概説 | 現在の新利根中学校の背後の丘陵上に、一盃城があったと伝えられている。東条氏の支城と考えてよいであろう。この城の東南にやはり大きな池があり、明治30年頃には多くの鳰(にお)が棲んでいたといわれる。この池水も近代に至るまで、柴崎地区の水田を潤す重要な水源であったろう。[『新利根村史(二)』より] |
南西側から(正面奥台地) |
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訪問記 | [2002/10/6]周囲からよいアングルで見ることができなかった。台地頂上に馬の牧場があったことを覚えているが、行ってみたら廃屋、雑草地になっていた。ここまで上がってくる道筋には住宅が並んでいるが、道の曲がりくねり方はお城への登城路の雰囲気がある。 |
所在地 | 稲敷郡新利根町柴崎。新利根中学校北側の丘陵 |
参考書 | 『新利根村史(二)』 |