山内入堀(やまうちいりぼり)遺跡

概説 集落北辺には一部堀跡、土塁が残る。西部の村道の一部はかつて堀跡だったことが聞き取りで判明している。
 周辺の小字名:北門、後口、前口、古屋敷、南門、根本内、輪ノ内、表口。
集落北側の堀跡(右手の屋敷の縁を流れている)
その他の写真
  1. 窪んだところは堀跡のよう
訪問記[2003/03/17]北側堀跡の東外れの民家の周囲には土塁が廻る。
[2003/03/31]今日は余湖さんとここで写真を撮していたら、地元のおばさんに何しているのかと尋ねられたので訳を話すと「そんな話は聞いたことがなかった」と云う。美浦村でも最近の調査報告に初めて載ったわけだし城館址で登録されているのでもないので一般には知られていないのだろう。ただ、おばさんの話では、写真の場所は田圃で、右側の屋敷の縁に昔から堀があったと教えてくれた。現在も水路が流れている。
所在地稲敷郡美浦村山内字入堀206外。
参考書『美浦村遺跡分布調査報告書および美浦村遺跡分布図』