端山西狼火台

概説 出島まで進出してきた佐竹を警戒して江戸崎土岐氏は霞ヶ浦南岸線一帯に防御線を構築していったが、狼火台ネットワークもそのうちの一つ。大山や馬掛で発見した異変を丘を越えたここ端山で受け、それを余郷入を挟んだ江戸崎側の鷲宮へ送り江戸崎本城へ急報したものと推定される。
江戸崎町鳩崎の鷲神社から余郷入を挟んで見た端山
その他の写真
  1. 端山西側の頂部。わずかに土塁の残存がある
訪問記[2003/03/03]端山には西側と東側に狼火台があったらしい。西側を見た直後から雨が降り出したため東側は見ていない。
所在地稲敷郡美浦村土浦字端山。
参考書