10月11日(日)

 いよいよ「秋のカイヘンキ」ってやつだ。新クールの始まりだ。
 ってなわけで、半年前と同じような書き出しにしてみた。
 そーか、もう半年もたつんだなぁ。一番古くからあるのに、一番更新されていない、可哀相なコンテンツだな、これって。でもまぁ、ここに好き勝手なこと書くのは基本的に好きだから、気にするな。
 しかし、気が付いてみると新クールが始まって、すでに1週間すぎちゃってるんだよね〜。わりといっぱい新しいのが始まっちゃってて、全部書くと、結構な量になりそうだなー。ま、ぼちぼちと書いてくか。

 「彼氏彼女の事情」
 庵野監督の新作。
 俺、「エヴァ」はだまされた、と思ってるタイプだから、厳しくみた。  まず、キャラデザがえらく平凡。っとゆーか、なんともない、って感じ。「エヴァ」の第1話がすごいクォリティーだったから、今度はどんなんだ、と身構えていたので、結構ガッカシ。
 次に、演出がしつこすぎ。もう、ビデオに録ってスローで見直すことを前提にしているとしか思えない字の羅列。目まぐるしいカットの山。
 あと、なんか演出に「ウテナ」っぽいものを感じた。・・・んだけど、「ウテナ」の演出が「エヴァ」っぽかったんだったっけ?う〜ん、よく憶えてない。

 ネガティブなことばかり書いたけど、実はこの作品気に入ってたりする。キャラデザも「エヴァ」を意識していたから、始め目に付いたのであって、慣れてしまえば別段問題ない。演出はやっぱりうざったいけど、全体の話が面白いので、まぁいいや。絵のクォリティもやはり高いし、声も嫌いじゃない。
 あとは、最後までインナースペースとか、実験アニメ的なこととかをしなかったら、好きになれそう。

 「魔術士オーフェン」
 あの「スレイヤーズ」や「ロスト」と同じスタッフ、ということで非常に不安いっぱい。好きなんだよなー、原作。できればそっとしておいて欲しかった。
 で、実際に見てみると、
 まずOP。う〜ん、まずい・・・。OPのくせにめっちゃ手を抜かれてるとこが目に付く。これはつまり、手を抜こうと思えばいくらでも抜けるところがある、って事だな。
 本編の方は、いかにも「スレイヤーズ」のスタッフらしく、力を入れているところと入れていないところが歴然としている。・・・が、まだ初回のせいか、力を入れているところの方が多く感じた。う〜ん、でも安心できないんだよなぁ、経験的に。
 あと、「スレイヤーズ」でもそうだったけど、魔法の演出がダメすぎ。こーいうのが目玉ちゃうんかぁ。

 声はドーチンに椎名へきるってのがめっちゃ意外だったけど、これまた意外にそんなに変じゃなかった。・・・っと書いていて思い付いたけど、もしかしてヒロイン役でオーディション受けて、落ちてドーチンの役になったんじゃないだろーか。うーん、リアルだ、リアルすぎる。
 で、そのヒロインのクリーオウに飯塚雅弓。うーん、かなりいいねぇ〜。原作のクリーオウ嫌いなんだけど、アニメの方はめっちゃいいわ。ぷりちー。
 オーフェンは森久保祥太郎。どっちかっていうと、ダメ。ってゆーか、森久保祥太郎って最近あちこちで引っ張りだこだけど、そんなにいいかなあ。

 「MASTERキートン」
 さすがマッドハウス。クォリティ抜群。ちょっと群を抜いてるな。(あ、抜群ってそーいう意味だったのか)
 良すぎて、特に書くこと思い付かないや。
 前の「ベルセルク」といい、日テレって良いアニメを放送するなぁ。

 「セイバーマリオネットJ to X」
 ・・・1話全部みれなかった。

 「スーパードール・リカちゃん」
 リカちゃん人形の話かと冗談で思っていたら、ホントにリカちゃん人形の話なのね。
 んだけど、デザイン的には全然人形とは違う。ま、一緒でも怖いけど。・・・というよりも、このデザインを元に、新しい人形を作るのかな。
 デザインといえば、このリカちゃんのカッコをみて、あやとりんを思い出したのは俺だけではあるまい。・・・え?知らない?あやとりん。
 絵的には、わりとしっかりしている。・・・と思ったら、マッドハウスだった。う〜ん、こんなところにも出てくるとは。

 「怪傑蒸気探偵団」
 う〜ん、麻宮作品ってあんまり好きじゃないんだよなぁ。
 とりあえず、英国的な雰囲気は良いね。絵もXEBECということもあって、綺麗。鈴々のナース姿もぷりちー。ただ、お話があんまり面白くない。鳴滝のポジションもよー分からないし。あと、ロボットの雰囲気がとってもサクラ大戦、とか思ったんだけど、これはしょーがないのかなぁ。

 「ガサラキ」
 サンライズのロボットもの。
 ニュータイプの小説が結構面白くて、楽しみにしていたんだけど、こいつは期待できそう。今んとこ今クール1番だな。
 怒涛の勢いでたれ流されるSF専門用語の数々。視聴者をおいてゆく謎、謎、謎。能を用いたオリジナリティーのある雰囲気に、音楽。コンピュータ画面等々のさりげないところで多用されるCG。メカニックデザインに出渕裕氏。声優陣も豪華、豪華。う〜ん、とっても燃えるね。
 絵的には、すこ〜し甘いかな。特にロボットの作画は辛そう。でもCGがカッコ良く使われているのが、とっても良い。
 しっかし、日曜の朝9時半からなんでこんな暗い作品やるんだろう。深夜でやったほうが、数字よさそうなのになぁ。

 

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