亀熊城

概説 この亀熊城は、真壁氏が現在の真壁城を造る以前の本拠だったとの説が出されています(斉藤慎一)。この城は16世紀末期ごろ、真壁氏の本拠が真壁城だった時点に本格的な築城がなされたものでしょう。現在真壁氏に関連した城の中では規模が大きく、真壁城以外では、唯一本格的籠城を想定したものです。[『真壁町の城館』より]
主郭部は現在墓地と畑
    その他の写真
  1. 台地南端部の大土塁
  2. 南端部稲荷社下の水堀跡
訪問記[2002/10/27]主郭部は墓地になっている。その北側から西側にかけて堀が取り巻いているが西側はほとんど埋められている。また、主郭部の南方約100mにある土塁は長さ約30mで高さも数mはある大きなもの。また、その南側水堀跡には今も水が残っている。
所在地真壁郡真壁町亀熊字南館
参考書『真壁町の城館』、『重要遺跡調査報告書II(城館跡)』