大和田館

概説 大和田集落の東端にあり、面積はおよそ1ヘクタールで現在役場の敷地になっている。南に一の瀬川が流れ、三方が低地で自然の要害となっている。現在堀と土塁が残っており、昭和31年役場新築工事の際、「抜穴」とみられる横穴が発見された。大掾氏家臣の居館と伝えられているが明らかではない。[『出島村史』より]
南側から
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  1. 本丸(現町役場)東側の土塁
訪問記[2002/9/23]役場庁舎東側に土塁があってそのさらに奥に竹藪が広がる。そこには堀があったと思われるが今は無い。そこから北へ向かうと深い堀が西へ向きを変えその先でさらに北へ向かい横矢を形作っている。堀のその先は最近埋められたと思われる地形になっている。
所在地霞ヶ浦町大字大和田。霞ヶ浦町役場の場所。
参考書『出島村史』