陣屋敷城

概説 陣屋敷は陣城のことで、最前線に構築された臨戦体制の城である。[『御茶園遺跡』より]
 天正元(1573)年、佐竹義重軍が小田氏の支城である出島の宍倉・戸崎両城を攻略した事を期に、急遽陣城として築かれたと考えられる。
 弁天出丸は狼火台(または物見台)と考えられるようだ。
西側からの遠望
その他の写真
  1. 洞口(ほらぐち)といわれる虎口の土塁
  2. 弁天出丸への登り口
訪問記[2000/11/06]城域はほぼ美浦ゴルフ倶楽部になっている。
[2001/03/12]洞口(ほらぐち)といわれる虎口にある着到櫓跡や弁天出丸を見てきた。
所在地稲敷郡美浦村根本および根火。根本台城の南西側に接している。
参考書『御茶園遺跡』