意外だったのが、最初雑誌で見たときは、伊藤郁子原作の長谷川眞也キャラデザ、で、その流れで幾原邦彦が監督とか勝手に思ってたんだけど、全然違うのね。

 3回観ての感想〜。
 ちょっと2回目の最初で、絵がパワーダウンしたかなーとか思ったけど、それ以降は相変わらずビックリするぐらいのクォリティーですな。うん、問題なし。

 「A・D・POLICE」
 「バブルガム」と世界観一緒なのかな?こーいう近未来的世界観はとても好き。この辺のことって「バブルガム」の時書いたっけ?・・・あれ?「バブルガム」自体書いてない?まいっか。
 で、「バブルガム」と世界観一緒なのはいいんだけど、話のつまらなさまで同じじゃあしょうがないだろー。おまけに「バブルガム」の初回ではメカの動きは評価していたんだけど、こっちはダメダメ。絵もいいのもあるけど、悪いほうが目立つ。

 3回観ての感想。
 2回目から観てない。

 「ベターマン」
 いわゆるエヴァとかと同じ、話題のアニメ。放送前から情報がわりと流れてましたな。
 で、さすがは話題のアニメ。絵のクォリティー、作画、サウンド、演出、設定と隙がない。ビスタサイズだっけ?いわゆる映画のような横長の画面もいいと思う。キャラデザがちょっち疑問な気もするが、個人的には問題なし。声もいいんじゃないかな。俺、山口勝平好きだし。桑島さんも出てるし。あ、あと、紗孔羅の岩男潤子もいいね。「KEY」を思い出したよ。久しぶりに。(笑)でも、紗孔羅ちょっち気合入れて書き込み過ぎでないかい。(笑)まぁ、あまりに露骨すぎるので、逆に潔し、か?
 気になったところは、確かにすごい、力入ってる。んだけども、面白いのか?これ。なんというか、わっけ分からん。雑誌で放映前に流れた情報を読んでるときも、面白そうだけど、よー分からんな、って思ったんだけど。実際に観てもよー分からん。

 3回観ての感想。
 絵、落ちないな。しかもよく動く。
 話、というかノリも随分わかってきて大分面白くなってきた。「面白さ」では今クール一番だろうな。

 「∀ガンダム」
 時間帯悪すぎ。観れない。

 「コレクター・ユイ」
 麻宮騎亜、あんま好きじゃないんでナナメから観た。
 んだけれども、こりゃ完全にターゲットがうちらじゃないわ。あんまりに違いすぎるんで、評価とかそういう問題じゃないな。
 あ、でも、子供向けでも面白いものは面白いって言うか・・・。うーん、そういう意味で考えると・・・なんだろ?俺は面白くはない。面白くはないんだけど、子供が観ればそれなりに面白いんじゃないかな、って感じかな。
 絵は上手い。ってゆーか、俺は麻宮デザインが嫌いなんで、上手いとは言いたくない。ので、「よく描けてはいる」。声は、ちょっとなぁ。個人的にダメ、かな。話は、面白くない。・・・んだけれども、子供なら面白いと感じる、のかな。
 う〜ん、なんか調子が出ないなぁ。なんてーか、最初に書いたようにターゲットが違う、って感じなんだよなぁ。特筆すべきは変身シーンでユイが裸になるところか!?・・・どーでもいいや。

 3回観ての感想。
 とりあえず、2回は観た。裏、「カニパン」だしね。
 特別クォリティーも変わらず、話も変わらず。

 「ゴクドーくん漫遊記」
 意外なことに(失礼)絵のクォリティー高い。やればできるんだなJ.C.スタッフ。と思ったら違うところだった。角川なので無条件にJ.C.スタッフかと思った。
 絵はさっき書いたように、結構、いやかなり高い。声はまぁどーでもいいかな。いや待てよ、そうか水野愛日嬢が出てるんだった。いや〜、いいですな。愛日ちゃんは我々の期待を裏切りませんよ。(笑)おぉう、なんで「(笑)」なんだ?いやいや、ここはツッコンじゃいけません。先行きましょう。
 話は、こーいうお約束破りの面白さってのは、中学生とかのレベルじゃないと楽しめないよなー。まぁ、個人的には絵さえ上手けりゃそれでいーや。

 3回観ての感想。
 なんか時々、突然絵のクォリティーが下がる。なにが起きてるんだ?
 でもまぁ、全体のクォリティーはやはり高いと思う。話は、まぁ、こんなものだろう。

 「神八剣伝」
 1回ぐらい観たいんだけど、まだ1度も観てない。
 どーにも時間帯が忘れがち。

 「パワーストーン」
 最初何のアニメなのかさっぱり見当つかなったんだけど、ゲームのやつなのね。
 まぁ、話やクォリティー云々するものでもない。別にクォリティーが低いって訳じゃないが、なんてーかそーいう次元の問題ではないというか。ぶっちゃけて、興味なし。
 ただ、特筆すべきはあやめ。こいつのおかげで謎の七色声命体であるところの川上とも子女史の正体がかなりつかめた。んだけれども、「天使〜」のノエルのおかげでまた霧中なんだよなぁ・・・。

 3回観ての感想。
 2回目から見てない。けど、この時間帯にテレビの前にいたら、観てもいいんじゃないかな、ぐらいには思っている。

 

[総括]
 な、長かった〜。一気に書くと疲れる〜。
 さて、今回書いていて、ちょっと気になったんだけど、今クール全体的にクォリティー高いわ。正直「KAIKAN〜」と「A・D〜」ぐらいしかいまいち、ってのはなかったんじゃないだろうか。いわゆるエヴァ効果によるアニメバブル時代が終わり、適正値に落ち着いてきたということだろうか。なんにせよ、良いことだ。

 

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