WiSP install update on Windows10 (64bit)



● (No.969) WiSP install update on Windows10 (64bit) (2017年9月24日)
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1.  C:/直下に、C:/wisp フォルダを事前に新規作成する。
    TNC ⇔ PC (COMポート) を正しく接続する。No.47, 968

2.  wisp3215.zip をダウンロードし、C:/wisp に解凍する。
    http://dl.dropbox.com/s/cr4dgcuj82si6bn/wisp3215.zip
    http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/wispinsv.htm

3.  解凍したファイルの内、bwcc.dll を次の所に移動する。
            bwcc.dll --> C:/Windows/System32

4.  解凍した 20107kep.txt は削除する。

5.  解凍した setup.exe を実行する。

6.  WiSP Setup画面の中で、次の設定をする。

    (1) WiSP Directory を C:/wisp と指定。
    (2) I want to register をチェック。
    (3) 自局Callsign を入力。
    (4) Registration番号を入力 (未申請の場合は、My_HP No.166 参照)
    (5) この後に現れるポップアップメッセージには全て OK をクリック。
    (6) 少々時間が掛かる。Cancel は押さない。
    (7) gsc.exe を再起動。

7.  WiSP Unregistered Copy画面が自動的に現れ、Callsign は表示されて
    いるが、Registration Numberが空欄のままなので、改めて取得番号を
    ここで入力し、Register をクリックする。(Trialの場合は未入力)
    次回の起動から、この画面は表示されない。

8.  GSC - Setup - General Setup - WiSP Program Directory において、
    C:/wisp を確認。 Display time in: Local を選択。
    そして、GSC - Setup - Select Font フォント設定。

9.  GSC - Setup - Station Setup において、自局の緯度・経度を入力。
            Latitude   35.4 N (北緯)
            Longitude 139.6 E (東経)

10. GSC - Setup - Edit MSPE equations をクリックして、次の
    「ファイル C:/wisp/MSPE equations.TXT が見つかりません。
      新しいファイルを作成しますか?」 というメッセージが現れ
    るので、Yes をクリックする。

11. NOTEPAD (メモ帳) が自動的に起動した後、次の手順で操作する。

    ファイル - 開く - Mspeeq~1.txt - 開く - ファイル - 
        名前を付けて保存 - MSPE Equations.TXT を指定 - 保存

    ここで、「C:/wisp/MSPE Equations.TXT このファイルはすでに
    存在します。上書きしますか?」 というメッセージが現れる
    ので、Yes をクリックして、NOTEPAD を閉じる。

12. GSC - Setup - Edit View-Dir equations をクリックして、次の
    「ファイル C:/wisp/View-Dir equations.TXT が見つかりません。
      新しいファイルを作成しますか?」 というメッセージが現れ
    るので、Yes をクリックする。

13. NOTEPAD (メモ帳) が自動的に起動した後、次の手順で操作する。

    ファイル - 開く - View-d~1.txt - 開く - 
      [ZL2TPO] の部分を [JE9PEL](自局コールサイン)に書き換え
      destination="ZL" を destination="JE9PEL" と書き換え - 
      名前を付けて保存 - View-Dir Equations.TXT 指定 - 保存

    ここで、「C:/wisp/View-Dir Equations.TXT このファイルは
    すでに存在します。上書きしますか?」 というメッセージが
    現れるので、Yes をクリックして、NOTEPAD を閉じる。

14. GSC - Setup - MSPE Setup - Sat Change - Automatic - OK

15. GSC - View-Dir Setup - Maximum messages to load - 900 - OK

16. GSC - MsgMaker Setup - Message expiry time - 2 - OK

17. GSC - Setup - ProcMail Setup - Automatic Keps file updating
    において、Update with any keps file をチェックする。

18. 次に、20107kep.txt (2000年1月7日付け) は削除し、代わりに最新
    の軌道要素を認識させる。
    GSC - Database - Update Satellite Database - ELEM.TXT等 - OK

    最新の軌道要素を用いて更新した時は、「Added ...」と表示される。
    軌道要素が正しく認識されない時は、下記 20. 21. を実行する。

19. GSC画面上に個々の衛星のスケジューリングを表示させるために、次
    のような設定をする。衛星 GO-32 を例に挙げる。軌道要素ファイル
    内の衛星名と、ここでの衛星名は一致させる。

    GSC - Setup - Satellite Setup - Satellites
            - New - General - Name                GO-32
                              Satellite Type      PacSat
                              Broadcast Callsign  4XTECH-11
                              BBS Callsign        4XTECH-12
                              Priority            1 (順位)
                              Frequencies         (未記入)
                              TNC Settings        (確認)
                              Directries          (確認)
                              MSPE Settings       (確認)

    FalconSAT-3衛星の場合は、Broadcast Callsign = PFS3-11,
    BBS Callsign = PFS3-12 とそれぞれ記入する。

    Satellite Type の項目で PacSat を選択した時は、Scheduling-
    Program の欄に自動的に、「C:/wisp/MSPE.EXE %S」 と書かれるが、
    Analogue を選択した時は、Scheduling - Pragram の欄は空欄に
    なっているので、「C:/wisp/MSPE.EXE %S」と手入力すること。

    Scheduling Priority では、衛星の優先順位(1, 2, etc.)を記入する。

    GSC - Setup - Satellite Setup - Satellites - Edit - 
    MSPE Settings では、

            Update Keps from broadcast
            Uploading enabled
            Log KISS frames
            Log Telemetry frames
            Grab all heard files
            Brock ALL BBS files
            Acknowledge receipt
            Load View-Dir at start of pass
            Close View-Dir at end of pass

    以上 9項目にチェックを入れておくと充分。

    注:この MSPE Settings の設定は 1回だけでは有効にならない。
        一度この設定画面を閉じて、再度同じ設定を行う。
        Satellite Setup - Satellites - Edit - MSPE Settings

    最後に、OK - Close をクリックすると、GSC画面上に自動的に
    スケジューリングが表示される。

    GSC画面上に自動的にスケジューリングが表示されない場合は、
    C:/wisp/WiSP Schedule.DAT および C:/wisp/WiSP.KEP を削除し、
    下記 20. 21. を実行する。

20. WiSP.KEP と WiSP Schedule.DAT を最新の更新日時にするために、
    GSC をいったん閉じ、再度開いて
    GSC - Tracking - Redo Schedule とする。

21. WiSP 内における軌道計算は、軌道要素衛星オブジェクトナンバーを元
    に行っている。従って、衛星のオブジェクトナンバーが変更になるよう
    な場合には、その度に、WiSP が認識している関係するファイルを差し
    替える必要がある。具体的には次の手順で行う。

    (1) C:/wisp/WiSP Schedule.DAT および C:/wisp/WiSP.KEP を削除。
    (2) gsc.exe を起動する。
    (3) "GSC cannot find satellite ... in the keplerrian database"
        というメッセージが現れるので、OK を押す。これをすべての
        設定衛星に対し繰り返す。
    (4) GSC - Database - Update Satellite Database  として正しい
        軌道要素 が書かれている TLE テキストファイルを指定する。
    (5) GSC - Setup - Satellite Setup - (衛星名) - Edit - OK
        これを設定衛星すべてに対し行う。
    (6) GSC - Tracking - Redo Schedule として完了。
    (7) 万一 WiSP を完全削除・再インストールする場合は、レジストリ
        に関係するので、別稿参照。→ WiSP UNinstall

22. 世界地図上に衛星の軌跡を表示させるために、次の設定を行う。

    GSC - Tracking - Track - Satellites - ADD
    GSC - Tracking - Graphic Track - Tracking - Select Satellite
    GSC - Setup - Select Map Font

23. WiSP registry Export/Import

    WiSP の各種設定が PC に保存されない、という問題が生じている。
    自局の Windows10 でも最初、設定保存されなかったが、WiSP を
    再起動して二度目に設定入力した後は、それが永久保存された。
    もしそれでも保存されなければ、次の策を講じなければならない。

    恐らく、PCレジストリに設定が記憶されないことによることが原因
    と思える。昔の WindowsXP , 7 で記憶動作している FalconSAT-3
    の WiSPレジストリ情報をファイルとしていったんエクスポートし
    そのファイルを Windows10 にインポートすれば解決すると思う。
    「ファイル名を指定して実行」→「regedit」(レジストリエディタ)

    具体的には、My_HP No.549 を参照。
    http://www.asahi-net.or.jp/~ei7m-wkt/numbr549.htm

    WindowsXP, 7 の WiSPレジストリは次の所にある。
    [HKEY_LOCAL_MACHINE/SOFTWARE/WiSP]

    Winsows10 で検索すると次の箇所等がヒットしたが、結果として
    どこに新規エクスポート生成されるのか不明。
    [HKEY_CURRENT_USER/SOFTWARE/Microsoft/Wisp]
    [HKEY_LOCAL_MACHINE/SOFTWARE/Microsoft/Wisp]

24. Windows10上で 「WiSP の各種設定が PC に保存されない」 という件、
    GSC を 「管理者権限」 で起動すると、解決することを確認した。

    右クリック→プロパティ→互換性→「管理者としてこのプログラムを実行」
    Right-click the icon of gsc.exe that you use to run the program,
    and then click "Run as administrator". -> Wisp & Settings


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[補足] WiSP DDESat32, My_HP No.781 WiSP FalconSAT-3, My_HP No.968


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