要害館

概説 坂字折越(おつこし)にあり、大掾氏の家臣要害氏の居館と伝えられる。『南城高家録』のよると、三村城大掾常春の家臣に龍界初太郎時直があり、元亀4(1573)年常春が小田氏治入道天庵に攻められたとき勇戦したことが見える。この龍界は要害の訛ったものと思われる。[『出島村史』より]
南東側から(手前は一の瀬川)
訪問記[2002/9/29]藪が深く突入は諦めたが、北側へ回ったら墓地があった。墓地の裏藪を少し見たが遺構らしきものは見当たらなかった。『出島村史』にある「要害氏」とか「龍界氏」とか、それが姓だったとは思えないのだが。
所在地霞ヶ浦町大字坂字折越
参考書『出島村史』