熊野山城

概説 高須賀城北方の丘を熊野山城と呼んでいるが、これは高須賀城よりも古い城で、高須賀の元屋敷と呼ばれている。熊の山には、いくつかの小規模古墳があり、また、畑の中からは弥生土器の破片などが出土することから、古い時代から人間が住んでいたと思われる。当初、熊の山に住んでいた人びとが、やがて高須賀に移り、その後、その一部が高良田に移ったと伝えられ、今でも高須賀を本田、高良田を新田と呼んでいる。[『谷田部の歴史』より]
南側の高須賀城方向から
訪問記[2002/12/16]高須賀城を目当てに来たのだが資料を忘れたためこちらは遺構を確認できなかった。熊野山城へ登ってみたが遺構はとくに見当たらなかった。
所在地つくば市高須賀。高須賀の永興寺北側の道を東へ420mほど行った左手(北側)の丘
参考書『谷田部の歴史』