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Martin D-45
1995年



Martin D-45 1995年製です。

Martinのドレッドノートタイプのレギュラーラインナップで最上位に位置するギターです。
(D-50とかD-45の特別モデルとかもっと高いモデルもありますが)

アコースティックギターをやっている人には 「いつかはD-45」 と言うほど有名なギターです。

このギターは2003年に池袋で行われた石橋楽器のアコパラというアコースティックギターのバーゲン会場にて、(衝動買いで)購入しました。
この日はゴルフに行く予定でしたが、朝からかなり雨が降っていたため中止になり、それならアコパラに行けるなと言うことで会場に足を運んだのでした。 広告のビラなどは前から見ていたので、目玉商品などはわかっていたのですが、この時はD-41などやOvationなどが、お買い得の価格だったし、もしそれらが気に入れば価格的にも買えそうなのでそれを目当てにしていました。 会場は雨の日という事もあり、人はまばらでゆっくり見ることができる状態でした。   

Ovationのお買い得品は売れていましたが、D-41があったのでさっそく弾かせてもらいました。 90年代のギターの割にはなかなか鳴りも良く、低音に少し不満はあったものの、高音は鈴なりの音で買おうかどうか迷っていましたが、試しに比較のために近くにあるD-45を2本ばかり弾かせてもらったところ、低音が前に出ていて高音は勿論鈴鳴りの音で、全体のバランスが良い、やはりD-41とは大きな違いがありました。  

しかも2本とも同じ傾向の音で、やはりD-45はやはり違うと認識してしまいました。
どうせD-41を買っても、又いつかはD-45が欲しくなるし、一気にD-45まで行っちゃえという気持ちがわき上がってしまいました。

しかし値段が問題です。 バーゲンなので通常価格よりはお買い得ですが、すぐに買える値段ではありません。
そこで考えついたのが、D-45があればD-28の親分だからD-28はいらないよね、これをヤフオクなどで売れば何とかなるじゃんという計画でした。
結局この計画は、まだ実行されていません。

D-28はD-28の良さがあり、気楽に弾けるというか、カジュアルな感じです。 ステファン・スティルスの曲などはD-28の方が音が近いです。 
D-45はやはりよそ行きです。 

でも音もすばらしく低音から高音まで全ての領域で素直に鳴ってくれるし、何時弾いても感動する良い音です。


   昔話ですが、

学生の頃CSN&Yが好きで何度もレコードを聞いたり、ニール・ヤングとかステファン・スティルスが弾いている写真を見て憧れていたものです。

特にCSN&Yの「4 way street」の2枚組ライブ版では、録音自体はあまりクオリティが高くないものの、D-45の音のすごさに感心していました。  

その後日本国内でも加藤和彦さんがこのD-45をさっそく購入して弾いていましたが、この録音は低音がびんびん出ていて、すべての音のバランスが最高で感動ものだったのを覚えています。  加藤和彦さんのD-45は現在お茶の水のWoodmanに飾ってあるようです。

学生の頃、お茶の水の黒澤楽器に行ったときに、D-45とD-41が入荷していて、どういういきさつかは覚えていませんが、店員さんがこのギターを弾かせてくれるというので弾かせてもらいました。  その時の印象はあのレコードの音とまるで同じ音が出るので、本当に感動したものでした。  
しかも、D-45とD-41ではやはり価格の分の音の違いがあり、D-45はドレッドノートギターのトップに位置するものというのが私の概念として定着してしまいました。  この時の価格は、D-45が80万円くらい、D-45が50万円くらいでしたか、とても学生に買えるような価格ではありませんでした。

と言う訳でD-45は私の憧れのギターだったのです。



D-45はコレクターアイテムです。
貝の装飾などを見ていると、これは美術品の領域のように美しいですね。 これを弾き倒してしまおうという気になれません。





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