水神峯狼火台

概説 この地には、頂上に水神さんを祀った水神峯古墳がかつてあった。
 水神峯古墳は、佐倉の山中坪集落北の台地で鳩崎小学校を見下ろす高台にあった古墳である。昭和48年8月、土砂採取中に丘陵の頂上付近で石棺を掘り当てたので、発掘調査をしたものである。石棺の中には1遺体と直刀、鉄鏃、刀子などの鉄器があり、軍事に関わる副葬品が目立った。また遺体東部の棺の外に黄金の馬鞍が副葬品として埋められていたものを発見した。当時の豪族の盛装や黄金嗜好も窺われた。石棺は緑泥片岩で組まれ、その内部は朱で塗られていた。[『江戸崎町史』より]
北西側から
その他の写真
訪問記[2003/04/28]
所在地稲敷郡江戸崎町佐倉。江戸崎共栄工業敷地内になって完全湮滅。
参考書