大鹿城

概説 城跡は、現在取手競輪場のある台地の尖端にあり楕円形の曲輪が周囲を土塁・堀で囲まれる形で存在した。大鹿城は戦国時代後期に築かれた城と推定される。おそらく大鹿は稲や高井と並んで、古くから開発が進められていたと推定される。近年まで存在した大鹿城跡は、その構造から戦国時代後半の構築と推定されるが、この城跡とは別に大鹿の開発拠点となった城館跡があったことは十分考えられるのである。[『取手市史』より抜粋]
台地北端(取手競輪場駐車場への入り口付近)
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  1. 城跡は一面競輪場駐車場になっている
訪問記[2002/10/7]きれいさっぱりと駐車場になってはいるが、駐車場から北側の住宅地へ降りていく土の階段の周囲にそれとなく城壁の雰囲気があった。
所在地取手市白山6丁目。取手競輪場のある丘陵。
参考書『取手市史』