概説 | 大形東村と井戸道には、谷津田に面した低地に数戸の家が並び、その前面の家と田の間には水堀を設け、裏手の台地上に堀と土塁をめぐらした小集落がある少領主の屋敷は、東村ではこれらの屋敷とは離れて、井戸道ではその一角に共存する敵の来襲があれば、家屋は焼かれるおそれがあるので、台地の方へたてこもる(避難する)ことになる。[『阿見町史』より] なお、「城砦集落」についてはこちらにまとめてあります。 ところで、ここ稲敷地方の『エ』が『イ』に転化する訛りの法則によれば、字名「井戸道」は「江戸道」の訛りなのでしょうか。 |
北西側からの遠景![]() |
訪問記 | [2002/4/15]阿見町史に縄張図が載っているがそれらしき土塁も堀も見つからない。こういう集落内の遺構は探しにくいです。 |
所在地 | 稲敷郡阿見町大形 |
参考書 | 「阿見町史」 |