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Fender USA 
62 Vintage 
Jazz Bass
1994年



多重録音でエレキベースの音が欲しくなり、ベースギターを購入しました。
このベースギターを購入する前に、ヤマハのベースギターをヤフオクで安く購入したのですが、ネックが反っていて満足できなかったため、やはりベースギターはフェンダーしかないと思いJazz Bassをまたまたヤフオクで購入しました。Jazz BassかPrecision Bass か悩みどころですが、昔GrecoのJazz Bassを使ったことがあり、なじみがあったのも選定の理由かもしれません。 どちらのスケールも同じ長さなので、取り回しの点からはボディの小さいPrecision Bassの方が使いやすいのかもしれません。

購入したところ、ベースギターといってもかなり高い弦高に調整されており、皆さんはこの位の弦高で弾くのが普通なのかなとも思いましたが、ブリッジで高さ調整をして、格段に弾きやすくなりました。

ベースギターの場合弦を張りっぱなしにすることが多いと思いますが、張りっぱなしにしない方がいいと思います。また、ほとんどの中古のベースギターはネックの反りがあり購入時には要注意です。
素性のいいものは弦を張りっぱなしにしてもネックの反りがないのですが、反りのあるベースギターが多いです。このJazz Bassも、さすがにFenderだけあって、ネックの反りはあまりなく、調整せずに使用しています。

  

それまでJazz Bassは皆同じだろうと思っていましたが、結構いろいろなタイプがあるのが分かってきました。
この62 Vintageシリーズにも大きく2種類があって、よく見かけるのが黒いプラスティックタイプのボリュームつまみが3つある3ノブ仕様と言われるものです。本機はこの一般的な3ノブ仕様とは異なり、ボリュームとトーンが各ピックアップで独立していて2段のスタック構造のノブになっています。この仕様は'62までのモデルの仕様として、米国では比較的よく見られる仕様のようですが、国内ではマイナーな仕様となっております。
3ノブ仕様の方が、コントロールがしやすく感覚的に調整ができるため、国内では一般的になっているのでしょうか。実際に2ノブのこのJBのボリュームをいじっていると、各ピックアップ毎のボリュームとトーンを独立して調整できるのですが、パッシブ回路のためか、片方のボリュームの位置ともう一つのボリュームの位置とが干渉し合い調整が難しいという印象です。多彩な音作りが可能なのでしょうが、調整は面倒です。
音のほうはいろいろな音が出せることや長いサステーンなど気に入っています。

  


ビンテージタイプの糸巻きは巻き方向が逆回転なので少し戸惑います。



 製造年を調べるためにネックを取り外してみました。ネック側に鉛筆で書かれているように、94年7月27日製でしょうか。
ネックの反りはありませんが、調整するためにはネックをはずしてロッドを回さなければならないので大変です。



      

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