古渡城
(ふっとじょう)
概説
古谷城、藏前城ともいう。徳川家康の家臣山岡景久が古渡一万石を与えられ居城を築き、その後慶長八年(1603)丹羽長重が一万石で封ぜられるも元和八年(1622)陸奥棚倉へ移り廃城となる。
国道125号線側からの遠景
その他の写真
中央の畑の向う側は水堀跡か
知福院裏手には土塁と堀跡らしき窪みがある
弁財天周辺には土塁、堀跡らしき風景が点在する
訪問記
[2001/02/25]
土塁と思しき地形も畑となっていてはっきりした遺構はない。弁財天の脇に古渡城の説明板が立っていたことからして、この付近が本城跡なのだろうと推測する。
所在地
稲敷郡桜川村古渡字下宿
参考書
『稲敷郡志』