概説 | 稲敷台地西側から江戸崎へ向かう3本の主要街道の内の中の道を閉塞する戦国土塁の一つ。二重堀の形態だったようだ。 |
沼里小学校の北側。土塁の断面 |
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訪問記 | [2000/10/17]東へ50m程離れた所にもうひとつ小さな土塁跡。道の反対側(南側)にも0.5メートル程の盛り上がりとして土塁の一部がわずかに残る。沼里小学校の敷地に消えてしまった部分は「見上げる程の土塁だった」とは阿見町の大竹先生談。小学校向い側の杉林の中には土塁と堀が残っている。さらに道から50mほど奥には横矢と思われる折れがある。折れの途中から2〜3mほどの高低差で落ち込む。この堀底道から上がってこようとする敵に対しては横矢を掛けやすいだろう |
所在地 | 稲敷郡江戸崎町沼田字二重堀2624-2外。沼田小学校の北東丁字路のところ。およびそこから50メートルほど江戸崎方向へ行った所に小さな土塁跡。道の反対側にも高さ50センチメートルほどの土塁の残存。 |
参考書 | 『阿見町史研究第3号』の付録図。 |