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レーサー：沖羽博之
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復帰第１戦を「ツインリンクもてぎ」に選んだなにげ君。 曇り空の午前中、予選で１０番手グリッドを獲得。 決勝は、スタート前に降り出した雨のため、緊急タイヤ交換。 そして、雨の中でのスタート。 スタートからの順位は変わらない。 １週目に「ＰｏｗｅｒＢｏｘ＆生方組」のＴＺがクラッチトラブルでピットイン。 そのままリタイアとなる。 最終コーナーでは、なにげ君の雄志を石川氏のカメラが待ちかまえている。 ４週目にカメラを構えて待つが、ＷｉｔｈＭｅのＲＳが通過しない。 一瞬の不安がよぎる。 その時、元メカのインカムが鳴る。 チーム員からの連絡で、 「第１立体交差前で２台が転倒している。１台は、うちの車両だ。」 との事だ。 ３週目の第１立体交差前でＹＳＰ八王子（ＴＺ２５０）のインを強引に突いたなに げ君（ＲＳ２５０Ｒ）とラインがクロスして２台共が転倒した。 白旗が出され救急車が出動して行く。 帰ってきた救急車の中になにげ君を発見。メディカルセンターへ運ばれて行く。 ピットクルーは、彼の元へ駆けつける。右肩の鎖骨を骨折していた。 回収されてきた車両は、フロント周りと右側が大破していた。 うちのライダーは茂木選手権の公式戦では、初の転倒車両となりました。 これにより、第１立体交差前を「沖羽コーナー」と呼ばれるでしょう。 公式結果は、３周目リタイヤでした。 今シーズンは、筑波サーキットで練習走行中に転倒して左手首を骨折したなにげ君 。 このまま引退してしまうのか？ それとも、不死鳥の様に蘇るのか？ ＲＳは、なにげ君の帰りを待っている。 |
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| PHOTO by moto-mecha |
