汐泊チャシ

概説山頂に周壕、丘陵の基部に土塁があるそうだ。かつてアイヌの太刀が出土したという言い伝えがあるが出土状況の記録も現物もないため信憑性の点で弱い
亀尾側からの遠景
訪問記[2001/6/18]橡の木神社の対岸と聞いていたのでまずはその神社へ行った。話好きな神職さんに橡の木神社(白木神社の別称)の神木、栃木の連理木についての他、いろいろと言い伝えなどをうかがう。橡の木神社の裏山まで函館から山道が続いており、かつては奥さん連中が息抜きに歩いて山越えしてきたとのこと。
[2001/8/20]前回の散策時には汐泊川を挟んで橡の木神社の対岸と思っていたのだが、間違いだった。橡の木神社の真東500mの所で、道道米原古川線を挟んだ東側の丘陵と言うべきだった。汐泊川に沿って台地の先端が突き出ている。
[2002/6/17]近くで畑作業をされているおばあさんに登り口を教えてもらう。丈は胸くらいだが笹の一種が鬱蒼と茂る中を掻き分け掻き分けしばらく登ったが、熊の寝床や糞が大量に散乱している場所を目にしてしまっては登城の気持ちは一気に萎えてしまった。ここまで来ながら残念!
所在地北海道渡島支庁函館市豊原
参考書