木原旧館

概説 木原城の南のはずれにある遺構だがこれについての詳しいことはほとんどわかっていない。物見砦と書かれた資料もある。木原城の物見台だったということか。しかし、寺郭(永厳寺)との間には神田堀を含む谷津が入り込んで木原城とは隔絶されている。あるいは木原城と対峙するなんらかの施設だったのか?
国道125号線バイパス木原台交叉点から見る(写真の道は木原龍ヶ崎街道)
その他の写真
  1. 館南側の堀切
  2. 概略図
訪問記[2001/11/18]永厳寺の南側を取り囲む神田堀にそって入っていける。神田堀は今でも水が入って湿地帯となっている。館跡の周囲にはところどころに段郭・帯郭のような平坦部がある。南側の堀切は単純な直線状でなく郭側の東西両端が合横矢のように張り出して屈曲を持った構造になっている。
所在地茨城県稲敷郡美浦村木原。国道125号線木原台交叉点の北150mほどのところの丘。
参考書